|
テーマ:楽天写真館(356018)
カテゴリ:山野草
☆7月30日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(11回目)に行きました。その内容の続きです。キジョランの花です。花冠は5つに分かれています。花冠の内側に副花冠があるようですが、詳しいことはわかりません(2022年7月30日撮影)。
☆キジョランの花期は8~9月で、葉腋に散状の花序を作ります。今年は、少し早く開花し始めたようです。 ☆3年前の2019年は、11月初めの開花でした。 ☆冬には果実が割れて、白い種髪がついた種子を飛ばします。今年こそ、果実とともに先に白い種髪がある種子を観察したいと思います。 ☆キジョランについては、2019年11月21日の日記で紹介しました。 ◎キジョランの花(2019年11月21日の日記)。 ☆道端で、見かけたことがない花が咲いていました。調べてみると、サルトリイバラ科サルトリイバラ属のシオデでした。シオデは、北海道から九州の山野に生え、茎はつる状に長く伸びます。 ☆まるで花火が広がったかのように見えます。シオデは雌雄異株で、葉腋から散形花序を出します。これは雄株の雄花序です。 ☆雄花の花被片は6個で長さ4~5ミリの披針形、花被片は後ろに反り返っています。6個の雄蕊の先にある葯は線形で鉤形に曲がっています。 ☆ シオデ(牛尾菜)の名は、アイヌ語の「シュウオンテ」に由来しているそうです。漢字の「牛尾菜」は、芽生えの時期の形が牛のしっぽに似ていることから、中国で付けられたものだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[山野草] カテゴリの最新記事
|