いま　ここにあるもの

続きです。


さて、本来の話へ戻します。

と言ってもその後はホテルにチェックインして・・・というだけで
特に・・・

あ、そうそう！

弟が連日夜遅くまで残業していたそうで
疲れが出たのか熱が出てしまいました。

部屋は３家族分取れたのではなく２部屋でしたので、
私達は両親と一緒の部屋にして弟家族で１部屋という
部屋割りでした。

夕食まで寝るという弟に気遣い義妹と姪は私達の部屋に
来ました。静かに休んでもらおうというのは解るのですが、
何も掛けてあげないってどうなんだろう・・・。

夕食までの間、部屋で寝ていた弟ですが、
部屋に有った布団を掛けて・・・ではなくて
座布団を掛けて寝ていたそうです。

布団を引っ張り出して掛けてあげるくらいしても良いのにね。

夕食の時間に少し遅れて出て来た弟は明らかに
いつもの調子ではない。

父が額に手を当てると熱が有ったようです。

部屋で横になってる時には熱は無かったかもしれません。
でも、横になったら風邪を引くとよくいうのですから、
風邪を引かれては困ると布団をかけてあげても良いのにな・・・。

その時にもしかしたら悪化したかもしれませんね。

弟は食事もロクに取らず、部屋に戻って寝ました。
寝る前にお風呂に入りよく温まってから休んだようなので、
沢山汗を掻いたらしく翌朝には熱はすっかり治まって
いつもの弟に戻っていましたけど。



それから、私達は旦那が持って来ていたトランプで遊びました。
いつも負ける下の姪。
負けず嫌いなので、ズルをしつつもそれでも負ける。

ババ抜きをすれば、持っている事を黙っていられず
すぐバレる。

そこでジジ抜きに変更しました。
ジジ抜きなら何がはずれか解りにくいから。

ところが、いつのまにかジジの数字が何なのかが
彼女のメインになってしまいました。
「○（数字）だと思うな」と。

そしてそのうち、それが当ったら旦那に１０００円払えと
言い出す始末。じゃあ、旦那が当ったら？と言うと払わないと
言い出した。実際は不公平だからと半額指定。

そこまではまぁ良いとしても、自分達の部屋から紙を持って来て
誓約書のようなものまで書き出した。
自分が何番に掛けて旦那が何番に掛けたのかを書いて、
サインまでさせて・・・。

そこで旦那が「じゃあこのゲームに負けたらどうする？」というと
意味が通じてない。
そこで私が追加説明をする。
ジジ抜きは番号当てをするゲームじゃないと。

そうして初めてゲームを思い出したようだった。

「あ、そうか。そうやって長く説明されて解ったよ。
○（姪自身の名前）は、お金が全てだから」と言ったような。
小学３年生にしてこの台詞。

将来が末恐ろしい・・・
いったいどうしたらこうなってしまうのか？！

昨今、お年玉を貰ったその後の小学生の使い方を
テレビで放送されるが、何となく目の前で垣間みた気がしました。

この子が何か事件を起こしてもきっと所謂「いい子」という
近所評判なんですよね。
ちゃんと挨拶もするしいい子だね～と近所の人に
わざわざ呼び止められてまで弟は言われたそうですから。

学校の先生にも切り返しの強い突っ込みを平気で入れるそうだけど、
でもこの子が先頭を切ってくれないとクラスがまとまらないから
先生もこの子に頼っているそうです。

運動会等のダンスなんかもこの子が覚えてくれないと
クラスの誰もが踊れない。
この子が覚えると解らない子に教えてくれるから
先生の手間も省ける。
おまけに所謂文武両道らしいから、扱う側も大変だろうな。

多分完璧にインディゴ・クリスタル。



あら、話を戻しますわ（笑）

翌日はゆっくりとチェックアウトして、お土産を見て
お昼を食べて帰って来ました。

父には楽しい旅になったでしょうか。

姪の凄まじい本性を見てしまった旅行でした（笑）が、
私としては偶然にもセドナでお世話になった方に
お会い出来た事は本当に良かったと思いました。