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カテゴリ:革
自分は革製品が好きです
使っていくうちに様々な経年変化をみせ、 普通に大事に使えば、長く使えます。 そんな中でも、特にヌメ革とブライドルレザー が好みです ←このブログ左側のフリーリストに 「革の特集」というメニューを作っており、 そちらにヌメ革の初期処理などを書いています。 ヌメ革は扱いなれていないと難しい面があり、 汚れたりひび割れたりしてしまうので、 良かったらご覧ください。 スマホの場合は、ずっと下の方にある フリーページ一覧をタッチした先にあります。 探すのが面倒な場合は、以下のリンクで ヌメ革の初期処理部分を載せたリストにジャンプ できます (自ブログ)フリーページ:ヌメ革初期処理 (あくまで自分の経験談なので、自己責任で お願いします) これまで革のメンテナンス用クリーム は色々と試してきましたが、15年ほど前に コロニル社のディアマントに辿り着きました ドイツのMullerというスーパーでたまたま買った のが出会いで、その時から”ディアマンテ”と呼んで いたのですが、webで調べると”ディアマント”と 呼ばれているので、そちらで呼ぶことにします。 ところが2009年に新しいシリーズ展開がなされて、 このディアマントがディスコンとなり、代わりに ”1909シュプリームクリームデラックス”に なりました この新しいクリームについてこれまで色々と試して きたのですが、そろそろ一定の結果が得られたので、 記録も兼ねてレポートしようと思います・・。 論より証拠なので、実際に2つのクリームを使って、 その結果を載せます。 対象のヌメ革は10年以上使っている年季の 入ったもので、本ヌメ革と思われます。 もちろん使用前に一か月のエージング(日光浴) をしたものです。 まずは、簡単に汚れを落とすため、起毛革で 表面を一通り拭きます。 毎日のように使っているペンケースなので、 それなりに汚れます。 続いて、消しゴムで汚れ落としをします。 白い消しゴムの方が汚れの落ち具合が 見えやすいです。 気のせいか黒い消しゴムの方がケシカスが 小さいです。 (この後レザークリーナを使うので、強くこすって 表面の温度を上げないように注意です) 今回は検証目的なので、下地を落とします。 本当はモウブレイのステインリムーバー のようになんの加脂もしないクリーナーが 良かったのですが、使い切ってしまって 手元に無かったので、セイワのレザークリンケア をささっと使いました(浸透しないように)。 このクリーナーは優秀ですが、防カビ剤が 含まれており、あまりヌメ革には使わないように しています。 下地の準備が終わりましたので、だいたい真ん中 あたりに輪ゴムで境界線をつけました。 右をディアマント、左を1909シュプリームで 仕上げてみます 右側にディアマントを指で塗り込みます。 もう15年以上の付き合いになりますが、 シダーウッドオイルは本当に落ち着く 良い香りがします なお、シダーウッドには防カビ効果があります。 革への吸収はとても早いので20分ほど待ったら 表面を拭き上げます。 続いて左側に1909シュプリームを指で塗り込みます。 こちらはディアマントの後継の割には シダーウッドオイルの香りが全然別物です。 せっけんの香りと混ぜられているのか、ディアマント を知っていると、非常にチープな香りがします こちらの方が水っぽく、革への吸収は早いのですが 取説に従い20分待って表面を拭き上げます。 その後、柔らかいティッシュで包んで一晩寝かせます。 翌日、ティッシュを取り去り、状態を確認して 問題が無ければ、最終仕上げに羊毛で拭き上げます。 結果がこちらです。 右側のディアマントは革一面に濡れたようなつや が出ています 触ってもサラサラでべとつきは皆無です。 左側の1909シュプリームはつやが無く、くすんだ 印象となりました (くすんでいるのは経年劣化のせいですが、 それをカバーできなかった、という意味です) こちらもサラサラでべとつきはありません。 好みの問題がありますが、自分はディアマントの つやと香りが好きなので、どちらが良いかというと 確実にディアマントです 結局、ディアマントで仕上げなおしました。 この自然で健康的なつやが大好きです 今回の革は10年以上経過して、ある程度経年劣化 が進んでいます。 