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しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.09.17
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カテゴリ:樹木
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[4]】はブナ科の植物です。第7回は、クリ属のクリです。(2012年9月30日撮影)。
  • クリ01.JPG

  • ☆クリは、ブナ科クリ属の落葉高木です。樹高は17メートルにも達し、枝が多数分枝して大きな樹冠を作ります。栽培品種の原種は、北海道(石狩・日高地方以南)から九州の山野に自生し、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれるそうです。(2014年6月13日撮影)。
  • クリ02.JPG

  • ☆クリの葉は互生で、長楕円形ないし長楕円状披針形で、先は尖っています。葉の表面は濃緑色で、やや光沢があり、16~23対の側脈があります。縁には鋭く突き出した小さな鋸歯があります。(2013年6月2日撮影)。
  • クリ03.JPG

  • ☆クリは雌雄同株・雌雄異花で、花期は6~7月、新枝の葉腋から長さ10~15センチの尾状花序を出します。クリは、花序につくほとんどの花は雄花で、下方に1~2個の雌花がつきます。(2017年7月4日撮影)。
  • クリ04.jpg

  • ☆クリの雄花です。雄花は無柄で、半円形の苞の脇に7個ほどが集まってついているそうです。(2012年6月4日撮影)。
  • クリ05.JPG

  • ☆1つの花の雄蕊は約10本で、長く突き出ています。(2013年6月2日撮影)。
  • クリ06.JPG

  • ☆花序の基部に咲く雌花です。雌花の子房が、緑色の総苞の中に3個ずつ入っており、受粉するとクリの実になります。(2015年6月2日撮影)。
  • クリ07.JPG

  • ☆雌花の総苞は、花の時期には直径3ミリほどの球形で、外側は先端が鋭い披針形の鱗片で覆われています。雌蕊の花柱は、長さ3ミリほどの針状で、9~10本が総苞の外に突き出しています。まわりの総苞片は、成長するに伴って針状に尖ったイガになっていきます。(2015年6月2日撮影)。
  • クリ08.JPG

  • ☆クリの堅果は、開花から3~4か月後の秋に熟します。総苞は熟すと球形で、長さ1センチほどのトゲを密生します。総苞は4つに分かれ、中にある1~3個の堅果が顔を出します。(2012年9月30日撮影)。
  • クリ09.JPG

  • ☆クリ(栗)の名は、落ちた実が石のようであることから小石を意味する古語「くり」に由来するという説や、朝鮮語の「クル」に由来するという説もあるそうです。(2013年10月10日撮影)。
  • クリ10.JPG

  • ☆クリの花言葉は、「贅沢」「豪奢」「満足」「公平」「豊かな喜び」などだそうです。「贅沢」「豪奢」は、かつて高級品であったことに由来するそうです。





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    Last updated  2018.09.17 06:07:11
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