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行きかふ人も又

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2006.08.17
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カテゴリ:映画

たった今、離婚の成立したジルとマリオン。ふたりのターニングポイントとなったある時々のエピソードを、時間を遡りながら描いていくミステリアスなラブストーリー。

恋人同士とは少し違う夫婦間の関係。肌を重ねあうべきときそうしなかった二度のエピソードは、始まりで嫌がる妻を無理矢理抱いた、夫ジルの行動への伏線となっていきます。
過去に遡ったある時のディナーと、さらに新婚初夜のエピソード。重なりあうべき時そうしなかった、ほんの些細な二つの出来事―。現実でも、小さなすれ違いの積み重ねが、夫婦間に修復不可能な溝を芽生えさせるのかもしれない。
二つ過去に遡った出産の時のエピソードは、女としてはかなり衝撃でした。突然の妊娠異常で、マリオンは未熟児を出産するのですが、支えになるどころか彼はその場から逃げ出してしまう...

やるせないのは、瑞々しい出会いが冒頭の離婚へと至ること。恋の移ろいやすさが虚しくて脆くて、ふたりにはなにが欠けていたのだろう。。思いやりか、一度ずつ犯した過ちか、本当は愛ではなかったのか。
ある一点では上手くいっていても、次の時点でもそうであるとは限らない、人間関係の不安定さに、絶対はなにだと改めて思う。自由な社会になればなるほど離婚が増えるけれど、夫婦関係を保っていくのは、けっこう大変なことなんじゃないだろうか。
自分の結婚生活を、見直してみたりする。

 
†   †   †


監督 フランソワ・オゾン
製作 オリヴィエ・デルボスク 、マルク・ミソニエ
脚本  フランソワ・オゾン
     エマニュエル・ベルンエイム
音楽  フィリップ・ロンビ
出演  ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ  ステファン・フレイス  ジェラルディン・ペラス
    





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Last updated  2013.12.29 23:23:18
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