また、ヌメ革のため表面(銀面)処理もほとんど されていません。 自分はぴっかぴかでつるっつるの銀面が好きな わけでは無く、むしろそういった仕上げは不自然で 好きでは無いです。 こういった素のままのヌメ革に対し、ディアマンテ の仕上げは「瑞々しい素肌」をよみがえらせ、 革自体の持つ美しさを整えて端正な姿を 発揮させています それが1909シュプリームではずいぶんとカサカサに なってしまい、本来の美しさが損なわれているように みえます。 1909シュプリームもコロニルの製品なので、 きっと方法を探せば、ディアマントと同じ効果が 得られると考えて、二回塗りや下地処理を変えたり 今日までずいぶんと試行錯誤を繰り返したのですが、 結局見つからず、自分の検証では以下のような 結論となりました。 新しい革: ディアマント、1909シュプリーム共につやの感じは ほとんど変わりません。 経年劣化した革: ディアマントはしっとりとしたつやが出せます 1909シュプリームはくすんだ仕上げになります 成分は「シダーウッド、ラノリン、フッ化炭素樹脂」 となっていますが、コロニルは成分の含有量を詳しく 公開しませんので、何がこの差を生んでいるのかは 分かりません。 羊毛脂(ラノリン)には人間の皮脂膜と似た効果がある ので、これの含有量や質が今回の差に現れたと思われます。 ディアマントはディスコンになって随分と日がたつので、 入手が難しくなってきました (ディアマントの使用期限は5年です) なお、なぜか1909シュプリームから使用期限が10年に 伸びています。 もちろん有機溶剤は含まれていません。 webを調べると1909シュプリームが絶賛されていて、 これだけ絶賛される訳だから間違いは無いのだと 思いますが、経年劣化した革に使う場合は、 ディアマンテの頃と同じようにはならない、という ことをレポートしたいと思います 純日本産の本ヌメ革です。 栃木レザーの本ヌメは素晴らしいです。 仕上げは鱈の魚油です Butler Verner Sails(バトラーバーナーセイルズ)本ヌメ革ショルダー(日本製)【ショルダーバッグ バッグ 鞄】日本製 本革 シワ加工 レザー ロール ミニショルダーバッグ メンズ レディース ユニセックス 父の日 汚れが綺麗におちます。 【公式オンラインショップ】M.モゥブレィ ステインリムーバー 60mlエムモウブレイ 汚れ落とし 水性タイプ ビジネスシューズ お手入れ シューズケア シューケア ミニサイズ 初心者向け 日本製 あす楽対応 こちらは加脂するので、革ジャンなどを掃除する ときに使うと良いです。 レザークリンケア250ml (SEIWA) カビ止め レザーケア シューケア 革靴 革製品 レザークラフト工具 レザークラフト材料 ハンドメイド 革 機種に応じて作ってくれます。 これ、いいですね。 スマホケース 手帳型 多機種対応 本革 「ヌメ革・留めなし・カメラ穴」 全機種対応 iPhoneX ケース iPhone xr Xperia AQUOS Galaxy おしゃれ かわいい シンプル 大人女子 大人可愛い 革 スマホカバー 携帯ケース 無地 自分も栃木レザーのヌメ革ベルトを3本持ってます。 熱帯地方で使っていたので、腰回りは汗で ひび割れてますが・・・びくともしません。 ベルト 日本製 栃木レザー ヌメ革 40mm メンズ レディース ギフト プレゼント ギフト 牛革 本革 国産 レザー 一枚革 厚革 カジュアル ヴィンテージ ミリタリー 手作り ハンドメイド 職人 匠 もう2年も迷っていて、いまだに買えていませんが、 オークバーク鞣しのヴィンテージレザーです。 WHCというブランドに興味は無いのですが、 さすがイングランド、良い革を仕入れてきます。 タンナーはもちろんベイカーです。 こういった伝統鞣しをしたブライドルレザーは 二度と手に入らないのではないか、と思って いますが、とにかく汚れやすいので、普段使い できるのかな・・・と悩み続けています。 それにしても欲しいですね ホワイトハウスコックス【Whitehouse Cox】型番:S7660(ナチュラル) 財布 三つ折り財布 ツートン ヴィンテージブライドルレザー 牛革 男女兼用(ベージュ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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