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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:アメリカ映画
アカデミー賞特殊効果賞受賞作。SF作家H・G・ウェルズの小説を映画化。ある日、カリフォルニアの山中に隕石が落下、それを機に火星人が地球に襲来。円盤から放射される熱光線など、圧倒的な力の前に人類はなす術が無いと思われたが・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨年劇場公開された「宇宙戦争」とは、ずいぶん違うところがありましたが、半世紀前の映画とは思えないほど内容も映像も進んでいて驚きました。 2005年版は劇場へ行ったのにラストシーンだけ見逃したままなのですが、こちらで観たラストのオチはなかなか面白いです。 世界最小のものが火星人を…… 2005年版もこれと同じオチだったのでしょうか。 レンタルしてきてラストを観なくちゃ。 主人公が隠れた地下室に、宇宙人が侵入してくるシーンなどはリメイクと同じで、その造形が50年経ってどれほど変わったかを比べてみるとまた楽しいです。 廃墟と化した市街地、暴徒の群、終末感もちゃんと味わえます。 上の写真が主人公のふたり。 学者クレイトン(ジーン・バリー)と、現場で知り合った科学者シルヴィア(アン・ロビンスン)。 この二人が、リメイク版では父親と子どもたち~という父子家族なのも時代を象徴していますね。 宗教的なこちらに比べると、リメイク版ではあまりそれを感じませんでした。 この作品単品だけでは、物足りなさを感じてしまうかもしれないので、見比べながら倍楽しむのが良いかもしれません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 バイロン・ハスキン 製作 ジョージ・パル 原作 H・G・ウェルズ 脚本 バー・リンドン 出演 ジーン・バリー 、アン・ロビンソン 、キャロリン・ジョーンズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.29 18:07:33
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