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カテゴリ:樹木
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[4]】はブナ科の植物です。第6回は、コナラ属のヨーロッパナラと思われる樹木です。青空にそびえるように伸びています。(2016年12月3日撮影)。
☆立川市の国立国語研究所前の正門からの並木に植えられている樹木です。ブナ科コナラ属のヨーロッパナラと思われます。ヨーロッパナラは、ヨーロッパから北アフリカの一部に原生する落葉高木です。高さは25~35メートル、時には40メートルに達することもあるそうです。 ☆樹皮は灰褐色で、やや深めに不揃いに割れています。木肌の色とコルク質の様子は、日本のコナラとクヌギに似ています。 ☆茎の途中からたくさんの小枝が伸びていますが、これは本来の樹形なのでしょうか。それとも、街路樹としてこのように仕立てたものなのでしょうか。 ☆葉はカシワの葉を小さくしたような形で、葉の形からブナ科コナラ属のヨーロッパナラではないかと考えました。 ☆深い切れ込みがある葉は、ほとんど無柄です。 ☆木の根元には、コナラに似た長楕円形の堅果(ドングリ)が落ちていました。 ☆他の木の根元にも、ドングリが落ちていました。長径は2~2.5センチで、1.6~2.2センチのコナラのドングリよりは、大きいサイズでした。ヨーロッパナラは、春の中頃に開花し、その年の秋には果実が熟すそうです。 ☆ヨーロッパナラの名は、文字通りヨーロッパ産のナラの木でしょう。 ☆資料不足なので、今後とも継続して調べていくことにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.16 05:38:26
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