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テーマ:今日の出来事(292792)
カテゴリ:ニュースから
とある新聞の論説で、ショックなデータを知った。
中村攻さんという方が書いた『安全・安心なまちを子ども達へ』という本に紹介されている犯罪被害体験の調査だ。著者による東京江戸川区の葛西地域の小学校4~6年生へのアンケート調査では、有効回収数949人のうち、犯罪被害体験がある児童は262人、実に38.4%にのぼるというのだ。「この数字は著者のこれまでの多くの地域での調査に較べて、大きい差は見られない」という。 しかも、女子の場合は、性にかかわる風俗犯罪被害が66%を占めているという。 大きな犯罪事件ではなくとも、日本では、子どもたちはずっと危険な目にあってきた、体験させられてきた、この事実を肝に銘じて、子どもたちを守るために全力を傾けなければならない。 それから、自らの生きる困難や悩みのはけ口を子どもに向け、そこから子ども達が受けるであろう痛みを我が事におきかえてみることができない青年や大人がそれだけ増えていることについても真剣に考えていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 22, 2006 02:15:27 AM
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