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カテゴリ:アメリカ映画
“コーヒー”と“タバコ”をめぐる11のエピソードを綴った短編集。個性溢れる俳優やミュージシャンが集い、コーヒーを飲みながら、あるいはタバコを吸いながら、とりとめのない会話を繰り広げてゆく。 コーヒーと煙草。この組み合わせがたまらないという人もいれば、許せない人も、タバコだけは嫌いだという人もきっと色々。 タバコを吸わなくなってから3年経ちましたが、コーヒーとタバコ、お酒の席でのタバコ、気持が荒れ狂ってる時のタバコ、真剣に語り合う時ついつい手が出るタバコ... と、まだまだ誘惑に駆られることがあります。 体に悪いから止めたわけですが、有無を言わさず吸いたくなる瞬間が年に数回はある...わたしにとっては、止めても嫌いにはなれないものです。 元ネタになったのは、80年代のテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』なんだそうです。 ベニーニ主演の一作目「変な出会い」が、映画でも最初の話として登場。 後10年に渡る11作をまとめた短編集です。 「変な出会い」右・ロベルト・ベニーニ 左・スティーヴン・ライト モノクロの映像が、シュールな世界にぴったり。 一癖も二癖もある役者陣の会話の魅力、同じ空気の中にいるみたいに楽しめます。 居心地悪さや、奇妙な時間を共有しながら、タバコの旨さコーヒーの不味さまで感じとれるよう。 「カリフォルニアのどこかで」右・トム・ウェイツ 左・イギー・ホップ ジム・ジャームッシュ監督作に登場する、ロベルト・ベニーニ、トム・ウェイツは「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」からお馴染みのせいか、登場するだけで嬉しくなる感じでした。 先日の「ダ・ヴィンチ・コード」に出演していたアルフレッド・モリナも、ジャームッシュ作品に何度か顔を出している役者さんだそうで、9話目の「いとこ同士?」はなかなか面白かったです。 芸達者な方ですね~ 「幻覚」 GZA・RZAとビル・マーレイ ビル・マーレイは私が最近勝手に注目しています。 子どもの頃の「ゴーストバスターズ」が懐かしい彼は、「おつむて・ん・て・ん・クリニック」で役者さんとして惚れ直し「ロスト・イントランスレーション」でも素敵な壮年の紳士役が魅力的でした。 こちらも可笑しな可笑しな男を好演しています。 どれも楽しめましたが、中には「?」なものも... それでもコーヒー&シガレッツに少しでも喜びを感じる方には、楽しめるオムニバス映画なのではないでしょうか。 写真にはありませんが、ケイト・ブランジェットがひとり二役で登場する「いとこ同士」、それから最後のお話「シャンパン」(ビル・ライスとテイラー・ミード)も良かったです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督・脚本 ジム・ジャームッシュ Jim Jarmusch 製作 ジェイソン・クリオット Jason Kliot ジョアナ・ヴィセンテ Joana Vicente 出演 ロベルト・ベニーニ 、スティーヴン・ライト スティーヴ・ブシェミ 、イギー・ポップ 、トム・ウェイツ ジョー・リガーノ 、ヴィニー・ヴェラ アレックス・デスカス 、イザック・ド・バンコレ ケイト・ブランシェット 、アルフレッド・モリナ スティーヴ・クーガン 、GZA 、RZA ビル・マーレイ 、ビル・ライス 、テイラー・ミード お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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