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カテゴリ:旅行

りんごのおじさん

リンゴセミナーでのこと。
参加者の1人がこんな本を持っていました。

表情が木村さんです。
ちょっとした格好が木村さん本人も似てると言って
ニコニコされていました。
「これこれ、この姿、よく似てるんだよね」って。




セミナーの二日目。

翌日も良く晴れて寧ろ暑いくらいでした。

この日は、もう一つの畑に案内してくださいました。
こちらは、農薬の被害を体中に受けて奥様の為に
自然栽培に取り組んで間もなくのまさに
リンゴ農家とは名ばかりだった頃の畑です。


自然栽培ひとすじに

この本にも書かれていたちっとも実らないリンゴ畑を
奥様が目隠し代わりに植えたというあじさいです。

あじさいの生け垣

あじさいの生け垣2

紫陽花は背が高くは成りませんから、
本当の意味で目隠しには成らなかったと思いますが、
花が咲いていれば少しは気分転換に成ったのでしょうか・・・。

奥様がどんな思いで植えられたのかは
さすがにご本人を前には聞けませんでした。


生産者同士で

ご一緒に写っているのはお弟子さんの佐々木さん。
今やお弟子さんを持つ身となった木村さんですが、
いつでも頼って来られる方にも全力で対応してくれるそうです。

そうでなかったら、佐々木さんご本人も収穫の時期を迎えられて
お忙しいでしょうにツアーに一緒に廻ったりはしないでしょうね。



その後は畑を後にして一路「レストラン山崎」へ・・・。
と言っても一応市内なのでそんなに離れてはいませんが。


と思ったら一台の車がすーっと近づいて来て
よくみると運転席から手を振る方が・・・。

さらにその方を見ると、私自身はお写真等でしか拝見した事はないけど
是非一度はお目にかかってみたかったお米農家の石山さんでした。

お米生産者の石山さん

私は今回小淵沢での事が有ったので、
今回のリンゴ生産者のみを廻るツアーにしか参加出来なかったのですが、
これの一つ前には木村さんとこの石山さんのところを見学するという
ツアーが有ったのです。

本当はこっちに参加したかったくらいなので、
とてもラッキーでした♪

石山さんはバスを見かけて、河名代表に挨拶をするためだけに
近寄って来られて私達にもちょこっと挨拶をしてくださり、
本当の目的である収穫のお礼をするために木村さんのところに
向かいました。

無事に新米が収穫出来たからお礼にね、といつもの事だよと
いわんばかりに手を振りながらさって行きました。
でも、毎年ちゃんと育った事を木村さんに報告しているんだな~と
生産物は違うけれど生産者同士の温かい繋がりに感動でした。

聞けば、つい先日も石山さんはお客さんを連れて木村さんのところに
訪れているのだそうですが、それはそれこれはこれとして
ちゃんと挨拶に来られてるのですから凄いな~。

石山さんも、木村農法の実践者です。
台風の直撃にも耐え抜いた自然栽培のお米。
周りの稲が軒並み倒れている中で、
ここの田んぼだけは少し斜めになった程度ですんだそうです。

この稲は、稲自身がまず大地に根を下ろして根を張る作業が先なので
一見すると周りの稲よりも成長が遅く感じるそうです。

しかし、その作業が有ってこそ台風にも倒れる事無く
立っていられた生命力の証ですよね。



石山さんが去った後は本当に「レストラン山崎」へ向かいました。


店のポスター

お店のポスターです。

山崎シェフ

後でお会いしたうなさんから、
山崎シェフは県内でもとても有名だと聞きました。

しかしシェフ自身も仰っていましたが、
今は”木村さんの”が付いてしまい木村さんの方が有名ですと。

でも木村さんが食べる物に困っている時に
助けてくれたのが山崎シェフだったそうで
それからずっとのおつきあいなのだそうです。

その頃の恩を今でも忘れないでいる木村さんに
またしても心打たれてしまうのであります。

一緒にランチ

木村さんも一緒にランチ。


今やすっかり有名になり多分お店の看板メニューとなっている
「木村さんのりんごの冷製スープ」。

りんごの冷製スープ

リンゴ自体が甘いのでそんなに手をかけていないかもしれないけど、
リンゴと生クリームを混ぜて・・・かなぁと言う感じで
甘かったけど美味しかったです。

これは、冷凍出来ますからお取り寄せが出来ますよ~~♪
是非ご賞味下さいませ~~~♪

野菜

野菜か肉かを事前に選べたので、私は野菜にしました。
これらの野菜も出来るだけ有機の物を選ばれているようです。

りんごのバヴァロア

締めは、木村さんのリンゴで作ったバヴァロア。
美味しかった~~~♪

アイスクリームが付いていたけど、
アイスの方が甘くてアイスの甘みをバヴァロアで消すと
いう感じでした。


木村さんの梨

実は、一番驚いたのは、これ!

木村さんのリンゴ畑のそばに植えられているという梨の木。
そのたった1~2本の木から取れたこの梨!

砂糖漬けにしてるの?というくらい甘かったんです。

いつも知人から送って頂いている梨も甘かった。
今年は梨の当たり年?なのか以上に甘かったのですが、
それが比でないくらい甘かったんです。

甘くてとってもジューシーでした。

木村さんの畑の物は、皆甘くて美味しい!!


そしてリンゴの木村さんと別れて駅へ向かい、解散となりました。

八戸で同行した母を先に新幹線口へ案内して、
私は出口へ向かいます。
この後には、私に取ってはもう一つの一大イベントが!


そう、このブログで出会って色々な共通点が見つかり
とてもとても親近感が湧いているうなさんとお会いする為です。

青森県と言っても広いですから都合良く会えるとは限らないし、
なんせ3週間も小淵沢に行っていて旦那を放って置いた私には
彼を無視して長時間の滞在はきついかもしれないと思っていたので
申し出て良いものかどうか迷いました。

乗り継ぎのわずかな間なのです。
それも1時間も無い。
それなのに、駅までわざわざ出て来てくださって。
駅までだってもしかしたら都内と違って距離が有るかもしれないのに、
来てくださってとても嬉しかったです。
ありがとうございました。

出口に向かうとすぐに解りました。
もちろん簡単な特徴を先に教えて頂きましたが、
行き交う人が居る中で解るかしら?という不安が無い私は
自分で驚きましたが、すぐに解りました。

うなさんもブログですぐに解ったと書いてくださったので、
やっぱり似ているのでしょね~~。

いやぁ、思っていた通りのおきれいな方でした。
チュニックの事を時々書かれているので、
着て来るかなと期待していましたが残念!(笑)

ブログでよく知っているとはいえ面識が無いのって
面白い感覚ですね。
初対面だけどお互いが結構お互いを知っている状態。

なので、共通の事はたくさんあるし話題にも事欠かない。
最初こそ会話が滑らかではなかったとしても、
すぐにあれはどうしたこれはどうだったと会話に花が咲きます。
だからあっという間に時間は来てしまいました。


うなさん、貴重な時間をありがとうございました。
今度はゆっくりお会いしたいですね。


お渡しした木村さんのリンゴもさすがの青森県人を
唸らせる事が出来たようなので、
木村さんにもご報告したい気分です!
青森の人ですら、木村農法を望んでいるんだと。
りんご農家の方達に届いて欲しい。


あ!うなさんと写真取ってくれば良かったなと今思った・・・。


来年は石山さんのところに寄るツアーが有ったらまた参加しようかな。
そしたらまた会いましょうね♪

もちろん東京に来られる時もです!(笑)





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Last updated  2008.10.22 23:20:28
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