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2017.01.29
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カテゴリ:LSI温故知新
​机の奥底から出てきました。

『CASIO製メモリカード』


記憶にほとんど無いのですが、

CASIOのハンディターミナルに入れて

使っていたような・・。





漠然と懐かしさだけを感じます。

縞模様ってところがなんともレトロビューティです。

昔は縞模様が多かった。


裏はこのような感じです。






謎なのがピン配置です。

PCMCIA規格は68pですがこれは60pです。





となると1990年以前の製品でしょうか。

当然、5V/3.3Vの誤挿入防止切り欠きも無いです。


電池を必要とするところから、

SRAMカードなのは間違いないです。


PCMCIAと比べてみると





ピンのピッチも異なっています。

サイズはクレカサイズで同じっぽいです。


謎だらけですが、古き良き時代を感じます。

暫く眺めていれば、そのうち記憶が

よみがえってくるかもしれません。


超驚いたのですが、SRAMカードって

まだ売ってるんですね・・・


そして、凄くお高いです(+_+)・・
三菱電機 MELSEC-Qシリーズ用 メモリカードQ2MEM-1MBS SRAMカード 1枚




続いて、東京エレクトロン製の

Flashメモリカード(PCMCIA)です。


容量は2MBですね。

フロッピーディスクとさほど変わらない容量です。





やはり、縞模様


そして旧ブランドロゴ。


2015/10/1-新ブランドロゴに変わりましたが、

個人的にはこの旧ロゴが好きです。

TELの文字が縞々で書かれているところなんて

凄くいいです。


今は東京エレクトロンデバイスという子会社が

販売を引き継いでいますが、

当時はオリジナル製品であることに胸を張っています。





中身はどうなっているのでしょうね。

当然、日本製のFlashチップがインプリ

されていると思います。


開けたいです・・。




​​​maxell製のFlashメモリカード(PCMCIA)

サイズは4MBです。


この頃になるとようやくROMの代替として

活躍できるようになってきました。


電気回路もCPUペリフェラルに

PCMCIAインタフェースがあり、

実装設計がローコストになりました。






ただ、採用当時、ROMは簡単に抜けないが、

カードはユーザがイジェクトボタンを押したら

稼動中でも抜けてしまう(活線挿抜)ため、

これが悩みの種でした。



そのため、初めの頃はイジェクトボタンに

ガードをつけていましたが、デジカメへの

CFカード普及
と共に活線挿抜は基本ご法度

という意識が広がって、

いつしかそんな悩みは誰も持たなくなりました。


面白いものですね。



そして、これもやはりやはり、縞々です・・・。



maxellって元々は電池メーカでした。

国産リチウム電池を一番初めに作ったメーカです。


そんなmaxellはどんどん容量を増やした

ラインナップを出します。


​​日立maxellFLASHメモリカード(32MB)です。


32MBというサイズは、20数年前では

”驚異的な容量”でした。

今ですと32GBのUSBが数百円で買えますが・・






縞々がいいです。

昔のテレビゲームはこんな奥行き感だけで

ウキウキでした。



中身を空けてみたら、オールジャパン​です。

そうです、昔は全てがmade in Japanと

書かれていたものです。

オーディオ用ケーブルにまで

made in Japanと書かれていました。





往時がよみがえるようです。


英語で読みにくそうですが、懐かしいものだらけです



まだ売っています。

レガシー機器には必要なんでしょう。


64MB ATA フラッシュ PC Card (PCMCIA) (BWK) (海外取寄せ品)










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Last updated  2018.07.28 11:45:54
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