2007年7月に上演された野村萬斎さんの「国盗人」の舞台。
その年の8月にNHK教育で放送されたのですが、当時の我が家のDVDレコのHDDが故障気味で、萬斎さんの舞台も時折フリーズ状態となって結局はその全容がわからないままHDDから消去せざるを得なかった。
HDDに録った映像がフリーズしているとDVDディスクにコピれず、残念な思いをしました。
がっ!嬉しい事に先日(9日)、NHKのデジタル教育で再放送があったのです♪
我が家のテレビはまだアナログ放送を受信してますが、新しいDVDレコはデジタル放送を受信してくれてる。
だから、めでたく録画する事が出来たのです~。
で、早速、全部みれなかった「国盗人」を見ました♪
萬斎さん演じる「悪三郎」の超ワルぶりにゾクゾクしながらも、どこか哀れで庇ってあげたくなるのは、やっぱり萬斎さんが好き☆だからかな。
結局は因果応報って事で悪三郎さんは殺されちゃう。
でもさ、醜さゆえに母親からも疎まれたんじゃ、性格が歪んでも仕方ないよね。
この辺り、「オペラ座の怪人」のファントムとダブるよなぁ。
で、この舞台で私の心にHITしたのが!
萬斎さんの歌&ダンス♪
ひとり殺せば人殺し ごまんと殺せば英雄だ
小さな盗みは捕まるが 国を盗めば王様だ
お三味の音色に乗り、派手なライトに照らされて~~。
マイク片手にノリノリで歌って踊る萬斎さんにウキャキャ☆(≧∀≦)☆となりました♪
前はこのシーンがフリーズしてたので細かいステップとか見れなかったんだけど、萬斎さんの上半身が揺れないチャチャチャのステップ(左右にスキップするステップね)に「オオーー!」っと思わず身を乗り出しちゃったよ。
普段、エアロビクスを楽しんでいる私にとって、あの上半身固定のチャチャチャ・ステップは尊敬に値します。
エアロのチャチャチャ・ステップは、ちょっと五木ひろし風に腕を内側に入れながら上半身を流れに任せて斜めにして踏んでるので、萬斎さんのブレないステップを実践するのは難しいの。
おまけに、キレもスピードもあって素晴らしかったしね~♪
このシーンは「カラオケで歌う萬斎さん」を垣間見れたみたいでホントに良かった。
しかし。。似合ってたな~。 「俺さまが一番!」って感じがホントに似合ってた。
そこばっかり、再生して楽しんでる私です(笑)