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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:アメリカ映画
ロサンゼルス。売れない作家ジャクソン(ジョン)は、別れた妻のもとに暮らす子供たちと久々に再会し、イエローストーン公園までキャンプにやって来た。 しかし、そこで彼は、政府が隠す重大な秘密を知ってしまう。間もなく地球は壊滅し、政府は終末の日までに、人類救出の策を企てているというのだ―――。 ローランド・エメリッヒといえば、パニック・ムービー。 『デイ・アフター・トゥモロー』『インデペンデンス・デイ』を凌ぐ最新作は、本人をしてこれ以上のディザスター・フィルムは作れない! と言わしめた超ド迫力のSF大作。 パニック・ムービーは映画館で見るべき。 矛盾、突っ込みどころをあげればきりがないけれど、迫力やドキドキや感動を映画に求めていた、子どもの頃の懐かしい感覚そのままに、ただただ無条件に楽しめてしまう。 離婚した家族に、尊い犠牲に、お涙頂戴。定石どおりですがなにか? と開き直りの二番煎じ。 それでも、まるで絶叫マシーンに乗っているかのような迫力を楽しめるのだから、ある意味アトラクションのようにして映画館で体験するのが一番。 大洪水に大地震、大津波に大噴火の、未曾有の大惨事。 呆気にとられるほどのすごい映像が盛りだくさん。たしかに、これ以上の進化はないのかもしれない。 ちなみに鑑賞中、最後まで主演男優の名前が出て来なかった・・・(汗) いまだ、彼とケヴィン・スペイシーと、ロバート・ウニー・Jrを見間違ってしまう自分に喝。 主演はジョン・キューザックでした! 救済の場は中国で、希望の台地はアフリカ大陸、陸地はひと繋がりとなる―――。 暗示的なラストは、未来へ込めた希望のようだ。 高度な天文学・数学の知識を持って栄えたマヤ文明の暦には、2012年12月21日を最後に記述がない。 物語は、このマヤに関する終末説からきているのだそうだ。 監督/ ローランド・エメリッヒ 脚本/ ローランド・エメリッヒ ハラルド・クローサー 撮影/ ディーン・セムラー 音楽/ ハラルド・クローサー トマス・ワンダー 出演/ ジョン・キューザック キウェテル・イジョフォー アマンダ・ピート オリヴァー・プラット タンディ・ニュートン ダニー・グローヴァー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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