LSI温故知新 懐かしのメモリカード(分解もあり)
机の奥底から出てきました。『CASIO製メモリカード』記憶にほとんど無いのですが、CASIOのハンディターミナルに入れて使っていたような・・。漠然と懐かしさだけを感じます。縞模様ってところがなんともレトロビューティです。昔は縞模様が多かった。裏はこのような感じです。謎なのがピン配置です。PCMCIA規格は68pですがこれは60pです。となると1990年以前の製品でしょうか。当然、5V/3.3Vの誤挿入防止切り欠きも無いです。電池を必要とするところから、SRAMカードなのは間違いないです。PCMCIAと比べてみるとピンのピッチも異なっています。サイズはクレカサイズで同じっぽいです。謎だらけですが、古き良き時代を感じます。暫く眺めていれば、そのうち記憶がよみがえってくるかもしれません。超驚いたのですが、SRAMカードってまだ売ってるんですね・・・そして、凄くお高いです(+_+)・・三菱電機 MELSEC-Qシリーズ用 メモリカードQ2MEM-1MBS SRAMカード 1枚続いて、東京エレクトロン製のFlashメモリカード(PCMCIA)です。容量は2MBですね。フロッピーディスクとさほど変わらない容量です。やはり、縞模様。そして旧ブランドロゴ。2015/10/1-新ブランドロゴに変わりましたが、個人的にはこの旧ロゴが好きです。TELの文字が縞々で書かれているところなんて凄くいいです。今は東京エレクトロンデバイスという子会社が販売を引き継いでいますが、当時はオリジナル製品であることに胸を張っています。中身はどうなっているのでしょうね。当然、日本製のFlashチップがインプリされていると思います。開けたいです・・。maxell製のFlashメモリカード(PCMCIA)サイズは4MBです。この頃になるとようやくROMの代替として活躍できるようになってきました。電気回路もCPUペリフェラルにPCMCIAインタフェースがあり、実装設計がローコストになりました。ただ、採用当時、ROMは簡単に抜けないが、カードはユーザがイジェクトボタンを押したら稼動中でも抜けてしまう(活線挿抜)ため、これが悩みの種でした。そのため、初めの頃はイジェクトボタンにガードをつけていましたが、デジカメへのCFカード普及と共に活線挿抜は基本ご法度という意識が広がって、いつしかそんな悩みは誰も持たなくなりました。面白いものですね。そして、これもやはりやはり、縞々です・・・。maxellって元々は電池メーカでした。国産リチウム電池を一番初めに作ったメーカです。そんなmaxellはどんどん容量を増やしたラインナップを出します。日立maxellのFLASHメモリカード(32MB)です。32MBというサイズは、20数年前では”驚異的な容量”でした。今ですと32GBのUSBが数百円で買えますが・・縞々がいいです。昔のテレビゲームはこんな奥行き感だけでウキウキでした。中身を空けてみたら、オールジャパンです。そうです、昔は全てがmade in Japanと書かれていたものです。オーディオ用ケーブルにまでmade in Japanと書かれていました。往時がよみがえるようです。英語で読みにくそうですが、懐かしいものだらけですまだ売っています。レガシー機器には必要なんでしょう。64MB ATA フラッシュ PC Card (PCMCIA) (BWK) (海外取寄せ品)