365484 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

聖歌は生歌

聖歌は生歌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

omasico

omasico

Freepage List

オルガン(略歴)


オルガン(楽器編)


オルガン(伴奏1)


オルガン(伴奏2)


葬儀


結婚式


典礼音楽講座のご案内


基礎講座


実技実習編


共同祈願


祈りを歌う


先唱者


聖週間と復活節


受難の主日


主の晩さんの夕べのミサ


主の受難の祭儀


復活の主日 復活の聖なる徹夜祭 光の祭儀


復活の聖なる徹夜祭 ことばの典礼


日中のミサ 復活節第二主日のミサ


主の昇天と聖霊降臨の答唱詩編


ミサ賛歌 歴史


ミサ曲1


詩編を祈る


続唱


季節賛歌


聖母賛歌


主の降誕 入祭の歌と答唱詩編


降誕節、祝祭日の答唱詩編


聖家族の祝日の答唱詩編


神の母聖マリアと主の公現の祭日の答唱詩編


主の洗礼の祝日の答唱詩編


教会の祈り


答唱詩編(季節と祝祭日)


待降節第1主日


待降節第2主日


待降節第3主日


待降節第4主日


灰の水曜日


四旬節第1主日


四旬節第2主日


四旬節第3主日


四旬節第4主日


四旬節第5主日


復活節第3主日


復活節第4主日


復活節第5主日


復活節第6主日


三位一体


キリストの聖体


王であるキリスト


洗礼者聖ヨハネの誕生


聖ペトロ 聖パウロ 使徒


主の変容


聖母の被昇天


十字架称賛


諸聖人


死者の日


ラテラン教会の献堂


パウロ年記念


年間主日の答唱詩編


年間第2主日


年間第3主日


年間第4主日


年間第5主日


年間第6主日


年間第7主日


年間第8主日


年間第9主日


年間第10主日


年間第11主日


年間第12主日


年間第13主日


年間第14主日


年間第15主日


年間第16主日


年間第17主日


年間第18主日


年間第19主日


年間第20主日


年間第21主日


年間第22主日


年間第23主日


年間第24主日


年間第25主日


年間第26主日


年間第27主日


年間第28主日


年間第29主日


年間第30主日


年間第31主日


年間第32主日


年間第33主日


典礼聖歌


典礼聖歌の成立


Category

答唱詩編

(168)

季節賛歌

(1)

一般賛歌

(2)

アレルヤ唱・詠唱

(4)

聖歌一般

(5)

聖歌のことば

(1)

お知らせ

(30)

全ブログ共通

(4)

おおましこ

(0)

続唱

(1)

教会と典礼

(0)

歴史

(0)

よもやま話

(1)

聖書を聴いて

(2)

ミサの賛歌

(0)

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 omasico@ Re:持ち物の聖歌集は?(11/16) かねみきさん >+主の平和! >持ち物…
 かねみき@ 持ち物の聖歌集は? +主の平和! 持ち物として書かれている…
 育児・子育て きらり@ **こんにちは** 今日は そーですか。 又、拝見…
 代役@ Re:復活節アレルヤ唱(04/11)  しつこい質問に、丁寧にお答えいただき…
 omasico@ Re:復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)(04/11) 代役さんへ! > キリストの聖体(6月10…
 代役@ 復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)  キリストの聖体(6月10日)、この日の『…
 Clara@ ありがとうございました omasicoさん お返事いただき、大変うれ…

Favorite Blog

こころのお散歩 さるすべり123さん
しんがくほうろうき 伊望さん
座 禅 猫 kondavi(いう)さん
青い花 veronica2005さん
ひっそりと咲く名も… NK3737さん
たこりんの★気まぐれ… たこりん0906さん
琥珀色のPENGU… 活男さん

Recent Posts

2020.02.16
XML
カテゴリ:聖歌一般
小教区では4週間に一回 オルガン奉仕をしていますが いつも気になることがあります。それは 祈りのテンポです。とはいっても 四分音符= というような 速さのことではありません。祈りの文言 テキストが長いものに関して どうも「歌い飛ばす」傾向が 多々聞かれることです。

一番 気になるのは「回心の祈り」と「主の祈り」。「回心の祈り」は 普段から 唱えて祈るということはありませんが 「主の祈り」は ミサや教会の祈りでのように 旋律や伴奏をつけないで 唱える場合にも わたくしの感性からすると 皆さん 早口で唱えるように感じます。普段は口に出しませんが 「その速さで 祈りを味わって唱えていますか。その祈りのテキストの場面を 目の前の出来事として 実現できていますか」と 問いかけたくなることがあります。

