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カテゴリ:車のイロイロ
スタッフの知り合いの車 オーナーさんは美人女性 さて、何を修理するかというと ハブAssyとローター交換 右フロントをぶつけて板金修理 したみたいだけど、そのあと ブレーキを軽く踏むと、異音が あ~足回りもぶつかったのね。 調べてみるとハブが曲がっていて 回転させると、ローターが振れる振れる それにともないブレーキを軽く踏むと キャリパーもユラユラ、 ブレーキパッド側面のパッドグリスが 切れているので、異音を発生 ということで、右側ハブAssyと 左右のローター交換 まあこれは交換するだけなので ブレーキを外して、ABSセンサーを外して ローターを外してハブナットのカシメを取って外し ボールジョイント2個をプーラーで外して ハブを外します。
あとは分解の逆の作業ですね! サクっと終わらせて ローターを固定し、回してみます。 う~ん、まったく正常 あとはロードテストとパッドの当たりを付けて こちらは終了。 しか~し、テスト走行をしていると 出だしでアクセルを踏んだ瞬間 ノッキングが出てるじゃん(泣) このエンジンって、燃費重視なので とってもノッキングが出やすいのは 分かっているけど、これだけ出ると エンジンに良くないな。 ピットに戻って点検です。 ボンネットを開けると う~??? 今の低回転運転だけで、なんでこんなに エンジンルームが熱いの??? とりあえず燃焼状態を見るため エンジンカバーを外して ダイレクトイグニッションを外して スパークプラグを外して点検 あら~真っ白、燃料薄い~??? ということは、燃料が薄くなる条件が このエンジンルームの中にあるっていることになるな~ センサー関係が壊れれば、 エンジンチェックランプが点灯するはず でも点灯はなし、ということは診断器で見ても 正常になっちゃうよな~ どこだ原因は? エンジンルームが他のシエンタより あきらかに熱いが、気になるな~ って見ていくと、あ・・・・ このラジエーターキャップ 漏れてるじゃん(汗) リザーブタンクにほとんど冷却水がない となると、あり得るな・・・・ エンジンを冷やして、ラジエーターキャップを開けると 入っていない・・・ さてどれぐらい入るのか リザーブタンクとラジエーター合わせて 1リッター程度、えッ・・・・マジ・・・・ ラジエーターキャップを新品にして エンジンを掛けてエアー抜きをして 走行テスト・・・・・ 気温は28度 あら、ノッキングは消えました(驚) マジか~ってことは、そんなにギリギリで 作られてるってことか~ ラジエーターに入ったのは 500cc程度、この程度冷却水が減ると 水温が上昇、この車、水温計が無いから 確認できないけど(泣) エンジンルームの温度が上昇 エンジン自体が熱くなるので 吸入吸気温が上がる するとエンジンコンピューターは 吸気温が熱い=酸素濃度が薄いから 燃料噴射量を少なくする 薄すぎて、ノッキングの発生 走行中は吸気温が下がるので なんとかノッキングが出ないけど 信号待ちからのスタートなどなど 吸気温が上がるとスタート時 ノッキングが出ちゃうね。 ちょっとビックリかな! 今どきの、エンジンって暖気を早くするため 冷却水容量が少ないんだけど 500cc程度で、こんなになっちゃうのか~(驚) シビアだな~今どきのエンジンって! ラジエーターキャップ、要注意ですね。 それと、リザーブタンクの量も把握して おかないといけない、エンジンですね。 特に夏は気をつけましょう。 気にしたくないなら、ラジエータキャップを 新品にしておくのが、ベストかな(笑) それとノックセンサーは付いているけど 低回転では遅角制御、入れていないようなので まあキャブ時代は、低回転でノッキングしながら 走る車はたくさんあったけど 低回転では、壊れないもんね(笑) 高回転で出たら、あっという間だけど そのためのノックセンサー遅角制御だもんね。 とにかく、省燃費エンジンって ここまで、ギリギリに作っていたとは また知識が一つ増えました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.11 10:09:50
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