読書な日々

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  『町長選挙』奥田英朗著

  「都下の離れ小島に赴任した精神科医の伊良部。島は折から町長選挙のまっただ中で、伊良部も「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」というほどの、島を二分する争いに巻き込まれてしまう。直木賞受賞作『空中ブランコ』から2 年、あのトンデモ精神科医伊良部が引きこもりに!?【目次】オーナー／アンポンマン／カリスマ稼業／町長選挙 」帰って来ました！伊良部先生。いや実際こんな奴が身近にいたら、大っ嫌いだろうな～とは思うものの小説の主人公としては、ＧＯＯＤ！大好き！面白すぎただ、今回はちょっと脇役風な感じで、私的には、もうちょっと活躍してよ！て感じでした。気が早いですが、次回作が楽しみ！は早くも文庫化されてるんですね♪

  2006.07.01

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  なんとも和める『バケツ』北島行徳著

  「マッチョだが気が弱い神島は、就職先の養護施設で「バケツ」というあだ名の少年と出会う。やや知的障害と盗癖があり、親兄弟にも見放された彼と同居を始めた神島は、生活費を稼ぐため、日焼けサロンや無認可保育園を立ち上げるが―。 　【目次】バケツ／噛む子／駄目老人 」障害者、子供、老人と社会的弱者がテーマな３本なのですが、決して重くなく、それでいて考えさせられる物語でした。なにより、マッチョのくせに(？)気の弱い神島と、バケツのキャラがとても良いバケツの「○○なのよ～」の気の抜けるような、口調も好きですね。。。今現代の日本の抱える社会的問題点を鋭く抉っているわりになんとも、ほのぼの和ませてもらいました　　ちょっとその他の作品も気になります沢山あったはずの、本のストックが残りわずかになり、なんだか落ち着かないそろそろ、仕入れてこなければ

  2006.06.30

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  『I'm sorry,mama.』桐野夏生著

  『私は、女の顔をした悪魔を一人知っているのです。その女のしたことを考えるだけで、ぞっとします。彼女の本当の名前が何というのか、今現在、何という名前を名乗っているのかは知りませんけど、もちろん彼女はまだ生存していて、人を騙し続けています。そして、へいぜんと人を殺し続けています。かつて女であった怪物たちへ、そして、これから怪物になる女たちへ捧ぐ、衝撃の問題作。 』女は怪物だと…女である桐野さんが仰ているのだからある意味あたっているのかも…こんな女が何食わぬ顔で、すぐ近くにいたらと想像するだけで恐ろしいどう言った事情があろうと、どんな育ち方をしていようと決して許すことの出来ない犯罪である事に違いないけれどこんなふうにしか、生き抜く術を持たなかった彼女もある意味被害者な訳で…今更ですが人から愛されるってことが、人が人として生きて行くにはどんなに大切な事なのかを、改めて考えさせられてしまいました。怪物にならない様に気をつけなければ…

  2006.06.27

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  『弥勒の月』あさのあつこ著

  『弥勒の月』『心の闇と再生への渇望が交差したとき、悲劇は起こった。「ポスト宮部みゆき」と注目される物語作家が紡ぐ　叙情と哀感、そして日々の営みの賛歌に満ちた時代小説。冬の月夜。小間物問屋「遠野屋」若女将・おりんの溺死体が江戸・竪川で見つかった。頭が切れすぎる故、安寧の世に満たされず心に虚空を抱える若き同心・信次郎と、そんな彼に同情と反発心を持ちつつ従う岡引きの伊佐治は、おりんの夫である遠野屋主人・清之介の立ち振る舞いに違和感を覚える。この男はただの商人ではない、闇の中を歩いてきた男だー。殺害される目撃者たちや執拗な信次郎の捜査に炙り出されるように、清之介の想像を絶する暗い過去が浮かびあがっていく……。』時代小説は、あまり読んだ記憶がありません。宮部みゆき、あたりで数作読んだかな？くらいで、それほど興味も無い分野ではあるのですがあのバッテリーのあさのあつこさんの作品と言う事で読んで見ました。いや～なかなかするすると引き込まれてしまいました。ほとんど一気に読めてしまいました。全体を通して感じたのが、透明感のある作品だな～って事でした。澄み渡った湖のようなイメージとでもいえばいいのでしょうか？時代小説の、土臭い感じとは真逆なイメージ。。。バッテリーとも共通している点では、登場人物の些細な言葉の一つ一つとか、目線や仕草に、細かな気配りと、意味がある…女性の作家さんならではの繊細さが、とても好きですね～ただ、白黒はっきりしたい性格の私には、ラストは凄く疑問だらけ…もしかしたら信次郎、伊佐治コンビの続編があるのではないかと期待せずにはいられません。時代小説で森瑤子さんの絶筆甲比丹を思い出しました。私を読書好きにしてくれたのは、彼女の作品でしたから…今では、まず読まないだろう、大人の恋愛小説でしたが、かなりな作品を読み漁りました。若かりし頃です。。。

  2006.06.25

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• ☆祝☆ブログ開設1周年☆☆☆

  早いもので今日で、ブログ開設1周年です！さ～っと過去を振り返って見たところ、1月に関しては辛うじて1日だけ、日記がアップされていましたま～なんとか1年続いたかな…って感じです。こんな調子で、これからもぼちぼち書いて行きたいと思います。日記と言うよりは、読書の忘備録って感じですが…ブログに残しておく事で、同じ本を2度買うだなんて事は、きっと…いや…多分…無くなることでしょう

  2006.06.24

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  『魔王』伊坂幸太郎著

  『政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。』魔王というタイトルから、勝手に想像してた物とはかなり違った物語でした。『砂漠』から引き続き、伊坂作品ですが、彼は超能力が好きなでしょうか？またまた超能力です今度は目の前にいる他者に、自分の思った事を喋らせる能力とじゃんけんに絶対負けない能力です。え～じゃんけん？？？て思われるかもしれないけれど、これは一儲け出来る能力なんですよ！確率の問題で、じゃんけんに勝つ確率は３分の１、この能力は１０分の１の確率まで正確に当てられる！という事は、競馬で単勝10頭だてのレースなら必ず当てられる！などとついつい興奮してしまいましたが、決して超能力小説ではありませんので、誤解なさらぬように…

