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2009.02.16
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カテゴリ:アメリカ映画

 ゴールド・ラッシュに湧く西部劇を舞台に、土地の証文をめぐり、3兄弟と無法者たちが乱戦を繰り広げる。クライマックスの暴走列車の乱闘とギャグが見もの。 (「映画大全集」より)


 マルクス兄弟の映画ははじめて。
ベタベタな始まりにどうなることかと思ったけれど、先へゆくほど面白くなってきて、終盤は爽快だった。

次男ハーポが奏でるハープと、長男チコが演奏するピアノはとても聴き応えがあって素晴らしい。マルクス兄弟作品の見所のひとつなのだそうだ。
これほどの技術があるなら、違った趣の作品が撮れそう。今回は西部劇ということで演奏シーンを挟むのが難しかったのかもしれないけれど、音楽をもっと取り込んだ作品があったらきっと楽しいだろうなぁと思った。
次回はこちらも手元にある『マルクス兄弟オペラは踊る』を見てみよう。

20071122_55237.jpg

ギャグは古いというか寒いというか(笑)
どうにも笑えないものが多いけど、これが時代というものか。
サイレントのほうがよほど笑えてしまうことを考えると、時代や技術が進むほど、笑いは難しくなっていくということなのかもしれない。
サイレントでの笑いは普遍でも、トーキーのギャグには、かなしいかなシビアに反応してしまう。


 

監督 /エドワード・バゼル
脚本 /アーヴィング・ブレッチャー
音楽 /ジョージ・ストール
出演 /グルーチョ・マルクス  ハーポ・マルクス  チコ・マルクス  ジョン・キャロル

(モノクロ/81分)







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Last updated  2009.02.17 17:25:41
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