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テーマ:子連れのお出かけ(8052)
カテゴリ:子供のはなし
ピアノを習いはじめてから 間もない双子の息子たち‥‥ この日はそのピアノ教室の 発表会があるとのことで 仙川にある“森のテラス”に 家族4人で向かいました。 まだ息子たちは片手の指の数くらいしか レッスンを受けていない段階だったので 今回は奏者としてはエントリーせずに 見学目的で出掛けました。 駅から歩いてほぼ10分‥‥ 閑静な住宅街の一角にひっそりと “森のテラス”はありました。 自然に近い形を保つ為に なるべく木を切ならいよう 心掛けているという雑木林は まるでトトロの森のよう‥‥。 住宅街でありながら、 その辺りの空間だけが他と異なり、 まるで違う世界にトリップした感じです。 実際の敷地面積はそう広くはないはずですが まだまだ秘密のエリアがあるような、 そんな奥行きを感じる庭でした。 そしてそんな庭を覗めるのが、 テラスのある回廊付き部屋、 奥にはグランドピアノ‥‥そこが今回の 発表会のステージとなっていました。 奏者も観客も普段着で、しかも フリーフード&ドリンクのビュッフェ付き、 いわゆるピアノの発表会とは 180度違ったスタイル‥‥ 食材にこだわった料理はどれもおいしく (画像取り忘れた~~) 老若男女、胃も心も満たされ、 大人はほろ酔い気味で談笑し、 子供同士は自己紹介なく遊びはじめ 来客全ての心がとぎほぐされた中で 唄うように流れるように、 たゆたゆと行われた発表会でした。 音楽は楽しいもの、 気構えて演奏するものでも、 気構えて聴くものでもない。 その空間で何をしていようと、 耳を傾ければ、そこには音楽がある。 みんな音楽で繋がっている‥‥。 そんな自由な雰囲気の中、 ちょっとした奇跡がありました。 我が双子(小一)のシャイな方‥‥ 身内の前ではひょうきんでわんぱくなのに 外では臆病で恥ずかしがり屋な、 いわゆる内弁慶な子の方が、 まるで夢遊病のごとくふらふら~っと ピアノに近づき、飛び入りで演奏したのです。 演奏後、急に我に返ったようで 相当恥ずかしかったらしく、 突っ伏しながら「もーやだ。もーやだ。」と 照れ怒りしてました。爆 私達夫婦が子供を音楽活動に同行させ 音楽に触れさせる環境を望む気持ちと、 子の音楽に対する意識とが、 繋がった瞬間でもありました。 といっても、何も子供たちに ピアニストになってもらいたい訳でも、 将来音楽業界で生計を立ててもらいたい訳でも、 音楽にずっと触れていて欲しい訳でもありません。 親の趣味に付き合うのも時間の問題だろうし、 きっと男の子故、もう暫くしたら スポーツクラブに所属する日がくると思います。 その時にピアノと向き合っているかどうかは 正直わかりません。 ただ、どんな方法であれ 表現することの楽しさ、大切さを 知ってもらいたいと考えています。 そんな思いの再認識と、 素晴らしい機会を与えてくれた ピアノ教室はこちら。 ↓ ◆音楽ルーム じゃむ◆ 先生は私のかつてのバンド仲間で “のだめ”をほぼ地でいく女性です。 (但し、のだめと違って片付けられる女だよ。笑) 彼女のレッスンはとてもユニークで 子供とは、まずお友達になることからはじめます。 ちなみに生徒さんたちは子供に限りません。 発表会の奏者の3分の1は大人でしたよ。 生徒さんによってレッスン方法は全然違うようです。 我が家からその教室まではかなり離れているので 出張レッスンという方法を取って 我が家に来てもらっているのですが、 うちの子供たちの年齢、性格的に、 当初は関係のないオモチャ遊びから付き合って頂きました。 その延長に鍵盤というオモチャがある感じ‥‥。 今でも変わらず、息子らにとって先生は 友達でもあることに変わりがないんですけど それがここ最近になって自主的に レッスンに真剣に向き合うように‥‥。 美しい程、 自然な流れだよな。 よっちゃん、 友達であることを光栄に思います。 *-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----* 過去の日記をまとめて更新しました。 良かったらご覧下さい。 2009.4/6 息子たちへ‥‥新たな門出に。 2009.5/8 春~初夏の風景 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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