  2006.06.22

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  『99％の誘拐』岡嶋二人著

  「99％の誘拐」『末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。 』岡嶋二人…変な名前だと思いつつ手に取りました。ペンネーム通り、徳山諄一氏と井上泉氏との共作筆名なのだそうです。誘拐の方法が、コンピューターを駆使したハイテクではあるのだけれど、この作品が刊行されたのが１９８８年ということで、もう既に色々な場面で古さを感じてしまった。なにしろ１８年前なので、まだ携帯電話さえ普及していない時代です。インターネットという言葉さえ出てこない…逆に、ITの進化の速さを感じずにはいられませんでした。この作品をリアルタイムで読んでいたなら、コンピューターって凄いななんでも出来るんだと、ハイテクの凄さにきっと感動した事だろうと思います。でもでも、誘拐をする側が、誘拐される側と一切接触せずに誘拐が成立するって凄いですよね。しかも一人でそれを成す事が出来るって…ただ…１０億円のダイヤモンドって１０億で捌けるんでしょうか？？？

  2006.06.19

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  ゲド戦記 I ～影との戦い～

  『血気にはやる若者ゲドは、魔法の修行中、傲りと妬みの心から禁じられた呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまう。その影（実は自らの魔性の影）との激しい戦いを通して、ゲドは光と闇の世界の神秘に触れ、人生の真実に目覚めてゆく。神話的な多島海世界を舞台に、「無意識の闇」の謎に迫るファンタジーの傑作。 』スタジオジブリ作品「ゲド戦記」が公開間近ということで話題なので読んでみる事に。ちょうど図書館の窓口で貸し出しの準備をしてたものを、一番乗りで借りて来ました。借りたのは私が、では無く娘が、ですけど…(表面上)あのハリーポッターにさえあまり興味を持てなかった私には…たぶん、十代の前半位の穢れない頃であれば(本当にそうだったかは甚だ疑問)はまったのかもしれないけれど、この年になるとファンタジーにのめり込むのは難しいのか。。。？まだ、娘は読んでいないので、彼女の感想を聞いて見ない事にはなんとも言えないが実際、イマイチなのか…でも立身出世物語は大好きなので、ゲドの成長を見届けるのだろうな…きっと。。。

  2006.06.17

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• ふと気が付けば、玄関先にビワの実が…

  子共達が遊びで植えた(埋めた)ビワの種が…いつの間にやらこんな木に、はては実がなってしまいましたなんのお世話もしていないのに、一人で勝手に大きくなってあなたはえらいね！なんだかちょっと感動です

  2006.06.17

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  『砂漠』伊坂幸太郎著

  『砂漠』　伊坂幸太郎インタビュー『一人暮らし、麻雀、合コン。社会という“砂漠”に巣立つ前の、オアシスとしての学生生活を楽しむ5人の大学生たち。あっという間に過ぎるモラトリアムの中で何ができるのか。超能力や不穏な犯罪者などの道具立てを生かしつつ展開される普遍的な青春物語。砂漠に雪は降るか？』とっても大学生が羨ましくなりました。仲間って素敵だなって思えました。私の場合、短大でしかも女の子ばっかりで、なんの事件もなく過ぎ去った２年間ではありましが、初めて親元を離れて都会で生活をする。。。多分、もう２度と味わえないだろう貴重な経験をさせてもらった日々ではありました。両親には感謝感謝4大へ行ってたらまた違ったんだろうな。。。とか、せめて一人暮らしをしたかったな。。。(寮生活でした)だとか、欲を言えば限がないですが軽～くさくさくと読めて、尚且つ彼らと本当に大学生活を過ごしたような気分にさせてくれる、楽しい物語でした。

  2006.06.15

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  『エンド・ゲーム』～常野物語～恩田陸著

  『エンド・ゲーム』『「裏返さ」なければ「裏返される」――正体不明の存在「あれ」と長年にわたり闘い続けてきた拝島親子。母が倒れ、最強の力を持つ娘・時子が残った。時子の前に現れた男「洗濯屋」は敵か味方か。驚くべき真相が明らかになる、シリーズ第３作』『光の帝国』　　『蒲公英草紙』てっきり、「光の帝国」の続編かと思っていたのですが、「浦公英草紙」に続く３作目だったようです。どうりで、話が繋がらないはずだわ…。光の帝国の時もえ～ちょっとまって～これで終り～～～！と消化不良だったような記憶があるのですが、今回もなんだかこれが答えなの？これで、謎は解けたの？(注：謎説きをする物語ではありません)とかなり消化不良な終り方だった…。多分これが、常野物語の最終章だとは思うのですが…浦公英草紙を読めば、納得出来るのかしら？

  2006.06.15

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  『海と川の恋文』松本侑子著

  『18歳の遥香は、男らしく洗練された修平と個性的で翳りのある徳明、二人の上級生と出会い、初恋を知る。しかし運命は遥香を女優の道へと導き、別れがやってくる。忘れられない思いを胸に月日は流れ、そして再会……。別れたからこそ、果てしなく思い続ける17年の純愛の軌跡。』図書館で、表紙の綺麗さに惹かれ借りてきました。まず、普段は読まないジャンルで、おまけに↑の紹介文を読んでたら借りなかったはず…でも、たまには良いですね恋のお話っていうのもほとんど、一昔前の(？)もしかすると二昔前の昼メロ？？なかなか、思うように結ばれない２人に最後までイライラで、最後の最後ラストは…図書館って本当に在りがたい施設ですよね。思えば、宮部みゆきも、恩田陸もすごく有名な作家さんだけれど出会いは、図書館でした。その頃は、お二方共存じ上げなかった…なにげに手にした１冊が、新たな出会いの足がかりになる。。。図書館ばんざ～い！！！

