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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:アメリカ映画
ボストンで、突如としてペースメーカーを身に付けていた32名の人々が一斉に突然死を遂げた。シカゴ大学の地球物理学者ジョシュは、一連の不可解な異常現象を分析し、地球の“コア”の回転が停止していることを突き止める。それは、磁場のなくなった地球が太陽光線をまともに受け、1年以内に焼き尽くされることを意味していた…。 リアルタイムで観始た、久しぶりの地上波映画です。 かなり微妙ではありましたが最後まで鑑賞。ちょっと長いです。 こういった地球滅亡映画は数あって、隕石が理由となることが多いですね。 こちらは問題が核にある――という、少し違った角度の作品です。 宇宙へ飛び立つかわりに、地下へ潜る。 宇宙の映像は見慣れていても、地底、マントル、核と、未だ見ぬ要素があるのは、いいところであったのかもしれません。 ただ向かう先が何千℃というものすごい温度では、シャトルは特殊合金で覆われなければならず、見える景色はコンピューター画像のみ。 リアリティが欠ける中で、またひとりと減っていく乗組員たち、自己犠牲、俄かな核の肯定など、ありきたり過ぎる展開を辿っていきます。 マントルの中に巨大なダイヤや水晶があるなんて、考えたこともなかったけれど、ありうる話なのでしょうか・・・ 詳しい方には突っ込みどころは山とあることでしょう。 核弾頭を打ち込んで、止まったコアの回転を復活させる―― それにしても、命がけの任務中に、そのコアを停止させたのが乗組員の一人と知った時には、少なからず唖然としました。 仲直りしちゃえるものだろうか・・・ CGのしょぼさや、内容がありきたりなのが理由ではなく、これで2時間越えは長い。 「ミリオンダラー・ベイビー」でムキムキだったヒラリーの普通の演技と姿が見られたのは収穫。 主人公の友人役で、久しぶりにチェッキー・カリョを見られたのは嬉しかったです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 ジョン・アミエル 製作 ショーン・ベイリー 、デヴィッド・フォスター クーパー・レイン 脚本 クーパー・レイン 、ジョン・ロジャース 音楽 クリストファー・ヤング 出演 アーロン・エッカート 、ヒラリー・スワンク デルロイ・リンドー 、スタンリー・トゥッチ チェッキー・カリョ (カラー/134分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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