カテゴリ:私のこと
とうとう子どもがイヤイヤ期に突入して、以前にも増して大きな声でしかることが
多くなりました。 最初は諭すように穏やかに言っていても、何度も何度も同じことを繰り返されるうちに だんだん声を荒げるようになってしまう私。 「まったくもう」とか「何度言ったらわかるの」とか言っている自分も嫌になってしまう 言葉ばかり、いらいらした口調で言ってしまいます。 これじゃいけないな、と勉強のつもりで生協で紹介されていた を購入、まだ読み始めたところです。 でも読んでいるうちに苦しくなってしまいました。 以前、 を読んだときにも同じ状態になって、1週間ほど落ち込んだことを思い出しました。 このようになって、子どもがこういう状態になったら不幸なことです、とか このように子どもが考えているとしたら、先々自分を好きになれないでしょう、とか その「こうなっていたら不幸」と言われていることにあまりにも自分が当てはまっていて 実家にいた頃の自分を思い出してつらくなるのです。 恥ずかしい話ですが、親子の縁を切ってもいいと思うまでに思いつめて、30半ばを過ぎて 積年の思いを母親にぶちまけた私です。 あまりにも苦しくて苦しくて、自分が生きていく価値のない存在に思えて仕方なかった。 これ以上母親に好き勝手なことを言われたら、生きていけないと思っての行動でした。 そこで切れた(かに思えた)親子の縁をつないでくれたのは、私に宿ってくれた新しい命。 やっと母と少しずつ話ができるようになって、母自身、私に甘え続けていたこと、 責め続けていたこと、自分の理想を押し付けていたことを認めてくれるようになりました。 そうやって、「本当に悪かったね、ひどいお母さんだったね」と言ってもらって 過去を許そう、忘れよう、自分で乗り越えよう、そう心に決めたはずなのにそれでもまだ ホンの小さなきっかけで過去のつらさがよみがえります。 夢に見てうなされます。そして目が覚めてから落ち込みます。 40近くなってもまだ未熟な私です。 未熟ものの私。 母からされた嫌なことはしない、言われて傷ついた言葉は口にしない。 これは子どもが生まれたときに自分に誓ったこと。 これだけは絶対にしない努力を忘れないでいきたい、そう思っています。 どうかこの先も、柔らかな子どもの心を守っていけますように。 子どもが自分のことが好きでいられますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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