  2006.06.12

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  『IH調理器と電磁波被害』懸樋哲夫+ガウスネット著

  図書館で何気に手に取り、思わず借りてきてしまいした。前々からIH調理器からは大量の電磁波が、発生している事は知っていたけれど、まさかこれほどとは・・・。お手入れの簡単さから、常々IH調理器に換えたいな～と考えていたけれどこれでキッパリ、ガスで行こうと決心がつきました。だってこわいですよ！被爆という表現が使われているんですよ！毎日かなりな時間被爆し続けるなんて、考えられません！これは、全く知らなかったのですが、殆どの家電から電磁波が発生しているそうなのです。が電磁波は、1ｍも離れると0に近くなるらしいです。という事は、離れて使用する家電はまあそれほど神経質になる事は無いと思うのですが、子供の学習机の蛍光灯やホットカーペットなどは、要注意。今は殆ど電磁波が発生しないホットカーペットが売られているそうでこの冬はホットカーペットは、買い換えます！学習机の蛍光灯は、白熱灯にかえればよいらしいので、こちらも買い替えです！今日ちらっと、近所の家電量販店を覗いたのですが、全て蛍光灯でした。。。白熱灯は、目に良くないのかなぁ～？？ちょっと詳しく調べて見たいと思います。

  2006.06.11

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  『容疑者Xの献身』東野圭吾著

  『数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか 』 『博士の愛した数式』に引き続き数学関連ですね。私もわりと数学は得意科目でしたが、「…俺が君達に教えているのは、数学という世界のほんの入り口にすぎない。…」という石神の言葉からもわかるように、高校で習う数学なんて数学の世界からしたら、とっかかりに過ぎないらし…。どんな学問でもそうなのかもしれないけれど、その道を突き詰めるというのは、想像を絶する奥の深いものなんだなぁ。。。私のような、凡人には到底たどりつけそうも無い世界なのでしょう。ま～数学を究め様などとは思ってもいないですけど頭のいい人の考える事は、実際もの凄い！最後の最後、そんな結末が待っているなんて…でもでも、タイトルどうりもの凄い献身なんですよ！無償の愛！でもちょっと、意地悪な見方をするなら、石神先生はただ単にひたすら数学の世界だけに打ち込める環境を望んでいただけなのかも…なんて、想像してしまいました

  2006.06.07

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  『定年ゴジラ』重松清著

  『開発から３０年、年老いたニュータウンで迎えた定年。途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん、新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す四人組の日々の哀歓を温かく描く連作。「帰ってきた定年ゴジラ」収録の完成版。』 そう遠くない、未来の我が身(？)なのかなぁ～？？我が夫の話か…。休日といえば、ただひたすら爆睡の夫…。いったい定年退職後は、どうするんだろう？？？濡れ落ち葉は、ご勘弁願いたいものです。

  2006.06.03

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  『博士の愛した数式』小川洋子著

  去年からずーと温めていた(？)作品やっと読みました。映画化されてるんですよね。。。確か、博士役は寺尾聡さんじゃなかったでしょうか？もの凄くぴったりのはまり役！私の想像の中の博士も読み終えるまで寺尾聡さんで変更なしでした家政婦役は、私の中ではなぜか竹内結子だったのですが、実際は深津絵里だったようですね…どちらも、大好きな女優さんです。小川洋子さんの作品は、妊娠カレンダーから2作品目ですが、作品の中の空気感はやっぱり変わり無いように思います。とっても、温か～いやさしい読後感の作品でした。

  2006.05.28

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  めちゃくちゃおすすめ『チーム・バチスタの栄光』

  「大学病院で結成された、心臓移植の代替手術である「バチスタ手術」の専門チーム。そこで術中死が続発。内部調査を押し付けられたのは、不定愁訴外来担当の万年講師と厚労省の変人役人だった……。『このミステリーがすごい！』大賞、大賞受賞作。」かれこれ、ブログを書き初めて1年になるけれど、この1年で一番を付けたいのがこの作品！文句無く面白いです！私の下手な感想など必要ないでしょう、とにかく読んで見てください！損はしません。

  2006.05.28

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  『4TEEN』石田衣良著

  『銀座から地下鉄で１０分、木造の長屋ともんじゃ焼きとスカイラインを切り取る超高層マンションが調和して共存する町・月島。この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく…。１４歳の中学生４人組が１年間に出会った８つの瑞々しい物語。 【目次】びっくりプレゼント／月の草／飛ぶ少年／十四歳の情事／大華火の夜に／ぼくたちがセックスについて話すこと／空色の自転車／十五歳への旅 』初めての石田作品でした。私にとっての、中学生時代というのはあまりいい思い出はないのですが作者にとっては、中学２年というのは10代で一番いい時代だった事から14歳という設定なのだそうです。しかし、ほとんどの物語がとても重たい問題を孕んでいて、楽しい10代とは本来なら程遠いんじゃないの？？と思ってしまうのですが、4人の強靭な友情で乗り越えていってしまう。とっても羨ましいです！これほど、お互いの事思い思われてるこの4人組が。成長した4人の姿をまた見てみたいですね。続編を期待します。

  2006.05.14

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  『ララピポ』『グラスホッパー』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『「捨てる！」快適生活』

