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カテゴリ:アメリカ映画
ハイテクを駆使し様々な時代を体験できる巨大遊園地デロス・ランド。その中の西部世界を再現したセクションで突如ロボットの反乱が起きる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ SF作家であり、本作で初めて自身の原作を映画化したマイケル・クライトン。 この方は「ジュラシック・パーク」シリーズの原作者であり、最近ではドラマ「ER」の製作総指揮をしてらしたようです。 ロボットの反乱をテーマとした作品は幾つか作られていますが、テーマパークでのパニックものでは「ジュラシック・パーク」がかなりインパクトあるものでした。 その原点がここにあります。 拳銃には体温感知システムが。ロボットと安全にリアルに撃ちあいできるばずだったが… ハイテクを駆使し、古代ローマ・中世・開拓期西部の三つの世界で実生活を体験できるテーマパーク‘デロス’。 そこでにわかに機器に異変が見られ始めるのですが、テーマパーク側はトラブルを知りつつ閉鎖を拒み、完璧に制御されていたはずのデロス内は次第にパニックに陥ります。 人間そっくりに作られたロボットたちは、やがて制御不能と化すのです。 静かに不気味に忍び寄ってくる、危機の兆しと閉ざされた空間で起こる恐怖感はなかなか。 管制室の技術者たちは閉じ込められ、三つの世界ではそれぞれにロボットが暴れだし、殺し合いを始めます。 休暇気分で訪れていた主人公ピーター(リチャード・ベンジャミン)は、開拓期西部でガンマン(ユル・ブリンナー)に執拗に命を狙われるはめに…! 客に撃たれるたび修理されるガンマン(ブリンナー) ユル・ブリンナー演じるロボットの物言わぬ怖さは見所。 どこまでも追ってくる恐怖に、最後まで息が抜けません。 反対に、主人公とその友人ジョン(ジャームズ・ブロリン)の存在感は薄め。 始めはどちらが主人公なのかわからなかったし、完全にブリンナーに圧倒されている感じでした。 「ジュラシック・パーク」のようなパニックものがお好きな方にはおすすめできそうです。 地味ですが独特な雰囲気のある作品でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 マイケル・クライトン 製作 ポール・N・ラザルス三世 脚本 マイケル・クライトン 音楽 フレッド・カーリン 出演 ユル・ブリンナー 、リチャード・ベンジャミン ジェームズ・ブローリン 、ノーマン・バートールド アラン・オッペンハイマー 、ヴィクトリア・ショウ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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