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• バカ殿に・・・

  陰陽師現る！安倍晴明の子孫、安倍セイセイカツ・・？！　だってよ。（－＿－）そのいかがわしい陰陽師を演じるのは…柄本明さん。オイオイ、道尊に肩入れした藤原元方殿ではないの。（映画『陰陽師』出演）オカッパ頭に鉢巻まいて、狩衣着てます。（ベージュ色）首から数珠をかけてて、修験道のようなナリでした。悪霊祓いをするってんで、祭壇の前で御幣を持ち、何故か木魚を叩く。その前には、雅楽が流れてた。。　ムチャクチャやな！唱える呪は・・・こりゃまたムチャクチャ。ま、お笑いですのでね。ムチャクチャで当たり前どす。でも一個だけ呪らしき呪文があったよ。それは・・「オンキリキリ」　　彡★彡呪彡☆彡o(￣-￣)o彡☆彡呪彡★彡『陰陽師２』で、須佐を山門におびき寄せて縛り上げる時の呪ですね。「オンキリキリ　ウンハッタ　ビシバク　ソワカ」晴明サマが扇を口元にの高さに上げて唱えてた呪。あぁ、あれも素敵なシーンだったヮ。(o^-^o) ウフッ♪あちゃ、話が脱線しました。で、柄本陰陽師は悪霊が自分に乗り移り、それもサウジアラビアの悪霊だと。「熱いから水ー！」と言ったら上から大量の水が落ちて来た・・・半端じゃない量の水だったよ。柄本陰陽師もマジで息が出来ないくらいだったってさ。バラエティーでもお笑いでも、「陰陽師」だの「安倍晴明」だの聞くとつい、見入ってしまう。嬉しいの、何だかとってもね。今年は晴明公没後1000年だから、何かイベントないかな～と期待してる私です。

  2005/03/29

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• オペラ座の怪人　☆集大成☆

  もうそろそろ、映画館での上映回数が減ったり、上映終了になったところが増えて来ましたね。私も先週の火曜にラスト上映に行きました。初めて見に行ったのが、2月1日。それから3月22日までTOTAL11回鑑賞しました。はじめは、ミュージカルで有名なオペラ座の怪人とはどういうものなのか？との好奇心だけで見に行った映画だったけど、見終わった時には号泣＆感動で雷に打たれたようでした。こんなに感動するとは、映画を見るまでは思ってなかったです。美しい音楽＆映像＆出演者の魅力・歌唱力。ストーリーの哀しさ。どれをとっても申し分のない映画。それからの私の生活は、暇があれば映画館に行き、サントラ通常版を買い、ガストン・ルルーの原作を読み、そしてスーザン・ケイの「ファントム上・下」を読む日々に変わった。映画に行けない日は、「オペラ座の怪人パーフェクトガイド」に付いていたDVDのダイジェストで、映画の一部を堪能し、ファントム役のジェラルドの素顔を楽しむ。初回に出た2枚組みCDは、通常版の比ではない！と聞けば、それがどうしても欲しくなり国内版は売り切れと聞いて、海外版を入手。それを聴いて益々感動し、セッセと映画館に通う日々。そして、オペラ座の怪人の後日談という小説、フレデリック・フォーサイスの「マンハッタンの怪人」をも読破。そして、自分で「オペラ座の怪人BBS」なるものまで作ってしまう始末。ついに、英語のセリフや歌詞が知りたくなって、海外書籍のフィルムコンパニオンも注文し、英語訳に挑戦している毎日。そんな中、先週、ラストの映画を見に行ったわけです。これで大画面＆大音響で見聞きするオペラ座の世界ともお別れかと思うと、格別に感動しながら見てました。ちょっと、周りに気になるマナーの悪いお客さんがいたのですが、途中からは気にならないくらい浸れました。今日、フリーページの「映画感想集」に「オペラ座の怪人の感想」をUPしました。ひと段落してやっと書けたという感じです。知れば知るほど深みにハマるお話で、陰陽師や萬斎さん。それからジョニー・デップ以外で、久々に良いものに出会えたという感覚です。リピーターの多い映画でもありましたね。私も多い方だと思うけど、もっと回数を重ねている人もいる。私よりもっと深くこの作品を愛していて、分析している人がいる。そんな人たちと同じ時間を共有し、共感し楽しむことが出来て本当に嬉しかった。こんな言い方したら、もうオペラ座の怪人話は終わったみたいだけど、まだまだ続けますよ。こんなところで終わってられない。一応、第一段階が終わるという事で今日の日記を書きました。まだその内復活しますので。ヨロシク～♪それと、海外サイトで映画の映像や音楽を楽しめる所があるので紹介します。「PhantomMovie」実際のパリのオペラ座の画像もあって、しばしオペラ座の世界に浸れます。

  2005/03/28

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• く、悔しいぃぃ～！

  「ま」さまのオイ王を見てたのに、王子にチャンネル権を奪われたので、今日２件目の日記を書きます。。今日の高校野球の第一試合、我が母校の試合でした。春は去年に引き続き、2年連続出場。夏の出場経験もあり、歴史の深い商業高校です。今日はテレビの前でかぶりつきで見てました。甲子園は高校時代、私にとっても憧れの地でしたからね。投手戦で緊迫した試合でとうとう、延長戦に突入！しかし、こうなると先攻ってのは不利な感じがしますね。徐徐に押されつつあるし、チャンスに打てないのがキツイ。案の定、最後は延長12回。ツーアウト3塁でワイルドピッチでサヨナラ負けという結果に。。あぁぁ～、私のセンバツも終わったぁ。第3試合の兵庫の育英も負けたし。。。頑張ってくれよ～、他の近畿勢よぉ～。