  「対人恐怖症のフリーライター、杉山博（３２歳）。ＮＯ！と言えないカラオケＢＯＸ店員、青柳光一（２６歳）。ＡＶ・風俗専門のスカウトマン、栗野健治（２３歳）。文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎（５２歳）。専業主婦にして一応ＡＶ女優、佐藤良枝（４３歳）。デブ専裏ＤＶＤ女優のテープリライター、玉木小百合（２８歳）。選りすぐりの負け犬たち、ここに集合。最新爆笑小説。 【目次】ＷＨＡＴ　Ａ　ＦＯＯＬ　ＢＥＬＩＥＶＥＳ／ＧＥＴ　ＵＰ，ＳＴＡＮＤ　ＵＰ／ＬＩＧＨＴ　ＭＹ　ＦＩＲＥ／ＧＩＭＭＩＥ　ＳＨＥＬＴＥＲ／Ｉ　ＳＨＡＬＬ　ＢＥ　ＲＥＬＥＡＳＥＤ／ＧＯＯＤ　ＶＩＢＲＡＴＩＯＮＳ 」 「『海辺のカフカ』を生み出した、村上春樹のパラレル・ワールド。高い壁に囲まれ、閉ざされた街で、一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす＜僕＞の物語（世界の終わり）。老科学者により、意識の核に奇妙な思考回路を組み込まれた＜私＞が、その回路に隠された秘密をめぐって活躍する（ハードボイルド・ワンダーランド）。静かな幻想世界と波乱万丈の冒険劇が交互に進み、そして迎える意外な結末。村上春樹の不思議の国。」「解体された神様、鉢合わせの泥棒、歩き出した轢死体、拳銃を拾った失業者、拝金主義の富豪―。バラバラに進む五つのピースが、最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる。ミステリを読む快感と醍醐味がここに！新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。」 「「要るモノ」と「要らないモノ」減量作戦の進め方、場所別・モノ別あなたの家の「必携品」リスト、最強の敵「買いたい衝動」の撃退法…など、本書を読めば、「捨てる決断、残す判断」が自然とできるようになります。 」ここ暫く日記の更新が出来ていなかった数日に読んだ本達です。感想も無しですが…取りあえず、忘れない為にアップしときます

  2006.05.10

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  何気に空を見上げると♪

  太陽を中心に虹が円を描いていました。しかも、二重に！こんな虹は、多分産まれて初めて見たんじゃないかなぁ。。。誰かと共有したい、なんだかうれしいこの気分♪平日の、こんな時間に暇してるのは私くらいか…でもちょっと得した気分でした

  2006.04.28

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• 採用通知が届いたものの。。。

  どうしましょう…昨日面接を受けた、小さな処方箋薬局から採用通知が届いてしまいしたなにが、どうしようって…いやてっきり不採用かと思っていたし日常的に残業があるというのを聞いて、ちょっとどうよとすっかり次へと、気持ちがシフトしてしまっていたので、戸惑っています。あんなに、待ち望んだ採用通知なのだけど…どうしよう。。。取りあえず、受けるべきか…でもな～またすぐ辞めるなんて、いくらなんでも在りえないしな～月曜日には出勤してくれと言うことだし、もしも辞退するのであれば今日明日中には、答えを出さないと、だけど…悩みますあ～あどうしましょう

  2006.04.21

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• 懲りもせず面接行って来ました！

  またまた、面接行ってきました！なんだか、面接の度に自己嫌悪な私緊張もあるのだけれど、もともとあまりお口は達者ではないので質問に思った通りになかな答えられない…おまけに途中から何を言っているのか、だんだん意味不明…聞いてる方も、意味不明なんではなかろうか…用意していた質問には答えられるけど、不意をつかれる質問にはまともな答えを返せない…なんて、頭の悪い証拠じゃないの！今日の面接官は小さな処方箋薬局のわりには鋭い質問を浴びせて来ました。結構職歴が沢山ある私に、仕事を色々替わるのは大変じゃないですか？って、大変に決まってるじゃないの！好きで、職歴多くなった訳じゃないですから！職場での人間関係に話が及ぶと、人間関係のどんな所にストレスを感じますか？って、そんな答え辛い質問かい！そうそう、筆記試験まであったんですよ！小さい処方箋薬局のくせに。最初は、２０個くらいの単語を２分間で暗記して、２分間で書き出しなさい。ていう問題。うわぁ～記憶力には自信ないです…しかも全て平仮名表記で、更に覚え辛い半分書けたかどうか…後は一般常識問題で、数学系はわりとイケタと思うのですが、国語の漢字！同じ読み方だけど、違う文字みたいのが、つらつら並んでて読めるけど書けない現実を突きつけられてしまったよえ～んエクセルの関数の意味を書けというのも出来なかったよ～MAXとSUMくらいしか書けませんでした。で結局出来たのかって？？出来ませんでしたよ！どうせ、一般常識ないですから

  2006.04.20

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  涙涙の『その日のまえに』重松清著

  「昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死―。生と死と、幸せの意味を見つめる最新連作短編集。 【目次】ひこうき雲／朝日のあたる家／潮騒／ヒア・カムズ・ザ・サン／その日のまえに／その日／その日のあとで 」重松作品は「流星ワゴン」に続き２作品目です。とても話題に上った作品だけに期待して読み始めました。今の私には切な過ぎました…不採用続きで、落ち込み気味の日々には少々重過ぎますどのお話も、独立した短編なのかな～と思って読んでいたのですが、"その日のまえに"あたりから、ちょっとづつリンクして来ます。ネタばれで申し訳ないのですが、亡くなった妻からの最後手紙の「忘れていいよ」は、なんともずっしりと心に突き刺さりました。私なら「忘れないでね」って書いたかも…でも、やっぱり忘れていいよ…なのかな。。。残して行ってしまわなければならない身として、やっぱり家族の幸せを考えるのなら、いつまでも思い続けてもらいたくは無い…新たな人生を歩んで欲しいと願うのでしょうか…

  2006.04.19

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• うるうる。。。

  今日は２度もうるうるしてしまいました１回目は、スピッツのロビンソンがFMから流れてきてついつい、うるうる…切ないメロディーにはやられますんでもって、２回目のうるうるは、またしても書類審査で落とされた不採用通知に、今日はマジ凹みました泣いちゃいましたそんなに、私って要らない人間？？？こんな、紙切れでなにが解るの！！！と見えない敵(？)に怒りがふつふつ

