カテゴリ:住まい
掃除は楽しい!?
母の死から10日余り...。その前からまったく家の片付けをしていませんでした....。もう、我が家は汚宅(おたく)寸前!? 見るに見かねて??ハル子先輩とミナミさんがお掃除し隊として我が家に...。半日後、我が家は少しキレイになったみたいです。二人に感謝! 【おわび】 毋の死後前から、ブログにはいっぱいコメントをいただいています。でも、まだ、そのコメントにご返事まったく書いていません。もう少し、時間ができましたら、絶対に返事を書きます。本当にごめんなさい。 「掃除」を楽しもう! ドアホンが鳴りました。 玄関のドアを開けると、ハル子先輩はエプロン姿、手には叩きなどが入ったバケツ....。 (やる気十分ですが、まさか、その格好で電車に乗ってきたのでは?) 「まさか、車よ」 (ですよね、ハル子先輩といえども...ね...安心しました) ミナミさんは、やる気十分のジャージー姿....。 (でも、掃除というより、今からスポーツって感じなんですが...) ハル子先輩とミナミさんが、玄関のホコリを見つけるなり、 いきなりですが... 清潔な空気が健康に欠かせないのを知っていますか? 「日本の死因の3大原因であるガン、心臓病、脳卒中... 次いで死亡率が高いのが、実は“肺炎”です。 そして肺炎の多くは、呼吸とともに 体内に入る“ホコリ(粉塵)”に付着した微生物により起こります」 (エッー、ホコリで....怖い....) 肺炎だけでなく、ホコリや汚れた空気は健康を損なう大きな要因となるとか。 『ホコリ(粉塵)』は細菌の巣 細菌は適当な栄養、水分、温度がないと増殖できません。 空中を漂う “ホコリ”(土、皮膚の垢・フケ、毛、綿、花粉、食品など)は、 そのすべてを持っています。 さらにやっかいなことに、“ホコリ”に付着した元気な細菌が 空気を通じて感染を拡大させます。 細菌は “ホコリ” の一部なのです。 高齢者に多い肺炎などの日和見感染(元気な者には病気を起こさず、 免疫力の低下した者のみ発病する)の原因菌は、 どこにでもいるセラチア菌、レジオネラ菌、ブドウ球菌などの弱毒菌です。 これらの菌は赤痢菌やコレラ菌などの強毒菌と比べ、 消毒薬には逆に強いために、なかなか死なずに、 我々の周りを常に “ホコリ”とともに浮遊しています。 (ホコリって怖いんですね、せっせ、せっせと掃除しなくっちゃね) 蘊蓄の後、いよいよ、掃除開始です~。 ハル子先輩が掃除をしながら、次のことを教えてくれました。 ナイチンゲールの偉業 『白衣の天使』ナイチンゲールは、偉大な科学者でもあったと言います。 まだ細菌が発見されていないクリミア戦争時代に、 “ホコリを溜めない” 、“立てない”、“広げない” ことが伝染病対策に必須と考え、 風通し、カーテン、フローリング、ワックス、煮沸消毒などに工夫を凝らし、 戦病死を激減させたのです。 その ”ホコリ=細菌” の考え方は宇宙開発にも応用されているんですって。 NASAでは、電子部品に消毒薬が使えないため、 清潔な空気を“ホコリ(細菌)”が出なくなるまで吹きかけることにより、 無菌的に人工衛星を組み立てているそうです。 我が家のホコリ対策を考えましょう! 家庭においても体力が低下した者がいれば同様な注意が必要です。 清潔清掃の基本は、“ホコリの除去”と “除菌”です。 カーテン、カーペット、エアコン、装飾品(絵、置物)、 照明器具の傘、観葉植物など “ホコリ”の溜まりやすい箇所がいくつもあります。 大切なのはこまめに “ホコリ=細菌”を巻き上げないように注意して除去すること。 ■カーペット こまめに掃除機をかけること。 カーペットは、毛足の奥までホコリが入り込むと、なかなか取れなくなるので、 ブラシなどで、毛足を起こす方向や、毛並みをそろえる方向に擦り、 それから掃除機をかけるようにすると、キレイになります。 さらに、湿気が残らないように、晴れた日を選んで、風通しをよくして、 月に1回ぐらい、拭き掃除をすると、スッキリ、サッパリします。 拭き掃除をする場合は、住まいの洗剤をお湯か水で薄めたものを作り、 タオルや雑巾を硬く絞って、前後左右に毛足を起こすように拭いてから、 水で硬く絞ったタオル等で、清め拭きをしましょう。 洗剤水を作る時、洗剤を多く入れすぎないようにするのがポイントだそうです。 (すごい、ハル子先輩&ミナミさんって、お掃除博士なの??) ■フローリング フローリングの場合は、掃除機でホコリやゴミを吸い取り、 その後、雑巾やタオルでカラ拭きします。 これは、掃除機だけでは、細かいホコリが取りきれないからです。 このカラ拭きを手軽にしたのが、ドライタイプのフローリングワイパーなどで、 床にかがまずに、拭き掃除ができる便利なお掃除道具です。 ■畳 畳はホコリがたまると、ダニの温床になるので、 掃除機を畳の目に沿って、丁寧にかけることが大切です。 丁寧にかけることでダニのえさになるホコリやゴミだけでなく、 ダニのフンや死骸も吸い取ることができます。 ただ、掃除機だけでは細かいホコリが取れないので、 その後、畳の目に沿ってカラ拭きをしてください。 カラ拭きで畳がすっきりしない場合は、 洗濯機の脱水機で絞ったタオルがおすすめですが、 水を使うよりもお湯の方が汚れが取れ、早く乾燥します。 ■天井&壁 天井や壁は、ホコリがつきにくいと思われがちですが、 思っている以上にホコリがついています。 ホコリは何もしなくてもいつの間にか、たまってしまいますが、 風や衣服について室内に入ってきたり、ふとんの綿ボコリなどいろいろで、 一般的にハウスダストともいわれています。 室内にホコリが多いと、人が動いたり、 また、エアコンの送風や暖房の温かい空気とともに舞い上がり、 家具や照明器具の上にたまり、天井や壁にもつきます。 天井や壁のホコリを取るには、ポリバタキをおすすめします。 ポリバタキは使用する前に2~3回振って、静電気を起こしてから、 壁や天井を軽くなでるだけで目に見えないホコリを吸着させる効果があります。 「すごいね、お二人さん」と言いかけたら、 お掃除手伝うために、二人とも掃除の勉強してきたんだって!! エッー、一夜漬けでお掃除の勉強かな?? ・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。:'・.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:. ハル子先輩、ミナミさんのおかげでお部屋はぴっかぴか! 母の大好きだった花柄のカーテンのホコリもすっきり取れました。 本当に今日は感謝です。 楽しいお掃除風景はzaiさんのイラストです。 こんな感じでみんなでガンバりました。 ハル子先輩、ミナミさんには感謝、多謝! ※ このブログは,女性のためのネットマガジン『エルバイエル』でも紹介されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 8, 2008 05:51:34 AM
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