  2005/03/27

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• 音楽発表会

  昨日は、姫の音楽教室の発表会でした。姫はグループレッスンのジュニア科１年目さんです。姫のグループは5人。その5人でいろんなパートを受け持って、エレクトーンで一曲を演奏し、そのあと歌を歌います。この発表会に参加したのは姫が幼稚園の年中さんの頃。音楽教室の幼児科1年目の時ですから、今年で3回目ですね。しかし、あれからちっとも成長してないな～って思う。ジュニア科なのに、いまだに片手だけの発表だもんな。。。そりゃあ、曲も難しくなって指使いも難しいけど、これでいいのか？とも思う。。来年はジュニア科2年目で、ソロ演奏しなくちゃいけないんですよ！ピアノかエレクトーンのどちらかを選んで演奏するわけですが、片手じゃあ、まずダメですわね。今年のジュニア科2年目さんを注目して見てましたが、みんな上手なのよね～。これが。他のお母さんと「来年ソロやで？どうすんの？」と今から心配してました。姫はというと、友達とお菓子ばっかり食って全然緊張感ナシ！肝が据わってるのかノー天気なのか・・・昨日は姫のグループが発表のトリを飾り、5人いるので誰かがコケても誰かがカバーするので、何とか乗り切った発表会でした。最後に先生たちもエレクトーンやピアノで演奏して下さるのですが、一つはジブリメドレーで「トトロ」や「千と千尋」そして「ハウルの動く城」のテーマ曲の演奏。ハウルのテーマ曲はいいですね。あのCDが欲しくなっちゃいました。もの悲しくて、あの映画にマッチしてる曲だな～って改めて思ったヮ。そして、もう一つ披露してくださったのは、「マツケンサンバ２」！姫が一番期待していた曲です。それは私も一緒ですが。。先生方のキラキラ衣装に目をパチクリしながら、ノリノリで子ども達も聞いてました。私的には、オペラ座の怪人のテーマ曲を聴かせて欲しかったのですが、また来年に期待しましょう。（多分、ムリ！）しかし来年の春と言えば、王子の受験に姫のソロ発表＆グレード試験と、なんだか今から気の重い重大イベントが待っていて、やな感じぃ～。いやいや、春を乗り切れば夏にPOC2の公開が待ってるハズ！それを励みに、母も頑張ろう！

  2005/03/27

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• 世間は給料日！

  今日は金曜。明日は銀行の窓口業務休みだよなぁ～。と、思って、車の車検代を下ろしに銀行に出かけました。それも午後２時３０分。　窓口業務終了３０分前。いやに銀行内が混んでる。　えぇ？なんで？あっ！そうか！今日ってば２５日！？給料日だよね～～。　世間では。。。実はウチのダンナの給料日は月末。なので、まだ１週間近く先なのよ～。それも、銀行振り込みじゃなくて現金で貰ってくるので、あまりキャッシュカードを使わない。以前、キャッシュカードが行方不明になって、その時に思い切ってカードはヤメにしました。なので、お金を下ろす時は窓口に行かねばなりません。あぁぁ～、世間のみなさまは、お給料が入ってリッチな夜をお過ごしなんでしょうね。あたしゃ、あと６日間、使いすぎないようにやりくりしなくっちゃぁ。って、オペラ座貧乏な今月の家計でしたわ。月末集金の新聞代と牛乳代だけは、なんとしても残さねば！（金八先生卒業スペシャルで号泣中のつきうさでした）

  2005/03/25

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• 春雷

  いや、ビックリしました。夕方から急に空の様子が一変して、強風と共に横殴りの雨が！朝から良いお天気だったので、久しぶりに窓を開け外の空気を取り込んでいたのですが、大慌てで閉めに回りましたわ。したら、大きな雷が「ド・ド～～ン」と3回ほど響き渡る！「ギャー！ゴロゴロさんやー！」実は、とっても雷は苦手(ｏ＞o＜）ｏ小さい頃はマジで雷サマにオヘソ取られると思ってた。空気が入れ替わったんでしょうね。今夜は雨から雪に変わるとか・・・3月の後半に雪になるなんて、最近はなかった。積もる事はないと思うけど、寒いのは勘弁して欲しいわ。姫のピアノの発表会が2日後に迫っています。それまで、風邪をひいてもらっては困るの～～。学校は１年間、無欠席で過ごした彼女ですが、頼むから後２日は耐えてくれ～。只今、鼻水と時折出るセキに冷や冷やしてる、つきうさ母さんなのでしたーー！(≧ヘ≦　)そうそう、トイレのドアノブが今日、復活しましたぁ～。やっと、元通りのトイレ快適生活が過ごせます。その節は、お騒がせしましたネ♪

  2005/03/24

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• 中学校・保護者会＆成績表もらい

  今日は午後から王子の中学に出かけました。目的は「保護者会＆成績表もらい」。おいおい、３学期まで親が取りに行くんかい！な～ぜ～じゃ～？私が中学の時は、３学期だけは自分で持って帰って来たよ。それ程、中学生には問題があるってことか？最初の保護者会は体育館に集まって、１年通しての生徒の成長具合とか来年の受験要領変更の説明。それと４月の修学旅行の話。体育館に行くと、生徒がクラス別に椅子に座ってる。「保護者の席はどこかかいな～」と探していたら、どうも自分の子どもの隣に座るみたいやった。。うぇぇ～。一緒に座るん？傍に居た担任の先生に「子どもの隣に座るんですか？」と聞いたら、「はい、そうです。」とアッサリご返事。なぬぅ～、イヤだぜよ。それは王子も一緒でござった。座るなり「なんで来るん？来んでエエやん」と言われる。「私かって、座りたないわ！」と逆ギレ。そ、それも中央の前から３列目だしぃ～。前に立たれる先生から丸見えやん！王子は船を漕ぎ出し、全然、話を聞いてない・・・バカモン！　４月から３年生だよ。シッカリせんかい！その後、子ども達は部活に行ったり、帰宅したり。保護者は各教室に行って、成績表の受け取りと担任の先生からお話を聞いて解散となりました。子どもと一緒に座るのはイヤだけど、私語が一切なかったので、あれはいいアイデアかも。保護者同士だと、絶対ざわついてると思うから。先生も考えてるなぁって思いましたわ。王子の成績は・・・　バカです。全く・・・何のために塾に行ってるんだかぁ。　見事に１学期から急降下している王子でした。逆やろ？普通。　急上昇せんかいっ！