  2006.04.18

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  『夜市』恒川光太郎著

  『妖怪たちがいろいろな品を売っている不思議な市場「夜市」。かつてここで「野球の才能」と引き換えに、自分の幼い弟を売った裕司は罪悪感に悩み、再び弟を買い戻しに市を訪れたのだが……。怖さと悲しみをたたえる幻想的な文体で、第12 回日本ホラー小説大賞を受賞した傑作。』ホラー大賞受賞作ということで、怖いのかなぁ～とドキドキしながら読みました。怖い作品を読みなれているせいなのか、怖いとは思わなかったけれど、なんとも言えない世界観を持った作品だな～と感じました。個人的には、「夜市」よりも「風の古道」の方が好きかな。。。CLAMPの「xxxHOLiC」と同じ匂いを感じてしまいます。ホラーというよりは、ファンタジーと言ったほうがしっくり来るような気がしました。

  2006.04.16

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  『天使のナイフ』薬丸岳著

  『生後5カ月の娘の目の前で桧山の妻は惨殺された。犯人は13歳の少年3人。4年後、犯人の少年の1人が殺され、桧山に容疑が。少年たちの4年間を追う桧山が見た驚くべき真実と恐るべき過去とは？更正と贖罪の意味を問う本年度江戸川乱歩賞受賞作。』一気に読んでしまいました。丁度同じ位の年頃の子供を持つ身として、被害者の側、加害者の側のどちらにも、感情移入が出来してしまうが故に複雑な気持ちで読み進めていきました。けっして、楽しい話でも、爽快な話でもありませんが引き込まれてしまいました。多分これから先、犯罪被害者になる事も、加害者になる事もないだろうけれどいえ、あってはいけない事だと思うけれど、実際事件後延々と苦しまれている方々が居るのも事実な訳で…少年犯罪に拘わらず、被害者側にどうしてこんなにも情報の開示がなされないんだろう？その意味はいったい何なんだろう？と疑問ばかりが募ります…加害者の人権保護ということなのでしょうか？自分がそういった立場場に立って、初めて気付き愕然とするのでしょうか…ごくごく普通の生活が出来る幸せの中では、考える事さえ無い事なんでしょうね。。。

  2006.04.14

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  『最悪』奥田英朗著

  『不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化。 』奥田作品です。分厚い文庫本だったのですが、あっという間に読んでしまいました。最初は、まったく別の世界で生活してる３人のそれぞれの最悪が描かれていて、ホンとにどれもこれも最悪！特に、川谷や、和也は最低最悪の状態にどんどん嵌っていく…もっと良く考えて行動しなさいよ！突っ走るだけじゃダメだよ！と、ついつい感情移入し過ぎでこっちが最悪！！な気分！なもんだから、ラストがどうなるのか気になって、気になって。ついつい、一気読み！専業主婦で時間もあるし、天気も悪くって最強のコンデション…なんてねまあまあラストも好みな感じで終わったのでよかったのかなぁ。。。そこそこ面白かった。

  2006.04.11

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  さすがに中学生だわ！

  長女は凄い読書家(私に似て？？)なのですが、私は子供の頃は殆ど本は読みませんでした…もの凄い勢いで、図書館から借りてきた本などは、あっという間に読んでしまいます。多分私よりかなり速い速度で読んでいる模様いやいや、そんな事を書きたかった訳ではなく、最近では図書館の児童書では飽き足らなくなって来たらしいのです。我が市の図書館は、１階が児童書コーナーで2階に成人向けの本があります。ここ最近は、2階にまでその触手を伸ばして来始めましたなんだか、子供が自分と同じ本を読み始めるというのはくすぐったいような、変な気分です。大人に一歩近づきつつあるんだな～と、感慨深い気持ちでもあります。先日借りて来たのがこの、名作ホラーです。実はこの本は、私も大好きで、家にもあります。更には、　　もあったりするので、読ませる事にその夜、さてそろそろ寝ようかと2階へ上がって行き子供の寝室を覗くと狭い寝室にシングルのベッド2台を置いて娘２人は寝てるのですが、1つがもぬけの殻…？？？ふと、次女のベットを見るとせま～いシングルベットに２人で寝てる…？？？次の朝どうした事かと聞くと、恐くて(らせんが)一人で寝られなかったとの事せっかく、流石に中学生読む本も大人になったもんだと感慨深い想いに浸っていた私のこの気持ちは何だったの？？やっぱり、まだまだ子供じゃん！とちょっぴり安心した、母でした。

  2006.04.09

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• 本日『中学生ママの日記』デビューです！

  長女が中学校へ入学しました！初めての中学校なもんで、親子共々というか、多分私の方が緊張してたかも…です。思い出してしまいました・・・あまり良い思い出では無い中学校生活を！入学早々あれやこれやと、行事が目白押しで「うざっ！」と思ったのは私だけ？？もう一度やり直しが出来るとしても中学校はゴメンだ！ でも、、ま～それは私の中学校生活であって、娘のでは無いので彼女の中学校生活に幸あれと願わずにはいられません。 あ～でも、中学生ママの日記を早く書きたかったので、ちょっとうれしい！ 

  2006.04.07

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  『竜の柩上・下』高橋克彦著

  竜の柩（上）竜の柩（下）子供の春休みにかこつけて、実家へ数日帰ってきました未読の本を数冊携えて心置きなく読書するぞ～～～と思っていた筈だったのですが読み腐していた(これは標準語？方言？)1冊と、文庫の上巻1冊しか読破出来ませんでした。なぜ？？子守に忙しかった？？う～んそれは、後半の2日ほどだったか？？持って行った本がそれほど、面白く無かった。。。多分こちらが正解…で、上記の「竜の柩」これは去年の秋頃から読み始めていて(9月に購入)やっと読み終えました。いや～長かった～～。もうダメ(？)かと思ったよ。いや多分、こう言った昔からの伝承、神話、歴史的な事柄が好きな人にはたまらない作品なのかもしれないけれど、歴史に興味の無い私にはちょっとキツ～イ物語だったのかも…です。多分この作家の作品はもう読む事もないでしょう。で、もう一つの文庫というのも、また変わったお話なんですが、同時進行でまったく違った２つのストーリーが進んでいくという物語です。果たして、この２つのストーリーが何所かでクロスするのか…下巻を読んでみてのお楽しみです。感想はその時に書くとしましょう。この作品をなぜ読もうと思ったのか…村上春樹と村上龍を間違えただけの話です。半島を出よが面白かったので、他の作品も読んでみたいな～と龍と春樹を間違えました

