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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:映画
一日3食すべてハンバーガー。しかもそれを30日間繰り返したら? 監督自らが被験者となり実験開始。彼の身体には驚くべき異変がおこるのだった―
世界一の肥満大国となった母国アメリカの食の乱れに警鐘を鳴らしたモーガン・スパーロック主演・監督は、自身の健康を犠牲にしながら、いかにファストフードが体に悪いかを証明してみせる。 約束の30日間でみるみる太っていく体と、内臓疾患を抱えながら、過酷な実験をやり通す態度は称えたい。結果、マックが少なからず変わったという事実も、ただのおバカ映画でないことの証だ。 食に対する考えや態度が変わる衝撃。 日本の子どもたちは、手作りの栄養たっぷりな給食が食べられて幸せだ。アメリカの学食なんかポテトにスナック菓子にコーラーだもの。毎日これでは吐きそう... 「美しく青きドナウ」をバック・ミュージックに肥満治療の一環として胃のバイパス手術をファンタジックに見せるあたり、かなりシュールでブラック。 食の欧米化が進むなかで、野菜と日本食がいかに健康に優れているかを知ってありがたい気持ちになるかも。そしてマックへの足は遠のくばかりで...かれこれ7~8年マックを食べていないことが自慢になりつつある今日この頃。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督・製作・脚本・出演 モーガン・スパーロック 製作総指揮 J・R・モーリー ヘザー・M・ウィンターズ 撮影 スコット・アンブロジー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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