  2005/03/23

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• つきうさ　危機一髪！

  今日は朝から飛んでもない事が出来した！それは・・・つきうさ　トイレに閉じ込められる！(￣Д￣;）トイレの鍵を掛けてた訳ではありません。いつも通り、普通に入って普通にドアを閉めただけなのに、なぜか開かないのぉ～～。ギャーー！　どうしましょ！　どれだけ押しても引いてもウンともスンとも、反応しないドア！助けを求めるにも、ダンナは仕事で留守。王子は部活に行っていて居ない。姫は・・・・　まだ寝てる～～。ハッ！携帯だ！携帯で助けを求めよう～とポケットをまさぐるが。。。ないっ！ないじゃないのぉ～～。　うぐぅぅ～。　ぐうの音も出ないぜよ。トイレの窓にはサッシの格子がハマってるので出られず。第一、窓が小さくて脱出はムリだろう。。。隣の人に助けを求めようと思うが・・・車がない。お留守ねーー！(ｏ＞o＜）ｏしゃーない、頼みの綱は姫ONLY！　つきうさ母さん、声を限りに叫びます！「姫ーー！　姫ちゃーん。起きてーー！　姫ーーー！」トイレのドアをドンドン言わせ、叫ぶ、叫ぶ！その甲斐あって、姫が「な～にぃ～」とトイレの所までやって来た気配。「お母さんな、トイレから出られへんのよ。ドアが開かんの。隣の人呼んで来てくれる？」と必死に頼む。姫はまだパジャマ姿だったけど、お留守でない方のお隣さんを呼びに行ってくれました。姫と共にやって来てくれたのは、お隣のおじいさん。「すみませ～ん。ドアが開かないんです～。　ドライバーで取っ手の所を外してもらえませんか？」とお願いする。。おじいさんがああでもない、こうでもないと一生懸命にTRYして下さるが、ドアは何の反応も示さない。鍵の部分じゃなくて、ドアノブで出たり入ったりするツメが固定されてしまって、動かなくなっちゃてるみたいでした。その内、お隣の若夫婦も来て下さって、家から懐中電灯やら、釘やら七つ道具を持って来て悪戦苦闘して下さる事20分。やっと、ドアが開いたのですー。　はぁぁ～。生きた心地しなかったぁ。お隣さんに何度も何度もお礼を言いました。頼れるのは、やはりご近所ですねぇ。ドアをみたら、やっぱりツメの所が何の反応も示さず、閉めたら最後開かなくなるのは必至なので、ツメ部分にガムテープを貼って利かないようにしました。今日は祝日で建具屋さんもお休みだし、明日、取っ手ごと替えてもらおうと思います。しかし、今日が祝日で良かったぁ・・・これが平日の出来事だったら、私は一体どうなってたことか。何の道具もなくて、近所の人もほとんどお留守だし、叫んでも誰も来てくれなかったかもしれないですね。姫が家にいてくれて助かりました。しかし、こんな経験は二度としたくないわぁ。ホンマにどうにかなってしまいそうやった。。。まだ、お風呂に閉じ込められるよりマシかな。　素っ裸やもんね。ホントに危機一髪な日でした。疲れた。。

  2005/03/21

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• えっ？　そんなんアリっすか？

  昨日から「ナショナル・トレジャー」という映画が公開されてる。これも前から見たい映画の一つとして、チェックしている映画でした。その予告編のTVスポット、見たことあります？私は昨日、見たんですけどね、音楽がぁ～。パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ使ってるんですよぉ。確かにPOCのジェリー・ブラッカイマー製作の映画ですけどぉ。出演者の役どころもPOCに似た感じらしいですけどぉ。でも、その音楽使うのはどうかと・・・POCのサントラも耳にタコが出来るほど、聞き倒してますので、あのテーマ曲にはいち早く反応します。POCの音楽に「パイレーツ・オブ・カリビアンのスタッフがお送りする・・・」な～んて言葉を聞くと、POCに関する情報かと勘違いしますやんね。でも、さっきyahoo！ムービーでチェックしたけど、映画の内容は良さそうでした。ニコラス・ゲイジってあんまりよく知らない（興味ない…とも言う）俳優さんですが、ショーン・ビーンが出てるので、見る価値はあるかも。（結局、俳優目当てなのだ！）話変わりますが…今日の夕方、超ローカル放送局で「左義長まつり特集」のTV番組があって録画しました。先ほど見たのですが、先週のお祭りの活気と熱気が伝わって来て、とても楽しく見られた。夜の一斉奉火の場面まで、余すところなく紹介されてて45分間がアッという間でした。普段はあまり見ないローカル放送局だけど、こういう時は重宝します。地元だから放送するんですよね。お陰で、実際に見れなかった夜の奉火が、TVで見れて良かったです。あの掛け声と映像を見ると血が騒ぐ。。。