  2006.04.03

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  『バスカビル家の犬』大沢在昌著

  『イギリス南西部、デボン州ダートムーアの領主「バスカビル家」の当主が、伝説のとおり「魔犬」に殺されたという。怪死の謎をとき、遺産の相続人であるヘンリー卿の命を守るため、ホームズはワトスンを現地に派遣する…。―シャーロック・ホームズシリーズのなかでも、もっとも文学の香り高い、人気ナンバーワン作品。 』だそうです。初めての、シャーロック・ホームズでしたが、面白さは、イマイチ解りませんでした…。大沢調の作品になっているのかな？と期待してたのですが、それも感じられず…。読み易い作品ではあります。

  2006.03.24

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• 卒業おめでとう！

  今日めでたく長女が小学校を卒業しました。卒業式の後の茶話会も無事終わりさっき帰ってきました。思えばあっと言う間の6年間でした。自分が小学校へ通っていた頃は、永遠に小学校生活が続くのではないか？というくらい長く感じた小学校生活でしたが、子供の事となると本当に、今思い返してもとても早く過ぎ去ったように感じます。とは言え、まだ下の子居るので、この小学校とのお付き合いも続くのですが…。今日は絶対に泣くまいと決めていたので、殆ど寸止め状態で涙腺の結界を阻止出来ました保育園の卒園式の時には、号泣状態だったのでその反省も込めて笑顔で子供の卒業を見送れたかな卒業おめでとう！6年間よく頑張ったね！中学校生活は、小学校とは違った色々な試練が？？待ち受けているかもしれないけど、一つ一つ乗り越えていってほしいと思います。いつも、あなたの後ろで見守っているよ！

  2006.03.23

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• 不採用通知！！

  ご期待通り(誰も期待などしていない！)といいますか、残念ながらといいますか、やっぱり2つとも、不採用でしたほぼ、分かっていたとはいえ、一日に2件の不採用はちょっと堪えますまだまだ、甘いよ！と試練に耐えてこられた方も、たくさんいらっしゃるかもしれませんがきついですね…長女の小学校の卒業式も今週23日にせまり笑顔で送ってあげなければならないの母の心はちょっとブルー気持ちを切り替えて、お祝いモードに切り替えなければ！！「明けない夜は無い！」「止まない雨は無い！」の言葉を胸に、頑張れ！！私

  2006.03.20

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• 面接！面接！

  昨日、今日と2日続けて面接に行ってきました。結果はまだだけど今日のは、自分で面接中に無理とか言ってしまったのでむりでしょう家から近いからと思って応募したのだけど、どこに配属になるか分からないとの事で、やっぱ無理でしょ！両面接とも、最近は受けた事の無いような、キチンとした面接でそういう面接にあまり免疫の無い私は、慌てまくり自分で何をしゃべっいるのか、途中で訳分からなくなるし…いい年をして、未だに喋りは苦手です。おしゃべりは、好きなんですけどねあ～自己嫌悪また次頑張ります！！

  2006.03.16

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  『硝子のハンマー』貴志祐介著

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「硝子のハンマ－」なぜ、楽天ブックスには無いの？リンク貼れないじゃん！「日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。 」貴志作品は久しぶりですが、まだを超えるのもには、出会ってないですね。もう、思い出しただけで、「黒い家」はゾクゾクします。本題の、ガラスのハンマーですが、密室殺人のトリックはもの凄いのですが余りにも、ディティールにこだわり過ぎたためなのか、登場人物に魅力を感じることが出来ず、入り込める作品ではありませんでした…。ただ、こんな事が本当に出来るのならば、完全犯罪も可能かも？とってもリアルに描かれています。

  2006.03.14

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  『楽園の眠り』馳星周著

  「楽園の眠り」久々の馳作品…やっぱり期待通り(？)げんなり…な読後感でした。でも、今回の登場人物は、今までのものからいうとわりとまともな人々で、わりとまともな世界を描いている方です。初めて馳作品を読むのがこの作品なら、どこがまとも(？)と思われそうですが、　　などから、入るとわりとまともと思ってしまいます。最後の最後まで、実は期待してたんです。ハッピーエンドという終わり方を！でもそんな私の淡い期待は、無残にも蹴散らかされた…ていうのか、やっぱこれが馳ワールドな訳ですよね。今回の作品は子を持つ親としては、すごく考えさせられました。虐待虐待って、世の中大騒ぎするけれども、孤独な子育てをしてると解るんですよ。追い詰められて、紙一重な所に自分が居たりする時…私の場合は、実家という逃げ場所があったし、家庭も円満だったのでそこまでには、至らなかったけれど世間には沢山いると思う。一人で苦しんで、何処にも逃げ場がなくって…追い詰められて子育てしてるお母さん、お父さんがたが…被害者である子供達が一番可哀相なのだけど、親だって可哀相なんですよ…主人公の言葉に「いいか、おれはろくでもない親だった。自分が抱えた鬱屈を無力な子供にぶつけることでしか自分をささえられなかった。子供を持つには早すぎたんだ。なにも考えずに子供を作ってしまった。今ならそれがわかるが、雄介が生まれた頃にはなにもわからなかった。なにも考えちゃいなかった。おれは人の親になれる人間じゃなかった」とあるのだけれど、それは違うと思う。人は、子供を持って子供を育てることで初めて親になれるんだと思う。親になれるというのか、なって行くというのか。自分に親になる資格云々と問いだしてしまうと、多分子供は持てない。だれも自分にその資格を確認する事なんて、出来はしないと思うから。

