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2008/05/31
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テーマ:徒然日記(23285)

ただいま勉強中~♪ ただいま勉強中~♪ ただいま、ただいま、ただいま~勉強中~~♪♪♪

って、ふざけた入りですみません(* ̄∀ ̄*)
ちょっと、浮かれております♪
7月に、能「船弁慶」(in京都)を見に行くことになりましたv(≧∀≦)v
(この日は、昼間は萬斎さんの朗読♪ → 夕方、能「船弁慶」の豪華2本立て!)


    hb


狂言方が演じる船頭は。。。野村萬斎さん♪ おまけに解説も♪♪
うひゃ~~。楽しみ♪

船弁慶といやぁ、能の中でも人気のある曲ざんすね。

[あらすじ]
九朗判官義経は、兄頼朝に追われて九州に逃れる途中、摂津国から船に乗り込む所でした。
その一行の中に静御前がこっそり加わっており、義経についてゆこうとしますが、義経に説得されて
都に帰る事になりました。
弁慶が船の門出を祝って静御前に舞いを舞うように願い出ます。
静御前は別れを哀しみながら舞い、いつか頼朝の怒りが解けて、二人が再会出来る事を祈りました。

船出の際、涙ながらに見送る静御前を見て、船頭も涙を流します。

最初、よいお天気で雲ひとつ無かった空がにわかに掻き曇り、風も出て船が揺れます。
波もさざめき、このままでは陸地に着きません。
と、そこに波の合間から滅んだはずの平家の亡霊が次々と現れ、平知盛の亡霊が義経を襲います。
しかし義経は怯むことなく、生きている人間と戦うかのように剣を繰り出します。
が、相手は悪霊。。いくら剣を交えても消えゆかない。
その時、弁慶が進み出て義経を庇いつつ、読経を唱え始めます。
知盛は一旦、引き離されるが、尚も船を襲います。
義経が応戦し、弁慶が読経で調伏しているうちに、距離は次第と離れ、知盛の姿は引き潮に流されて
見えなくなりました。
後に残るのはただ白波ばかりでした。



以前、学生さんの「船弁慶」を拝見した事がありますが、とても感動~~しました。
(その時のアイは、茂山正邦さん)

前シテは静御前。後シテは平知盛。(シテ=主役)
タイトルに名前のある武蔵坊弁慶はワキ役。でも、一番、活躍してます♪

アイ(狂言方)の役目は船頭さん。
この船頭さんも主従を船に乗せて、西国(九州)へ送っていく重要な役どころです。

萬斎さんの船頭さんは、「にほんごであそぼ」にて、「船弁慶」のタイトルで一部分を見た事もあるし、
昨年の「三響会」で能と長唄の変わりバージョンで見ました。
でも、本家本元の能「船弁慶」の通しで出てくる船頭さんは未見です。

弁慶に「船を出でよ」と言われ、「かしこまりました~~」と、即行に上げ幕内に入って船を用意し
戻ってくる。
曲が終わってからも、作り物の船を両手で持ってシュッポッポ状態で退場される(笑)
そのキュートなお姿が拝見出来るとはーーっ。(三響会は竿だけだったので~)

という事で!
好きな曲ですから、大まかなあらすじは既に頭に入っています。

あとは、前シテの静御前の、最愛の人と別れ行こうとする断腸の想いで門出の舞いを舞う気持ち。
義経の事を第一に思い、憎まれ役を買って出る弁慶の想い。(静に「都に帰れ」と言いに行く)
義経、憎しや!と、没してもなお、海を漂い成仏出来ない平知盛の無念の想い。
腕におぼえあり!の船頭が、どんな苦難な状況になっても波を操ろうとする職人としての誇り。

その辺りを心に刻みながら見なきゃな~と、思っているところです。

義経を一番愛している静御前と、義経を一番恨んでいる知盛。
全く、真逆な二人を演じるシテ方(今回は金剛永謹さん)の演じ分けというか、表現力というか。。
その辺の技法がもし感じられるなら、感じてみたいな~と思います。

そこで、昨日から「船弁慶」のお勉強~~が始まったわけです(笑)

前にスカパーにて、茂山家の「TOPPA」で茂山童司さんが演じた「船弁慶」の船頭さんの初役が放送されました。
そのビデオを見てのお勉強。
時折、茂山家の面々の解説が入るので、とてもわかりやすいです。

船頭さんのセリフや所作は、流派によって違いますね。
萬斎さんがされていた「にほんごであそぼ」での「船弁慶」の船を漕ぐ所作と、童司さんの所作と
セリフは若干違いました。

それに、京都では狂言方の所作に囃子方が調子を合わせて下さるのだそうです。
(海の波が急に高くなって、襲ってくるところ)
東京では回数が決まってる、と言ってました。

今回は京都で開催されますけど、萬斎さんは東京の人だから回数が決まってるんでしょうね。
その辺を確認するのも楽しみ♪

童司さんはこの時、初役だったので、船頭さんのフルバージョンを演じられたそうですが、普段は
アイの部分も省略される所があるのだとか。。
多分、弁慶に西国の舵取りの職を所望するところかな~と思っています。

ビデオを見ながら、船頭さんのセリフを中心に言葉を拾ってみました。
ブログの文字制限に引っかかって、この日記に入れる事が出来なかったので、次の日記に「中入り後」の
場面を文字にしてUPしますね。

耳で聞いたのを文字にしていますので(字幕はなかったので)、間違っている文言があるかもしれません。
雰囲気だけでも伝われば。。






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最終更新日  2008/05/31 07:39:35 PM
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