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カテゴリ:北京散策
★うちの近所は
昔胡同を取り壊して 現代的建築(つまりマンション)に 変えていったせいか マンションの庭の中に 著名な故人の居住があったり (入場料は取るが一般開放している) 商店街の中に 突如として でも溶け込むようにお寺があったり 裏路地に行けば修復中の廟らしきもの など 名所旧跡に簡単に出会えてしまう。 ここも繁華街の中にあるけど 素敵なところだな~と 前々からずっと気になっていた。 なんだかとってもいい感じ。 この間は外国人が三脚持って 写真とってたくらいだから たぶん外国人的には 思わずカメラに収めたくなるくらい 惹かれるものがあるここが 何か知りたくて ある日プレートらしきものを見ると 「火徳真君廟」 とのこと。 ネットで調べてみたら ここの花市火徳真君廟とは 明代から続く廟で 俗称を火神廟といい 北京で多かった火事を防ごうとして 祭られていたらしい。 かつでは参拝や廟会(縁日)など 栄えていたみたいだけど 今は静かにそのたたずまいをみせるのみ。 北京には昔、ここ花市の火神廟をはじめとして 幾つかの火徳真君廟が存在したが 現存しているのは少ないみたい。 ここも 山門や正殿等もあったらみたいだけど 今はこの廟のみが残っている。 ふ~ん でも入れないんだ~ 残念 と思っていたら びっくりしたことに 今まで閉じていた大門が GW頃に いきなり開放してて なんと 図書館になってた~ 信じられない思いで ちょっと唖然としながらも 中に入ってみる。 左手から入り お荷物はこのロッカーにお預けください 中は完全なる四合院建築 庭を囲むように 東西北に3つ図書室(屋敷???)がある 一番真ん中の図書室をのぞいてみると 本当だ... 本がいっぱいある... 本当に図書室だ... 石碑が立つ寺院式建築の中には ちゃんと盗難防止のバーみたいなものが立ってる~ 所狭しと並ぶ蔵書の数々 朱塗りの柱が格別 雑誌やいろんなジャンルの書籍があったり 日本語学習だけでなく 他の外国語学習用の教材があったり 意外と豊富。 ただ どれもちょっと古い??? 雰囲気的には 図書館と言うより 古本屋さんのよう。 両サイドの建物は 西側は蔵書の選択収集をする部門 東側は貸し出しカードを作成する処と 子供用書籍の図書室 どれも 建物は寺院建築のままで まるでお寺にいるみたい。 背にしているのはマンション群 見えないけど左手にデパートが う~ん 古い建築物を再利用? まさにリユース? 修復して また寺院や名所旧跡として 活躍しているのは 見たことあるけれど まさか図書館になろうとは 思いもよらなかった~ その発想がすご過ぎ でも北京は いたるところに名所旧跡があるから こういう利用法が出来るのかもね。 ちなみに 日本のPasumoやSuicaような 「一ka通」を貸し出しカードとして利用し 借りる本の種類によって 貸し出し期間やデポジット(←ここがとっても中国的)が 異なるらしい。 首都図書館をはじめ ここの祟文区、朝陽区、東城区、西城区とも 貸し出しネットワークがつながってるんだって。 意外と現代的。 ここはタダだし ふらふら散歩しながら 何気なーくのぞいて見るのに いい感じ。 中国の伝統的な寺院建築物なので 記念撮影にも適してて(笑) ここの通りは 意外と面白いものがたくさんあるので また徐々にUPしていく予定です。 ☆花市火徳真君廟 図書館 住所:西花市大街113号 火神廟内 開放時間:毎週火~日 10:00~17:00 ※ちょっと遠くには新聞も読める閲覧室があるらしい ☆本日の最高気温31度 最低気温24度 今週は晴れ間が多いといいな 三伏貼の中伏(加強)期間の始まり また3日間朝貼りに行かないと もっと北京情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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