  2006.03.10

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• 懺悔いたします！ごめんさい！！！

  やはり、インフルエンザの病魔は上の子だけに止まりませんでした今日下の子が発熱、早速タミフルを頂きに病院へ前回、インフルエンザの検査もして2,000円ほどの診察料が今日休日診療ということなのか3,000円もぼったくられ取られてしまいました気を付けていなければならなかったのですが、朝起きた時点では元気そうだったので硬筆の教室へ行かせてしまいましたその場にいた、先生、その他の生徒の皆さんインフルエンザ菌をばら撒いてしまいましたごめんなさい！！決して悪気は無かったんです！ゆるして～～～

  2006.03.04

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• ジェネレーションギャップ！

  古いＣＤを整理整頓していると「小比類巻かほる」のアルバムが出てきた。"TONIGHT"とか"Hold On Me"なんか大好きでした♪果たして小比類巻と聞いてご存じな方が今どれだけいらっしゃるか…分からないですけど３０代の方だったら知ってらっしゃいますよね今聴いてもなかなかいいなぁ～全然古くないよ♪と思い出に浸ってると娘が「お母さん、これ昔の曲でしょ？」「？？？？？」昔の曲！！！　…そうなんだ、現代を生きる彼女には古くさく感じるんだ…私には分からない感覚だわ！驚くやら、哀しいらや…これをジェネレーションギャップというのでしょうか？埋めようのない溝？なんだよな～。。。それにしても、今年の花粉症は酷いです。花粉の飛散数は少ないらしんだけど常に鼻づまりですせっかくのアールグレイの香りも全く感じないよ～～～

  2006.03.03

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  『XXXHOLiC～ホリック 8巻』CLAMP著

  「XXXHOLiC～ホリック～　8巻」娘がやっと買って来てくれたので、読みました。８巻まで読んで今更なんですが、やっと気づきました。スクリーントーンを一切使って無いんですよね。この独特の雰囲気もそんなところから、醸し出されていたんですね。ほんと、気付くの遅すぎ！！上娘なんですが、今インフルエンザでダウンしてます。下の娘は、本人いたって元気なんですが、学級閉鎖です！遊び相手も居なく、とっても暇そう笑っている場合では無いですが、インフルエンザがうつらないように、ひたすら隔離政策！あとは、神に祈ってます。それと気合ですかね。

  2006.03.02

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• 敗戦報告です！！

  久々の敗戦報告です！っといっても、履歴書郵送しただけで、書類選考の段階で、ボツってしまったので戦ったとは言いがたいのですが…(涙)ただの紙切れ一枚で、評価されるんだもんね…哀しいというか、遣り切れないっていうか…考えようによっては、無駄に面接行かなくていい分時間の有効利用？？とでも考えれば良いのか？？？本当にいつの日か、ここで就職決まりました！！て報告が出来る日が来るのか？果てしなく遠い道のり、のような気がしてならない。。。

  2006.02.25

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  『マンガは今どうなっておるのか？』夏目房之介著

  マンガは今どうなっておるのか？タイトルと表紙に惹かれて、図書館から借りて来ました。著者は、私より一回り以上年上でジェネレーションギャップが有り過ぎました･･･。まーそれほど、マンガに詳しい訳ではないですが･･･話が見えない？？貸し本？赤本？なにそれ？！出でくる作家さんのほどんどを知らないし･･･私よりもう少し上の年代で、かなり深くマンガを読める方でないと、解らないかも･･･です。

  2006.02.24

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  『マドンナ』奥田英朗著　講談社

  『マドンナ』5本の短編集です。どのお話も、大企業の中間管理職、課長さんが主人公の物語。奥田さんと言えば、イン・ザ・プール空中ブランコのイメージが強烈で、ついついそう言うお話を期待してしまいう～んちょっと違う？？普通な感じの作品でした。私としては、一番最後の「パティオ」が一番好きかな。。。

  2006.02.17

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  『ラッシュライフ』伊坂幸太郎著　新潮社

  なんと今年初めての日記が今頃になってしまいました…怠け癖が付くとだめですね…まっ今年もぼちぼち行くと致しましょう。「ラッシュライフ」本日読み終えました。で…あと数ページになってやっと気づいたのです…この本図書館で借りてきたのですが、実は文庫を去年買っていたという事に(涙)楽しみにしてたはずなのに、購入していた事を忘れるだなんて…呆れて物が言えないとは、このことです(怒)ここ数ヶ月すっかり漫画にはまってしまっていた、後遺症でしょうか？？「NARUTO」31巻「BLEACH」20巻「NARURO」に「BLEACH」発売中の全巻揃えてしまったはまりようです(笑)子供達との会話を他所の人が聞いてもきっと意味不明なくらい、我が家で大ブーム！ナルトとブリーチで、盛り上がっています(笑)最新刊が発売されるまで、アニメを見て我慢してます。…すっかり漫画話に話題がそれてしまいました。本題にもどすとしましょう。『ラッシュライフ』…豊潤な人生読み始めて、うん？？？いったい幾つの物語が出でくるんだ？いったい、この一見無関係そうな登場人物達は、どうやってつながるの？あまりの、めまぐるしい幾つもの物語の進行に混乱？？しかし、それらすべてが、数日間のうちに起こったそれぞれの登場人物の人生のうちでも、特異な非日常の交錯。ふ～んそう繋がるのか。。。納得。と最後はきっちり、着地成功！なところは、さすが。数日掛けて読んでしまいましたが、出来れば一気に読みたい作品だったかも。