「主は皆さんと ともに」「また 司祭とともに」というような 対話句は テキストの文言が短いので 比較的歌い飛ばすことはありませんが テキストが長いものに関しては しかも 覚えてしまっている分 歌い飛ばす というよりも「祈り飛ばしてしまう」傾向があるのではないでしょうか。それが 特に目立つ(聞いているから 耳だつかもしれませんね)のが ミサの場合には「回心の祈り」や「主の祈り」というわけです。これらの祈りは 旋律もそれほど複雑ではなく 同じ音が続くことも 祈り飛ばしてしまう一因になっているのかもしれません。

しかし 本当にそれでよいのでしょうか。例えば「回心の祈り」のテキストを見てみましょう。
「告白します」の 次の「わたしは」ということばは だれでもない この「わたしは~~~罪を犯しました」という意味で しっかりと自分自身を見つめて思い起こして祈ることばですから 決して スラっと歌い飛ばすものではありません。ゆっくりと自分自身を見つめて丁寧に「わたしは」と告白を始めるものです。その先の「聖母マリア すべての天使と聖人」も ある程度の速さは必要ですが 今 わたくし(たち)とともにいてくださる 聖母マリアとすべての天使と聖人の実存を感じて 祈っているでしょうか。さらに その先の「そして 兄弟の皆さん 罪深(ふか)いわたしのために 神に祈ってください。」という 兄弟姉妹への祈りの嘆願を 心から頼んでいるでしょうか。

主の祈りでも同じことが言えるでしょう。一番 陥りやすい「祈り飛ばし」は 最初の文章 父への呼びかけです。「天におられるわたしたちの父よ」という この呼びかけ ともすれば 祈り飛ばして 時には司祭の祈りの招きの倍の速さで始まることもあります。しかも 最後のリタルダンドがかからず 「ちちよーー」となってしまうことも。これでは 天の父にこの先の祈りを聞いてもらうためのものではなく 目の前にいる出来損ないのおやじの胸倉をつかんで怒鳴り散らすようなものです。本当に 天の父に呼びかけが届いているかどうかを確かめながら きちんと祈るならば 司祭の招きのことばと同じくらいかやや早めに初めて 最後は リタルダンドしながらディミヌエンドして 天の父の前に呼びかけが静かに届くように祈るものではないでしょうか。

主の祈りの真ん中にある「わたしたちの日ごとの糧を 今日もお与えください」という文言も 今日も満足にわたしたちは食べ物を買うことができてありがたいです という意味ではありません。イエスの時代も また 今日においても 天の父が想像された 同じ 人類の兄弟姉妹の中には 特に 多くの小さな命が その日の糧を得られないで 息絶えて行っています。そういう 兄弟姉妹のことを もちろん 同じ地平に立って 同じ境遇になって 苦しみを共有することはできないとしても 彼ら彼女らのことを思い起こし 神の恵みと平和を祈っているでしょうか。

わたしたちは どうしても 繰り返すことによって それが「習慣」や「常識」となり無反省に 行動することが多々あります。祈りの文言 テキストでも 慣れ親しんだ祈りほど 実は「習慣」になって そのことばを味わうことなく祈り飛ばしてしまう危険があるのです。だったら 祈る回数を減らせばいい ということではありません。祈りを歌うとき その祈りの文言 テキストを まずだれでもない「わたし」がしっかりと味わって 神との対話を深め その祈りにふさわしい 速さ 強さ 丁寧さをもって祈っていかなければ 祈りで口にする神のことばは 単なる音声で終わってしまい 本当に「神が語られたとは すべて実現する」ことにはならないのではないでしょうか。

聖書のことば 神のことばは「すべて実現する」ものです。それは だれかが口にしたときに とりも直さずこの「わたし」が口にしたときに実現するものです。聞いた人が味わえるように祈ることは まず 自分がしっかりと味わって その祈りにふさわしい 速さ 強さ 丁寧さで歌って祈ることから始まります。わたしたちの祈りのことば 神のことばが目の前の出来事として実現するように。日ごろから 祈りのことばへの知的欲求 祈りのことばをふさわしく祈る品性と感性を磨いていきたいものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.02.16 16:02:00
[聖歌一般] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X