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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:アメリカ映画
当時、日本での劇場公開はなかったようです。 CGに頼らないファンタジーが、ほのぼので、古き良き時代を思わずにいれない良作。『死ぬまでに観たい映画1001本』に選ばれています。 内容は有名なので割愛させていただきますが、リメイクに比べて貧しさは切実。 ダブルベッドで向かい合って寝る4人の祖父母からは、ほんとうの悲愴感が漂うカンジ。 着てるものも汚れてて、リメイク版の楽しい寓話のような世界とは違います。ただ、心がキレイな子が幸せになる!というメッセージ性だけは変わりません。 ワンカ(=ウォンカ)を演じたジーン・ワイルダーは、お人形のようなジョニデと比べてしまうと地味だけど(笑)わたしは好きです。 意地悪なガキンチョ、食いしん坊、ゲームオタクならぬTVオタク、ガムを噛み続ける少女・・・みんなひとりずつ脱落していったあとで訪れるチャーリーの幸せは、ほんわか温かなハッピーエンドなのでした。 ちなみにCGじゃないウンパルンパたちの歌と踊り、存在感も抜群でした。 役者さんとして在る、体の小さな男優たちの熱演は、やはりリアリズムに勝り雰囲気作りに一役買ってます。 改めて思うのは、ティム・バートン監督が手がけると、キッチュでダークな物語になるのだ!ということ。 監督/ メル・スチュアート 原作/ ロアルド・ダール 脚本/ デヴィッド・セルツァー 音楽/ ウォルター・シャーフ レスリー・ブリッカス アンソニー・ニューリー 出演/ ジーン・ワイルダー ピーター・オストラム ジャック・アルバートソン (カラー/100分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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