「さくら」西加奈子著
さくら [ 西加奈子 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより)ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていたー。・・幸せな長谷川家の前半おかあさんが、三才の娘に説明する ”せっくす”の話 母を愛する父、みんなに愛されて生まれてきた妹。愛を語る母、愛を知る兄、兄を愛する妹自慢の兄が 交通事故に合い 車椅子生活の中途障害者に笑顔が消えてしまった兄そして兄の自殺家族が壊れていく 過食の母、ひきこもる妹、家出する父・・・ 苦しいそれがラストで、愛犬さくらが生死???体調を崩し家族みんなで「さくら」の復活をのぞみ大晦日の晩の右往左往を通して 長谷川家の復活・・・・西加奈子さん、面白い本を書くなぁ最近のち~やんは、台風による低気圧にも体調を崩さず落ち着いています。9月になり、夏休みも終わり日常生活に戻る 我が家