  2005/03/20

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• 正しい事を躾けましょう

  今日は姫と少し遠出をして、隣町にお買い物に出かけました。春の息吹を感じながらのドライブは楽しいねぇ～♪私の一番好きな季節がやってきたわ～とルンルン気分（←死語か？）で、お出掛け。姫とちょっくらゲーセンで遊び、UFOキャッチャーでマリー（おしゃれキャットのキャラです）の小物入れをGET！へへへ～、久々のゲーセンだったけど、まだ腕は鈍ってなかったわよぉ。お腹が空いたので、フォードコートで“スガキヤ”のラーメンを食す。変わらぬ味で、私はあのラーメンのファンなんです。フードコートには、家族連れがたくさんお昼ご飯を食べてました。と、近くで『ペタペタペタペタ～』と音がする。「なんの音や～？」とフッと見ると、4歳くらいの男の子が裸足で走り回ってる。「うぉっ！裸足やがな～！　姫！見てみ、あの子！」その子はフードコートの中を意味もなく裸足で走り回り、そして親の居る元に戻ると、椅子の上に立った。親は？。。。と見ると、無関心。子どもを見てない。食べるのに一生懸命。　注意せんかい！(((￣へ￣＃)裸足で床を走った挙句に、汚い足で椅子に立つとは～～。その後に座る人もいるんよーー。考えられん(￣Д￣;）　何で注意せんの？　その足で家の中に入るのよ？食べこぼしを踏んでるかも～。ラーメンの汁を踏んでるかも～。「憤懣やるかたないわー」と、プリプリしてたら、今度は3歳くらいの女の子が走ってるのが視界に入った。何かおかしい。。。　げげっ！また裸足や。今度は靴下だけは履いてる。「お前もかっ！」その子の親も食べるのに夢中でござった。。。おいおい、世の中どうなっとんの？上も下も一緒で良いノン？私の子どもの頃は、それは厳しくそういう事は躾けられた記憶があります。電車に乗って座席に座る時は、必ず靴を脱いだし（子どもは足がブラブラして、前のお客さんに靴が当たるからね）、もし、座席が開いてない時、疲れて座りたい時は、親が新聞紙を床に敷いたりしてくれました。今は、靴も脱がせないし、地べたに座りますもんね。（←女子高生がしてるのを見た！）ちゃんと生きてく上の基本を教えないとイケないんじゃないかな～と思います。その子の親自体がそういう事を教わってないのかも知れないけれど。。。このままじゃ、日本もどうなっちゃうのかと不安になった一日でした。そりゃあ、あたしだって偉そうに言えるような躾けを子どもにしてる訳じゃないですけど、あそこまでヒドくないぞ！と、思う訳です。もっと、子どもの事に関心を持って、他の人に迷惑をかけないようにちゃんと教えてあげて欲しいと思いました。こういう事に気付いて欲しい人ほど、こういうの読まないんだよね。（－＿－）

  2005/03/19

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• 鉄道事故

  前にもこのタイトルで、日記を書いた事あったかな？昨日、電車に乗ったんだけどね。帰りの電車が遅れてたんですよ。午前中に京都の方で人身事故があったらしくって、10分程遅れてたのかしら。新快速は、20分以上遅れてたみたい。私がいつも利用してる駅は新快速が止まらないので普通電車に乗るわけですが、途中の駅で新快速待ちになって益々帰宅時間が遅れた。最近、鉄道の人身事故が多いと思いませんか？あんまり電車を利用しない私でも、ここ数年で何度か、事故による電車の遅れを経験してます。昨日の事故の原因は何なのか知らないんですが、故意に起こした事故なら後の保障が大変ですよね。場合によっては“億”のお金が必要だとか・・・日本の電車ほど、定刻で動いてるものは無いとかって聞きましたがこれじゃあ、安心して乗れなくなります。今日も県内のローカル線で踏み切り事故があったと、ニュースが伝えてました。車に乗っていた人が二人、お亡くなりに。。。亡くなった方は可哀想ですが、残ってる家族もまた苦難の道を進まなくてはなりませんね。まだ来ないと思って突っ込むのは、無謀です。気を付けないと。。。

  2005/03/18

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• 『阿修羅城の瞳』　予告編を見る

  今日、見に行った映画館ので、4/16公開の「阿修羅城の瞳」の予告編を見ました。監督は「壬生義士伝」「陰陽師」「陰陽師２」で知られる滝田洋二郎監督。主役の“病葉出門（わくばらいずも）”に歌舞伎役者の市川染五郎さん。恋をすると鬼になるという運命の“つばき”に宮沢りえさん。「鬼御門（おにみかど）」の腕利きだったのに、鬼に魂を撃った男、“安倍邪空”は、渡部篤郎さん。あと、滝田監督の映画に欠かせない、山田辰夫さんや蛍雪次郎さんの名前もある。お話の内容は・・・　言うのは難しいので公式HPをご覧下さいませ（いい加減なヤツ～）「阿修羅城の瞳」予告編で見た限りでは、まず、宮沢りえちゃんの美しいこと！華奢で、どんな役でもこなせる立派な女優さんになりましたわ。ホント。ぞんざいな言葉も似合ってるし、染さまとのツーショットも美しいございました。CGあり、ワイヤーアクションありで「魔界転生」と「陰陽師」の雰囲気を併せ持った映画だという印象です。染さまのワイヤーアクションで空中で体を回転させる所は「陰陽師」で、道尊との戦いで晴明さまが披露したのと似ていた。でも、萬斎さんの方がイイに決まってる。でもでも、きっと見に行くだろう。前売り券を買うと、手鏡が貰えるらしい・・・買っちゃおうかな～。それと、予告編で「おぉ～！」と思ったのは、こわーいホラー映画で、「ハイド　アンド　シーク」って言うのがあって、その家の子だけに見える霊が人を殺して行くって言うような内容だったのね。アメリカ映画にも関わらず、「もういいかい～？」って日本語の台詞が入ってる。怖～い！　不気味ですわ。怖くて映画館では見れないけど、内容には興味あります。あと、「Shall　we　Dance？」も見たいですね。こちらは4月29日公開だそうです。

  2005/03/17

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• ファントム★　VS　萬斎さん☆　The　second-stage

