2222642 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2011.10.20
XML
カテゴリ:アメリカ映画

327942_01_03_02.jpg


  街ゆく人にもらった筆記用具で絵を描いて暮らすジミー・ミリキタニは、カリフォルニア生まれの広島育ち。
18歳でアメリカに帰国するも、第二次大戦がはじまり、若い日々を日系人強制収容所で過ごした。
戦後、長く住み込みで働いていたが、市民権を放棄したため社会保障がなく、いまではニューヨークの路上アーティストとなってストリートで暮らしている。


327942_01_04_02.jpg


911のテロをきかけに、監督が保護するかたちではじまったアパートでの共同生活は、ミリキタニ氏の思いがけない人生のドラマを引き出していった。
かつての同僚との再会や、ミリキタニ(三力谷)姓の詩人との接触、80年の数奇な半生を辿る旅。家族や自分やHOMEを取り戻していくまで――。これぞ本物のドキュメンタリー。


327942_01_05_02.jpg


かつて画家を志していた孤独な老人が、時代のうねりに飲み込まれていった80年という時の歴史を、いま改めて振り返ると、そこには思いがけないほどのドラマと、ひとりの人間が生きた証のような、深い轍が見えてくる。

憎しみに染まった過去は昇華されて、老アーティストはあたらしい人生を歩みはじめた。
それが、ハッテンドーフ監督の興味からはじまり、審美眼と行動力とをへて、類稀なやさしさによって開かれたことが、なにより素晴らしい。





  監督  リンダ・ハッテンドーフ
  製作・撮影  リンダ・ハッテンドーフ  マサ・ヨシカワ
  音楽  ジョエル・グッドマン
  出演  ジミー・ツトム・ミリキタニ  ジャニス・ミリキタニ  ロジャー・シモムラ

  (カラー/74min)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.10.23 09:32:55
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X