|
テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:子育てあれこれ
うちの子供たちを見るたびに、ぜいたくなガキどもやのう、と思います。
なにがぜいたくかといって、あやつらは外では極めてまともにしてますが、家では怒りも悲しみもぜーんぶ出したいだけ出していることです(^^; とてもじゃないけど、そんなのは僕が子供の頃には許されなかったな~。こちらが泣いたり喚いたりすると親が不機嫌になるので、これはいけないことなんだとあるとき気づいて、自分の感情にフタをし理屈で自分をなだめすかして、ネガティブな感情に陥らないよう気をつけながら大きくなりました。 だからこそ、自分が親になって子供がかつての自分と同じように、ネガティブな感情を表現しはじめると、なーんかイライラしてそれをやめさせたくなってました。多分、親とおんなじ感情パターンが身に付いてしまってるというのと、子供時代に表現させてもらえなかったつらさがこみあげてきそうでこわいんだと思います(折角フタをして見ないようにしてたのに!)。 これまでいろんなことやって、親との関係がスムーズにいくようになったり、自分が楽になるにつれ、子供の泣いたり喚いたりもだいぶ許せるようになってたんですが、極めつけは11月に広島でやったサムスカラシュッディ。 思いっきり怒ったり泣いたり恐がったりするのがこんなに気持ちいいなんて!というのが、骨身にしみてよくわかったので、目の前で子供がギャースカ言ってもほとんど平気になりました。 ※100%でない部分は、まだ僕の中に出し切れてない何かがあるということです むしろ、子供がそうした感情をどんどん出してくれるのが嬉しくて、気持ちいいだろうなあ~と思いながら、できるだけそれをやめさせないように心を配るようになりました。そうした意味で、子供がギャースカやってる最中に理屈で納得させるのは明らかに逆効果で、そういうのは、子供が落ち着いてて、親と一体感を持って話ができるときにした方が効果的ですね。 少年の凶悪犯罪というのが年々増えてるそうですが、そういう犯罪を犯す少年というのは、いわゆる“いい子”が多いというのはよく聞く話です。親の前ですら感情を上手に表現できないとすれば、他人に心を開くのはなかなか難しいでしょう。逆に、“どんな自分でも親には認めてもらえてる”という感覚を心の深いところで持っていれば、子供はどんどん輝いていくと思ってます。 もし自分の子供や家族、身の回りの人のネガティブな感情が気になって、それをやめさせたいと思う気持ちが出てくるのなら、それは相手の問題ではなくて自分の問題です。まず自分がどこかでそれをやって、例えば怒るってこんなに気持ちいいんだ~っての味わってみることをおすすめします。自分でそれがわかれば、ぜひ相手にも徹底的に怒ってもらって、この気持ちよさを体験させてあげようって思いますって!(笑) それにしてもうちのガキどもは。。。。 息子の方は、小さい頃に親がまだ甚だしく未熟だったせいもあり、つい“いい子”をしてしまって自分の感情を理屈で押さえ込もうとする場合が散見されますが、娘にいたってはもうなんと申しましょうか、親の前では何でもありです(苦笑) イヤなものはイヤ!と言うし、「お父さんもお母さんも嫌い!みんな出てって!」とか、親に取っ組み合いをしかけてくることもしばしばです(^^; それらを、こちらがニコニコしながら見守ってると、子供もやがてスッキリするようで、ぱっとスイッチが切り替わって、いきいきとした表情に変わります。この辺は子育ての醍醐味であるとともに、見守るといういい練習にもなりますね~。また、見守れない自分はどんな自分なのかに気づくチャンスでもあります(^o^)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子育てあれこれ] カテゴリの最新記事
|
|