  昨日はオペラ座の怪人の本が届いた。今日は萬斎さんのDVDが届く日。今朝はエアロがあるので、留守の間に届いたらいやだな～と思っていたら、どうやらメール便で届くようなので、受け取りはいらないらしい。「良かった、家に居なくてもポストに入っていそうだわ。」と、心おきなくエアロに出かけられる。と、その前にオペラ座の怪人の上映映画館＆上映時間のチェック！あぁ～～ん、来週春休みに入る前に行こうと思ったのに、午後３時頃の上映になってるやん！益々、行けない時間じゃんかぁ！えぇい！県内で他に上映してる映画館はないのか！？　と調べたら・・・あったんですね～。これが！　何故、今まで気付かなかったのか…それも、午前の上映があるじゃんかぁ。マジ？マジ？行ける！行けますやん。　ちょいと電車に揺られたら、十分に行ける場所でございますぅ。てな訳で、明日いよいよ二桁の10回目に行くことに決定!!!　で、ウハウハ顔でエアロに出かけ、イイ汗をかいて急いで帰宅。一番にポストを覗いたけど、あれ～？まだ届いてないやん！なぁんだ、午前中に届くと思ってたのに、肩透かし。。。届くまで、オペラ座の怪人パーフェクトガイドに付いていたDVDでダイジェストを見まくる。ええなぁ、ファントムは色っぽい～～。　素敵過ぎるぅ～。買い物に出かけようと外に出たら、ポストにDVDが入ってたぁ。い、いつの間にぃ～？　車の音に気付かなかったわぁ。見たいけど、先に買い物に行かないと姫が帰って来るしぃ。ってんで、後ろ髪を引かれる思いで、買い物に。帰ってから見ましたともっ！それも正座して見ましたともっ！あぁぁ～、萬斎さんの三番叟。同明会能を思い出させてくれる三番叟。素敵！素敵！　三番叟の鈴之段を見てたら、無性に陰陽師２の女舞が見たくなった。で、また陰陽師２のDVDを出して見てみる。ええわぁ、やっぱりこれが好き♪今日、届いた狂言劇場のDVDは、三番叟の他にも狂言二曲、能楽囃子も入っていて、ホントにお腹イッパイになるようなDVDです。今日は朝から萬斎さんモードになったり、ファントムモードになったり、目まぐるしい日でしたが、最後には萬斎さんに軍配が上がりました。「ファントム★　VS　萬斎さん☆　The　second-stage」は、萬斎さんがWINNERです！

  2005/03/16

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• 

  オペラ座　FILM　COMPANION　★

  わぁお！終わったはずの「ファントム　LOVE　日記」4日後に復活ーー！　（やっぱり、、と思った人しるでしょう？）いやはや、そう簡単に私のオペラ座熱、ファントム熱が冷める訳はなく。今日、ついに待ちに待った「The　PHANTOM　of　the　OPERA　：FILM　COMPANION」が届いたのですぅ。注文してから3週間。待ってたよん♪配送予定日を過ぎても何の音沙汰も無かった時は焦りましたが、何とか5日遅れで届けてくれました。いいよ～、○mazonさん。つきうさ御用達の地位は万全です。で、内容ですが・・・んもう～～、サイコー！ナンなのこの本は！メッチャいいです！写真集と見まごう程の分厚さに加え、私が知りたかった歌詞はモチロン。シーンごとの登場人物の心情までもが、書かれているではないの！あぁ、なんで「陰陽師」もこういうの出さなかったのか～。な～んて、的外れな事を一番に思ってしまった。売れると思うけどなぁ。日本も海外に習わないとね。海外に・・・そう、そうなんですよね。この本はアメリカで発売されてるものなんです。で、全て英語。OH！NO！(ｏ＞o＜）ｏ　しかし、しかーし、いいのです。英語の歌詞が知りたくて買った本ですので。それが、サントラを聞きながらこの本読むと、歌えてしまうんですね～。まるでオペラ歌手のようにぃ～。どないしますノン？　どこまで行っちゃいますノン？オペラ座ファンにはウハウハものの写真をいくつか公開しましょうか。全～部、英語です オペラ座のシャンデリア。これがド～ンと落ちるのです～。迫力満点！ 魂が通い合った者同士のアツーイKISS♪　ラウルは見てるしかすべはなし この「FILM　COMPANION」まだ全部は読めてないですが、（当然です。電子辞書が手放せない！）私の胸がキューーンとなった所は、クリスティーヌとラウルのオペラ座屋上でのキスシーンをファントムが陰から見ていて、「They kiss. The PHANTOM is watching, heartbroken. 」と書かれていたところ。heartbroken！　heartbroken　したのね～。(T_T)　うぅ～ん、何としても、もう１回映画を見たいなぁ。　　時間的・金銭的余裕はないけど、来週辺り考えてみるか。。。明日は、萬斎さんの「狂言劇場」のDVDが届く予定。○mazonさんから旅立ったようなので、明日の午前中には着くでしょう。どうしましょうかね。見るもの読むものあり過ぎて、家事がすっかりおろそかになってるんですけどー。睡眠時間を減らすしかないかな・・・

