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テーマ:読書(8449)
カテゴリ:山田詠美
私は20年以上の詠美信者です。
20代の頃は 途中詠美さんから去った事もありますが、 やはり徘徊の末、 私にとっての小説とは、 山田詠美 しか指さないのだとわかりました。 ジェントルマン、 さっき読み終わりました。 私も密かに物書きを目指す端くれですが、 詠美さんの本は 読み終わる度に 自分の才能にがっかりするやら 落ち込むやら 天才ってこういう人の事をいうんだ…と、思います。 初めてベッドタイムアイズを読んだ後の 衝撃よりももっと重く、 太宰の「人間失格」を読んだ後のような気持ちです。 詠美さんの本は、 内容的に ゲイの世界であったり、 SMの世界であったり いわゆる「普通」の人達には 「そこ」しか突っ込みどころがないでしょうが、 「そこ」しかわからない輩は、 永遠にそこだけ突っ込みなさい♪ ていう感じの作家としてのポリシーも好きです。 久々に詠美さんらしい作品だと思います そして最大の魅力は 「映像化に困る」であろう事 簡単にドラマ化出来ない、 それこそが 作家なんだと私は思ってます。 ペンが映像に勝つのは、 文章力しかないですから 【送料無料】 ジェントルマン / 山田詠美 ヤマダエイミ 【単行本】HMV ローソンホットステーション R お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月17日 14時49分59秒
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