  2006.02.14

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  『サウスバウンド』奥田英朗著　角川書店

  「サウスバウンド」今年初めて読み終えたのがこの本です。『小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。』前半は、東京の小学生の日々の生活(かなりな冒険が盛り込まれてますが)見たいな感じで、 サウルバウンド？？ってタイトルとどう繋がる？？と思っていたら、後半からがらり雰囲気が変わり南国沖縄の離島が舞台。電気はおろか水道さえ無い場所での生活。実際、そんな場面に放り込まれたら困るだろうな…とは思うけれど、沖縄大好きな私にはドキドキワクワク♪東京に居た時には、なんだこの親父は！！て感じたっだ父親が凄く頼もしい！かっこいい親父に変身！1つの小説で、2つの物語が味わえるって感じでしょうか。２度美味しい(笑)私は、後半が好きですけど。。。

  2006.01.31

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• ふっ・・・

  面接行って来ました！やっぱダメでした(涙)そりゃあ期待してた訳じゃ無かったですけど…やっぱちょっと、堪えます。薄ぺらな不採用通知をもらっちゃうと…もしも、採用になったらどうしよ。。。断ろうかな。。。勿体ないかな。。。などど、あれこれ考えてた私は一体何？？何だったの？まるで、お馬鹿じゃないのよ～～～！さらにムカつくこと判明！何時ものように、ハローワークの求人情報を検索してたらNew!がついた状態で、同じ求人が出てた！どういう事よ！しかも、面接の時には条件が変わったと言ってたわりに、前の条件のままの求人じゃん！！採用を決めた人に断られたのかもしれないけどそれを確認してから、不採用を決めても良かったんじゃないの？！っていっても、私がそのギリギリのラインにいたかどうかは定かじゃないけど(汗)その他の、面接受けた人に失礼だとか思わないのかな？まー買い手市場だから、一々そんな事は考えてないんだろうけど！まったく、若い娘じゃないけど「ちょ～ムカつく！！」

  2005.12.14

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  Panasonic「DMR-EX100」

  買っちゃいました♪店頭で買ったのでこんなに、安くは無かったですけど…ま～いいや！まだ、それほど使いこなしては無いのですが凄くよさそう。さっそくレンタルDVDを借りてきて、「24」を見たのだけど画像が凄く綺麗で、音も迫力満点！(残念ながらﾎｰﾑｼｱﾀｰまでの設備は無いが)ちょっとした、ミニシアター気分を楽しめました。予約も番組表から簡単に予約出来ちゃうから、チャンネル間違いとかAMorPMの設定間違いなど絶対起こらない！なんと言っても撮り貯した、見たい番組がすぐに見つかる！間違えて、消してしまう事もないし！何より、ビデオテープの散らかり放題っていうのの解消にはなるよね！なんだか、夢見たいだけど。。。これから年末で、TVやDVDばっかり見てる訳にはいかないんだった主婦には大忙しの日々がやって来る～～～！(涙)年開けたらのんびり楽しもうっと！

  2005.12.13

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• 調理実習って・・・

  小6の長女は今日、調理実習があったそうです。材料も自分たちで近くのスーパーへ買出しに入ってきたようです。メニューはというと、・お味噌汁・ピーマンとおじゃこの炒め物・マッシュポテトとのことどれが一番美味しかった？の質問に「マッシュポテト！」ってそれは、果たして料理なの？？とすごい疑問なんですけど、他のはどれも今一だったようです。あまり料理をさせた事がないのですが、味噌汁だけは何度か作らせていたのに…なぜ？味噌汁ではないの？と聞くと、味噌が不味かったそうな…「先生が変な味噌買ってくるから」と先生のせいだって（笑）それにしても、マッシュポテトって美味しいのかな？そういえば、私も小学校の時の調理実習でマッシュポテトは作った記憶が…そんな大昔から（？）ずーっと同じ事続けてるってのも凄いですよね。。。

  2005.12.12

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• 3世代餅つき大会！！

  はぁ～やっと終わりました…。休日だと言うのに、朝8時集合。餅は確かに好きだけど、わざわざ早起きしてつきたくありませんから！！地域の方々と、子供達、保護者、先生方との親睦を深めるというのが目的らしいけれど小学校の役員、地域の役員、先生方が仕方なく参加してるだけで、その他の方々の参加はほとんど望めないような行事を延々続けていく価値が果たしてあるのかな？？と、甚だ疑問です…。惰性で続けてて、止めるに止められないっていう行事多すぎ！お餅も沢山戴いて来ましたが、子供達の丸めたお持ちは食べたくありません…。だって…何が入ってるか分からないじゃないですか…怖いですよ～～～。

  2005.12.10

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  『世界中が雨だったら』市川拓司著

  世界中が雨だったら最近、なぜだか市川拓司を読んでますが、理由はたまたま図書館にあったからってだけなんですけどね(笑)「いま会い…」や「弘海」をイメージして、読み始めてしまい…なっ何？？違うじゃん！！とちょっとした、ショックを受けながら了読。文体の、全体を流れる雰囲気もいつもの市川作品なんですが、内容が…。殺人に自殺。。。ハードボイルドにホラー好きな私には、全然OKですが…(いや、でも全然血生臭くは無かったか。)そっち系が嫌いな方は、ちょっと覚悟して読んでくださいませ。短編が3本の短編集です。

  2005.12.09

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• 面接行って来ました！

  パートの面接なんですが、午後4：30という変な時間でした。おかげで、なんだか一日中そわそわ落ち着かなくて。。。済んでしまえば、どって事ないんだけど！その時間が来るまでの、妙な緊張感…やなもんです。何度経験しても！結果は来週中には連絡があるようです。職安の求人の条件とは、ちょっと状況が変わったとかで1日5時間で、週5日という事だったのが、1日3～4時間で、週3日に条件変更になったけれど、それでもいいか？と聞かれてその場では問題ありませんと言ってはみたものの…それじゃぁ～ほんと、小遣い程度にしかならになぁ～～楽っちゃ～楽だけど、ちょっと中途半端だよな～ま～採用されると決まったわけではないので悩む以前の問題だけど(汗)でも、考えときゃなきゃなぁ～うぅん～…

  2005.12.08

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