  2005/03/15

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• 左義長祭り　2日目♪

  昨日の夜は吹雪。今朝起きたら屋根に５cmほどの積雪。ぎゃぁ～～、寒いぃ！でも、道には積もってなかったので助かりました。左義長祭りの2日目に、王子とその友達を連れて、近江八幡へと2日連続で行きました。（姫はおばあちゃんチでお泊り中）朝は晴れてたけど、空気が冷たいーー。　とてもじゃないけど、外は歩けないわよね。でも、左義長見たさにウロウロ町中を徘徊。今朝の新聞で昨日の「山車コンクール」の結果を見たので、その山車を探す。優勝は「第十一区」　準優勝は「宮内町」　3位「為心町（いしんちょう）」そして、我が町は「観光物産協会会長賞」を見事GET！良かった、良かった。頑張って作った甲斐がありましたね～。そして、午後からは神社の馬場で「ケンカ」の始まり、始まり～。馬場内ではホイッスルの音や「せ～の！せっ！　せーの！せっ！」と言う掛け声がいたるところで響き渡り、お客さんやカマラマンでごった返してます。午後からは小雪混じりのお天気になり、超寒かったけど、山車の周りは熱気ムンムン！寒さも吹っ飛ぶような熱気でした。今日も左義長の写真をたくさん撮って来ましたので、こちら↓で公開したいと思います。「2005　左義長祭り　酉　2日目」同じような写真ばかりで飽きちゃうかもしれませんが、そこは適当に飛ばして見て下さいネ。昨日、消えてしまった2番山車の「魚屋町（うわいちょう）」もちゃんと撮って来ました。でも、ケンカの後だったので、随分、山車が壊れてたように思います。激しいブツカリ合いですから、山車も壊れます。。。それでも修復して、また闘いに挑む。　男達の熱い闘い。　ええなぁ～。2時間近く、ケンカを堪能して自宅に帰って来ました。夜の奉火を見たいのだけど、翌日の学校の事を思うと早く帰宅せねばならず、涙を飲んでいます。夜は1番から5番までの山車が8時に一斉奉火され、その後6番から順番に奉火されます。奉火前には、神社の鳥居前で山車を担いで「マセ、マセ、マセ、マセ（回せという意味です）」と山車を回します。鳥居をくぐったら燃やさなくちゃイケないので、20分間という取り決めの時間を目一杯使って、踊り子達は懸命に山車を回すのです。その様子も見応えのある光景なんですよ。見たかったなぁ。最後の13基目の山車が燃えるのは多分、日付変更線前かもしれないですね。その頃にはお客さんもほとんど居ないけど、その町内の人は最後まで山車を回し続ける事でしょう。せっかく作った山車を、披露して2日で燃やすのはホントに勿体無いけど、また来年に向けて彼らの目標が出来る瞬間でもあるんですよね。私も来年の祭りを楽しみにしながら、春を迎えたいと思います。そしてそして。。。またしても、みなさんのコメントへのレスが出来ていません～。明日、必ずお返事しますので、また来てやってくださいネ♪お頼み申す～。

  2005/03/13

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• 左義長祭り　1日目♪

  今日は近江八幡の左義長まつり～♪予定では明日だけ見に行くつもりだったけど、急遽変更になり、今日も行くことにしました～。で、山車の写真を撮って来ましたよ～。神社の馬場に全部の山車が勢ぞろいするのは、今日だけなので急いでシャッターを切りました。その写真をyahooフォトで公開中です。よろしければ見てやって下さい。↓「2005年　左義長祭り　酉」右上の方にある「スライドショー」でもお楽しみいただけます。途中でカメラの電池切れとなり、「2番　魚屋町（うわいちょう）」の山車の写真が消えてしまいました。また、明日行っ時、撮って来ます。明日は踊り子達が山車を担いでる躍動感溢れる写真や、山車のケンカの様子も撮りたいと思います。しかし、天気が心配！今日も神社に並んでる時は、時折晴れ間の覗く時雨のお天気。3時半くらいからは雪まじりの天候に変わりました。そして、今は雪。全国的に荒れ模様となるようですし、積もらない事を祈るだけですね。　昨日の日記のレスが遅れてます。時間が出来たら必ずレスしますので、暫くのご猶予を。

  2005/03/12

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• ラスト　ファントム

  最後の～。最後のファントムになってしまったぁ～。意味不明ですね。(⌒-⌒；)いつも行ってる映画館での「オペラ座の怪人」の上映スケジュール。今日で午前の上映が。。。お・・わ・・り　(￣Д￣;）ガビーン！行けない。もう行けないのよ～。まさか、こんなに早く見れなくなってしまうなんて露にも思ってなかったですー。ってな訳で最後のフォントムに逢いに行きましたです。ハイ。お客さんは相変わらず多くて・・・いや、ほんの20人くらいですけどね。私にとったら多い方。　最後は周りを気にせず思いっきり泣きたかったけど、無理でした。ふたつ座席を空けた両隣に人が座る。。。　泣けないじゃん！でも、泣きました。泣きましたとも！やっぱり、オークション会場で猿のオルゴールの「マスカレード」を聞くと自然に涙が出る。それからは涙が枯れる事はなく・・・。゜゜（´□｀。）°゜。何度見てもファントムの妖しい色気と悲しみに、心がキュンキュン啼くの。彼の孤独を思うと～～(ノ◇≦。) 後はDVD待ちです。それまではサントラで楽しむしかないかな。そ、それが！某大手通販で頼んでる歌詞＆台詞の載ってるペーパーバックがまだ届かない！な～ぜ～じゃぁ～？　発送予定日は過ぎておるではないか！苦情のメールを送りました。遅くなるならそれなりに対処してくれと。。。待ってるのに、待ってるのにぃ。つきうさ御用達の称号を取り消すよ！(((￣へ￣＃)ファントムLOVE　LOVE日記も今日で千秋楽となりました。後は、「オペラ座専用BBS」で爆裂しますわ♪

