『仮面の男』 『三銃士』
今日は久々に「仮面の男」を見ました。テレビ放送をビデオに撮っていた映画です。主役は一応、レオナルド・ディカプリオ。フランスのルイ14世と、その弟フィリップの二役してた映画です。ルイ14世は双子だったという説のお話ですね。弟のフィリップは鉄仮面をはめられて幽閉されていた。そして、兄王のあまりな仕打ちに三銃士がフィリップを救い出し、王を挿げ替えるという作戦に出たわけ。そこに、4人目の銃士ダルタニアンが絡んでくるとますます、息詰まる展開になるんですわ。主役はレオ様で、二役の難しい演技を見事にこなしてる。。。筈なんだけど、確かに上手いんだけど。。三銃士とダルタニアンに美味しいとこを持って行かれてる。彼らはフランス銃士達にとっては伝説の男達であり、憧れの的。合言葉は「我らはひとつ!栄光の銃士!」 カッチョエエ~~( ゜ ρ ゜ )勧善懲悪の日本人向けの映画だと思う。で、なんで「仮面の男」を見たかというと、その前に「三銃士」という映画のDVDを2作借りて、見たからです。一つは1973年に公開された「三銃士」これは、「四銃士」という続編も収録されたDVDでした。映画自体は2作同時撮影して、公開は1年ずらして上映されたそうです。まずは、田舎から銃士になる為に出て来た若きダルタニアンが枢機卿の側近になってる片目パッチのロシュフォールといざこざを起こし、次に三銃士のアラミス・アトス・ポルトスと最悪の出会いをし、1時間おきに決闘をする事態に陥ります。その後は悪の枢機卿から王妃を守るために4人で奮闘するわけですが、なんせ30年以上前の映画です。撮り方や演出が今の映画とは違う。でも、それが新鮮でやたらと音楽で盛り上げてないのが目新しくもありました。続きの「四銃士」はダルタニアンの働きが認められて、晴れて銃士として身分が確定します。そして、憎っき枢機卿の側近ロシュフォール将軍がイギリス側に捕まり、銃殺刑になるのを助ける役目を四銃士が命じられるんですね。せっかく助けたのに、ロシュフォールはダルタニアンの恋人を誘拐して、またもや枢機卿の陰謀に加担するんです。前作の三銃士より、活劇度合いが激しかったかも。この2作の映画で使われてる銃士の合言葉は「All for one, and one for all(みなはひとりのために ひとりはみなのために)」そして、もう一作の「三銃士」こちらは1993年に公開されたディズニー製作の映画です。この映画はテンポ良くて、ダルタニアンが田舎から出てきて、三銃士と決闘する羽目になるのは、↑で紹介した三銃士と話は一緒です。でも、悪の枢機卿とロシュフォールと四銃士の闘いは、うまい事まとめてありました。とても見やすくて分かりやすい映画。コンパクトに話が収まっている感じです。それで、ダルタニアンの最初の格好が「パイレーツ・オブ・カリビアン」のウィルにソックリで面白かった。POCでジャックが絞首刑になるシーンのウィル。赤いマントに大きな羽付き帽子を被ってましたよね。あれと一緒でした。ひょっとして同じディズニーの映画だからダルタニアンっぽくしたかったのかな?正義の味方ですーー!って。。 ウィルは英国、ダルタニアンは仏国、という違いはありますけれどね。気分スッキリしたいときは、こういう活劇映画を見るのも手ですよね。特にコスチューム&ロン毛が好きな方にはお勧め♪素敵なオジサマ達に心を奪われて下さい。1993年の三銃士に出てくる、悪役ロシュフォールは敵ながらイイ男の色がプンプンで思わずクラクラしてしまいますよ。黒ずくめの衣装が似合い過ぎてる。危険な香りを発し過ぎてる~(そこはファントムと共通するところ)あっ、そだ。「仮面の男」で、ルイ14世によって仲を引き咲かれる恋人達が出てくるんだけど、その二人の名前は「ラウル」と「クリスティーヌ」なんよ!何か「オペラ座の怪人」と繋げて見てしまうわよね。映画のタイトルも「仮面~」って付いてるし。ちなみに、私の今一番のお気に入り曲は、タッキー&翼の「仮面」です♪Def Techの「My Way」も大好きです~~☆