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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:メキシコ映画
以前はけっこう好きだったサッカーも、この頃あまり観なくなってしまった。こちらは、サッカー好きに はたまらない一本といえそう。 なんといっても、製作陣が豪華。監督の兄であるアルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンサレ ス・イニャリトゥ、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロとフリーダ・トレスブランコ。 出演は、『天国の口、終りの楽園。』でお馴染のガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ。 メキシコの若い才能が、サッカー愛を映画にしたら、こんな作品になるのだろう。
片田舎のバナナ園で働くお気楽兄弟タトとベト。地元の草サッカーで、キーパーとストライカーとして 活躍していた2人は、スカウトの目に留まりメキシコシティに招かれ、プロチームへの入団を果たす。 それぞれにスター選手へとのし上がり、あっという間に栄光を手にした兄弟なのだが・・・・女とギャン ブルで躓いたふたりには転落人生が待っている――。
『天国の口、終りの楽園。』を思い出す、あのノーてんきな南国のライトなノリそのままに、どうしようも ない兄弟の、夢を懸けた青春の日々と、転落の落ち目と、家族愛の物語が展開する。 サッカーを人生になぞらえ、サッカー好きにはたまらない作品となっているけれど、脱力系のじつに おバカなスポーツコメディなのだった。 主演のベルナルとルナの掛けあいが、たまゆらのロードムービーを、かろうじて最後まで見せてくれ た。 監督・脚本/ カルロス・キュアロン 出演/ ガエル・ガルシア・ベルナル ディエゴ・ルナ (カラー/101min) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.09 20:28:05
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