  2005/03/11

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• 春を告げる祭り　『左義長まつり』

  今年もやって来ました。私の実家のある近江八幡市の「左義長(さぎちょう)まつり」が今週の土日にあります。毎年ワクワクしながらこの時期を待ち、実家に子どもを連れて帰ります。「左義長まつり」はその昔、安土にいた織田信長が南蛮傘を被り豪華な衣装で自ら繰り出し、五穀豊穣、今では、商売繁盛（近江商人の地ですから）を祈願するお祭りです。祭りでは、女装した若衆がその年の干支の飾り物を付けた山車（ダシ）を担ぎ、町内や神社の境内を練り歩きます。最近はお化粧している男の子は珍しくなくなったけど、昔はとっても奇抜な祭りに映ってたと思います。髪を赤や金、銀に染め、顔も綺麗にお化粧して各町で揃いの半被＆着物を着て足元は下駄履き。最近は、足元は運動靴、着物からズボン形式に変わった町も多いですが、まだ古式ゆかしいスタイルで参加する人も健在です。「チョウヤレ、チョッサジャ、マセ、マセ」この掛け声と共に山車を担ぎ練り歩く。。。　あぁ、お祭り大好きな私の血が騒ぐ！取り合えず、お祭りが行われる「日牟礼八幡宮（ひむれはちまんぐう）」のHPを紹介します。そこの「左義長祭り」をクリックすると去年の山車の様子が見れます。「日牟礼八幡宮」各町内（全部で１３基程の山車がある）が手作りで仕上げる山車は、土曜の昼に神社の境内に勢揃いし、「山車コンクール」が行われます。この優勝をかけて、町内であれやこれやとアイデアを出し合い、デザインを考えて作るんですよ。使う材料は「穀物、乾物等」の食べ物。　山車の上には炎に見立てた「赤紙」が風になびきます。日曜の昼には神社境内や、道路で「ケンカ」（山車同士のぶつかり合い）が繰り広げられ、夜の８時に山車５基の一斉奉火。　その後は順番に燃やしていきます。お正月明けからみんなが寄って、作った山車を最後には燃やしてしまうんです。踊り子達のボルテージが一層上がる瞬間です。「燃やすな！燃やすな！」藁を手に、燃える炎を消そうとする若衆たち。それでも、山車に付いた炎は火の粉を夜空に舞い上げる。山車も人も完全燃焼します。そしてまた来年の祭りに向けて、彼らの生活は始まる。去年の祭りの写真を一杯持ってたんだけど、保存してたホルダをうっかりして削除してしまった(￣Д￣;)ガーン！「猿」のダシを一杯撮ったのにぃ～。　残念――！で、いろいろ検索したら近江八幡にお住まいの「タヌPONさん」が左義長のお写真をたくさん公開されてるのを発見！私のHPで紹介させてもらっても良いか　お尋ねしたら、快く承諾して下さいましたので、紹介させていただきます。「タヌPONさんのHP」HPの右側にある「左義長祭り」をクリックして、「左義長誕生」「渡御（とぎょ）」「平成１６年『花』」で、いろんな写真を拝見出来ます。「渡御」の４枚目の「池田町こども会」のダシを良く見てね。　小猿さんが軍配を持ってますが、これって「靱猿」に見えない？去年、このダシみて興奮しましたわ！「猿と獅子とは御使者のもの～」と頭の中でこのフレーズがグルグル回ってた。『花』では「ケンカ」の様子が見れます。これも興奮するんですよね～。自分の町内の対決には力が入ります！　今年は「酉」。さて、どんなダシが見られるかな。小さい時からこのお祭りが大好きで、男に生まれたかったなーっていつも思ってた。今でこそ、女の人の担ぎ手もいますが、女の子が祭りに参加出来るのは小学生まで。大人の山車に綱を付けて引っ張る役です。中学になったら、男子は担ぎ手に女子は山車の後をくっ付いて歩くだけ。さみし～。祭りは男のもの。これが祭りでは常識でしたもんね。しかし、このワクワクする祭りも時代と共に微妙に変化して、管理された祭りになりつつあります。昔は至る所で山車の「ケンカ」が繰り広げられ、練り歩きも時間と関係なくしょっちゅうしてましたが、今は交通事情の変化で「『ケンカ』の場所はここ」と決められ、時間的管理で祭りが行われてる気がする。月曜は仕事があるからと、８時の一斉奉火に手を上げる町内が現れたり。。。前じゃ考えられなかった。「８時に早々と燃やすなんて真っ平ゴメン」この考えが殆どだったから。だから、「左義長祭り」が近づくとワクワクする気持ちも多いけど、前より面白くなくなったので、ちょっと寂しい気もする私なのです。今年は親戚に不幸があったので、あまり派手にしないという実家の意向ですので、日曜だけ帰る事にしました。また、写真を一杯、撮ってきたいと思います。このお祭りには数々の思い出が詰まってて、なかなか上手に説明出来ないんだけど、私にとっても、年１回の大事なイベントのひとつです。　左義長の時は毎年といって良いほど、お天気が悪い。今年も日曜は雪マークが出てる。昨日、今日は春の陽気だったけど、左義長は冬に逆戻り。この祭りの準備をし、１年間楽しみに待っていた関係者の事を思うとせめて雨だけは降って欲しくないなと思います。この祭りが終われば、湖国もいよいよ春の訪れです。

  2005/03/10

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• いよいよ始動かぁ～

  ついにやって来たわよ。な～に～がぁ～？来年度の中学役員の引継ぎ資料萬斎…（違っ！）満載なデッカイ袋が、我が元にぃ。。デカッ！資料あり過ぎだよ～。(ｏ＞o＜）ｏノートにみっちり仕事内容が書いてあるぅ～。わぁ～。見たくない！(≧ヘ≦　)って事で、すぐ「封印！」（－＿－）どうしますの？　私に勤まるんか？来月から４月やんなぁ。（当たり前！）去年の１２月に役員決めのクジが大当たり～！だった時は「まだ先の話だしぃ」と楽天的だったけど、もう来月に押し迫って来たのよねぇ。あぁ、今頃プレッシャー　　ε= (-。- ) フゥー来年度は、王子は中３で受験だしぃ。　そっちに集中したかったのが本音。でも、「受験の情報収集がしやすいかもよ」と友達に言われ、「そうかも！」と気分も明るくなったりして、一喜一憂しているこの頃です。受験と言えば、滋賀の公立高校は今日が受験日でした。先ほど（今もか？）テレビで試験の答え合わせをしてました。来年の参考にと王子がテレビを見てたけど。「？」「？」「？」の連続で、随分落ち込んでござった。そりゃまぁ、これから習う事もある訳で、そんなに悲観せんでもよろしおすがな。との慰めも聞かず、自室に寂しく引き上げました。来年の今頃は…　考えるとこっちも落ち込みそうなので…やめよ　(￣□￣;）

