いま　ここにあるもの

週末、家族で伊豆高原に旅行に行って来ました。

父たっての希望です。
よく私達夫婦と両親とでは行くし、
弟一家と両親とでも行った事は有るのですが
弟一家と私達夫婦と両親というメンバーでの旅行は
あまり有りません。

定年退職をした父が以前の職場の保養所を定年後も
使えるとかで伊豆高原に決まりました。


混雑が嫌いな父が指定した集合時間は朝の５時。
とにかく首都高を抜けてしまいたいのです（笑）。

すいすいで進んでしまうと現地にも朝早く付いてしまいます。
そんな時間に一体どこの施設が開いているというのでしょうね（笑）

朝早かったからお腹も空いてますが、
まともなお店は当然ながら開いてません！（笑）
結局マク○ナ○ドで時間調整を兼ねて空腹を満たします。




最初に行ったのは城ヶ崎海岸。



この吊り橋、今の小学生に言っても通じない
「小錦２６名分」という重さ制限の表示（笑）

試しに姪っ子に聞きました。
「小錦関って知ってる？」「知らない」
「じゃあ、朝青龍は知ってるよね？」「うん」
やっぱり・・・（＾＾；

眼下に広がる海を見て下の姪が怖がって泣き出しました。
私達は全員、下の姪よりも上の姪が怖がると思っていました。
下の姪は寧ろ面白がって揺らすんじゃないかって思ったのに。



そばの崖へと続くところに猫が居ました。
猫好き旦那は早速ゴロゴロ～～となでなで。

野良猫だと思うのですが、もの凄くきれいなんです。
白い毛が本当に真っ白で。
捨てたて？

人には慣れているからか旦那が撫でるとお腹を見せて
なでろーと催促。
気持ちよくなって一瞬眠りに落ちたのか撫でるのを
辞めたのに微動だにしませんでした（笑）



その後は、大室山に。


伊豆に来てもいつも見るだけでロープウェーで上に
上がった事の無い私は、初体験です。



一周２０分と書いてあったので旦那と歩いてみる事に。
写真は丁度半周した位置からの物です。

結構な坂道でビックリ！
息が上がってしまいましたが、風がとっても気持ちよい♪
旦那は普段長距離を走るようになったせいか、
息が上がる事も無かったようです。

今日はローラー台に乗れないので、
丁度良い運動になりました（*^-^*）



その後はシャボテン公園へ。



月の桂


月下美人
昼夜逆転させる事で日中に咲かせたそうです。

しかし、客に見せる為とはいえちょっと可愛そうでした。

サボテンでも育ててみようかなと旦那が言い出したので、
買いました。


この子は、３才です。
金鯱（きんしゃち）は、長生きするようですね。
頑張って育てて自分達が年取ったらどうしようか、、、と
そんな心配をしている旦那です（笑）

一方姪っ子はクジャクにエサをやりつつ、
クジャクに追い回され逃げ惑い（笑）

エサを持っていると解っているからなのでしょうか
近づいて来るのですから仕方有りませんね。



その辺りで、おいしいコーヒーが飲みたいと母が言い出しました。
毎週末、近くのスタバでお茶をするのが楽しみになってる父と母。

週末の旅行だからといっても習慣なので
やっぱり飲みたいそうですね（笑）
かくいう私も同じなのですが・・・（笑）

そこで、４月のセドナでお会いした伊豆高原近くで
パティシエをやっているという方のお店に行ってみる事に。

伊豆高原はとても入り組んでいて、
地元人でない限りはめったやたらに動き回らない方が良い。

大きな木があるところと言われても、辺り中大きな木があるし
とかく目印になる物が少ないのです。
似たような景色ばかりなのです。

そこで探すのがとても困難になるので、
駅に居るなら駅から動かないで欲しいと来訪者に伝えるそうです。

週末はやはり散歩するのが習慣の父は、
翌朝散歩のためホテルのロビーを出ようとした時に
守衛さんに「迷子にならないよう気をつけてください」と
注意されたそうです。



４月のセドナで初めてお会いして、
多分１時間くらいしか話していないと思います。
それに自己紹介しましたし７月に伊豆高原に行くとは言いましたが
きっと覚えてないと思っていたので連絡はしませんでした。

美味しいコーヒーが飲めればそれで良いと。

お店の地図を頼りに行きましたが、やっぱり解りにくい！（笑）
道の両側に人工物が無くなり行き止まりに入り込んだ？！
と思った瞬間にホームページで見たお店の写真通りの建物が
見えて無事に到着。



お店に入ってケーキセットを注文するため
お店の入り口そばにあるショーケースの前で姪っ子と
あれこれ選んでいるとドアの向こうに人影が見えました。

見ると、セドナで出会ったその人でした。

まさかお会い出来ると思いませんでした。
お店の人に居るかどうかを聞こうとは思いましたが、
居る気配がないのでお店を起つ時に聞けばいいやと
思った矢先でした。

その人も私の顔は覚えていてくれたようで
久しぶり！と。

副業（？）が忙しくなってしまって今ほとんどお店には
居ないようで、今月もこの週末だけお店に顔出せるという
忙しさ。

しかも、本当ならこの週末も予定が入っていたのですが
急遽空いたというから、もの凄い偶然（必然？）に二人とも
驚いてしまいました。

パティシエなのにケーキを作っている暇がないって
どうなの？（ーー；

お店のケーキはどれも美味しかったです。
食べるのに夢中でやっぱり写真を撮り忘れてしまった（汗）

しかもケーキって選ぶのに迷いませんか？？
ここのケーキセットはお好きなケーキ２個とコーヒーか紅茶なんです。

だから、コレも気になるけどアレも気になるというのが
叶う！！（笑）
周りの人と連携すれば多分全種類制覇も夢じゃない！（笑）
私達も皆のをちょこっとずつ味見させてもらいました。

甘い物はあまり得意でない父が一つペロリと平らげたほど、
甘さがキツくなくて美味しいのです。

私達が食べ終わる頃を見計らって姪っ子にその人は言いました。
「どこに遊びに行きたい？」と。
案内するよと申し出てくれたのです。

案内といっても地図などで教えるだけかと思ったら、
自ら車を運転してその場所へと案内してくれて、
なおかつ説明まで・・・。

わさび田を見た事が無い姪っ子達。


写真は、多分個人的に栽培している方のです。
この他に連れて行って頂いた場所は最高級わさびとして
売られている物がある場所でしたので
写真は撮りましたが掲載はしません、ごめんなさい。

最近は、こっそり盗っていく人が居るのだそうです。

空気がガラリと変わりました。
そこの空気は何とも言えず美味しい。
爽やかとか透き通っているとかではないのです。
密度が濃い、そんな感じがしました。
おいしいわさびが育っている事はこの空気で解ります。

そのそばには、神様の木がありました。
山の神様の木です。

天気も解るのです。
この木の葉が、少ないと雨が多く、
よく茂っている年は雨が少ないのだそうです。
木の下に育つ植物達の日傘となってくれるそうです。
少ない水の蒸発を防いで下に育つ植物を助けてくれるのだそうです。

そんな事も説明してくれました。

忙しいスケジュールの合間、急遽空いて出来た時間を
私達の為に使ってくださりありがとうございました。


ちなみに、このお店まるで私が訪れるのを待っていたかのように
今月半ばに閉店する事が決まったそうです。

その方のホームページを帰宅後にみて知りました。
ガーン・・・（ーー；

せっかく伊豆高原に行った際の楽しみが出来たと思ったのに・・・。
と言っても滅多に訪れる機会があるものでもない距離では有りますが。


続きます。