  2005/03/09

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• エリック　in　NY

  『マンハッタンの怪人』読みました。これは、パリのオペラ座であった出来事の後日談。クリスティーヌにフラれたファントムが、ニューヨークに逃げてマンハッタンで成功を遂げると言う話。そして、またクリスティーヌやラウルにつきまとう。。でも、これには語弊があるかな。またもや悲劇になってました。読み終えて、「原作」や「ファントム上下」に比べると、現実的過ぎて余り感動はしなかったかも。興味深く読めはしたんですがね。大体のお話はこうです。パリ、オペラ座の地下でクリスはラウルを選ぶ。裏切られたと思ったエリック（ファントム）は二人を殺そうと思うが、（これは、違うと言いたい！決して殺そうとは思わなかったはず！）ファントムを捕まえようとする追っ手が近づいてるのを察知して、まだ誰にも見つかっていない、秘密の通路から逃げる。（これは、映画と共通してる点ですo(*^▽^*)o）マダム・ジリーがエリックを匿い、ほとぼりが冷めた頃、ニューヨーク行きの船に乗せました。NYに着いたエリックは、ダリウス（「ファントム上下」にも出てきます）という相棒を見つけ、エリックの商売の才能を生かして、マンハッタンに巨大な富を築きます。マダム・ジリーから秘密の手紙を受け取ったエリックは、オペラハウスを建てることにし、そこに世界的に有名なオペラ歌手を呼んでこけら落としをすることにしました。そこに呼ばれたのは、かつてエリックが愛して止まなかった「クリスティーヌ・ド・シャニィ」ラウルと結婚したクリスティーヌです。クリスティーヌには１２歳になる息子がいました。クリスティーヌ達がNYに着いた夜、息子のピエールに贈り物が届く。それは「猿のオルゴール」。そのオルゴールが「マスカレード」を奏でた途端、クリスティーヌは悲鳴を上げる「１３年前の・・・あの人ここにいるに違いない」それから、エリックはクリスティーヌに接触を試み、「私の息子を置いて行ってくれ」と懇願する。クリスティーヌの悲痛な叫び！「５年待って！そうしたらピエールに全てを話して彼に決めさせる」オペラ座でエリック脚本のオペラ上映中に、喉の調子を悪くした主役の代役にエリックが登場し、クリスティーヌとの競演を果たす。公演成功のパーティーでエリックはピエールと言葉を交わします。しかし、クリスティーヌが二人を引き離し、エリックはクリスティーヌに一枚の紙切れを渡しました。仕事でNYに来るのが遅れていたラウルが到着し、クリスティーヌの舞台は成功を収めパリに戻り日がやってきました。しかし、ホテルにはクリスティーヌとピエールの姿がない。二人を探しに行くラウルとピエールの教育係の牧師。それとクリスティーヌと深く関わった新聞記者。どうやら、公園でエリックと会っているようだった。何故か、みなの胸には不吉な思いが渦巻いていた。新聞記者はエリックとクリスティーヌの姿を見つけて、思わず木の茂みに潜みます。ピエールの姿はない。二人は過去に起こった事や、エリックが今もなおクリスティーヌの事を愛している事。そして、ピエールの話をしている。「５年たったら、あの子も大人になります。その時、真実を伝えてあの子に選ばせます。その選択を私は尊重します。」そこにピエールが走ってやってくる。　違う方向からラウルと牧師もやって来る。その時、記者の目にもう一人の人物が目に入る。エリックの片腕のダリウス。　彼は邪悪な魂を持つ危険な人物。手には銃が握られている。ダリウスの狙いはピエール。エリックの財産の相続人の立場を奪われると思った卑怯者ダリウスはピエールを亡き者にしようとたくらんでした。「ママン！」と駆け寄るピエール。　鳴り響く銃声！ピエールを抱きとめ、その勢いでクルリと体を回転させたクリスティーヌの背に食い込む銃弾。。。エリックは素早く、胸ポケットから銃を出してダリウスを撃つ。ダリウス死す。クリスティーヌを抱きかかえるラウル。状況が飲み込めないピエール。祈りを捧げる牧師。これ以上の悲しみはないと、佇立するエリック。クリスティーヌは最後の力を振り絞ってピエールに言います。「あなたの本当のパパは、あの方なの。ごめんね、ピエール」クリスティーヌ死す。ラウルはクリスティーヌの指から指輪を抜き取り、「本当なんだ、ピエール。この指輪はあの人のものだ。君は今から大人にならなくちゃいけない。自分で決めて選びなさい。」と、ピエールに言います。そして、ピエールは選びました。エリックに近づき、その仮面を剥いで、「そばに置いて下さい、お父さん」その後の二人はエリックの事業をピエールが継いで、大事業家になったという事です。このストーリーは作者（フレデリック・フォーサイス）が、ミュージカルの「オペラ座の怪人」を作曲したアンドリュー・ロイド=ウェバーとのディスカッションの賜物だそうです。結局この本でもクリスティーヌとの恋は実らず、エリックは報われません。でも「子ども」という新しい関わりが出来るんですね。この「エリックの子ども」が「ファントム上下」と共通する点でした。「ファントム上下」では、ファントムは自分の子どもがいるとは知らずに死んでしましますが、この本では死を前にしたマダム・ジリーの手紙で知ります。その手紙にはラウルは若い時に、体に銃弾を受けてその影響で子種のない体になったという事でした。すると、クリスティーヌが生んだ子どもの父親は一体…？エリックとクリスティーヌにそんな事実があったのか？本ではそこまで突っ込んで書かれてませんでした。でも、パリのオペラ座の地下で二人の間に「余人には窺い知れない何かが通い合った」とありますから、何かあったのでしょう。想像するしかありませんね。まぁ、それなりに楽しめたのですが、ラストが俗っぽくて何だかな～って感じです。息子と事業を成功させたって。。。怪人らしくないやん。　一般人になってどうすんの？ピエールもそんなアッサリ、パパ（ラウル）を捨てるの？そりゃ、エリックを選んでくれた時は胸キュンになりましたけどね。でも、貴方は音楽的才能も豊かだったでしょ？オペラ座の怪人関係の本を読んできて、一番私の心に響いたのは「ファントム上下」でした。やっぱり、ここに書かれているファントム像が一番好きかな。映画が公開されて、１ヶ月ちょっと。まだ、ブームは去っていません。明日か明後日には「ペーパーバック」が届くハズ！それで、台詞と歌の勉強です。　これで英語が少しでも話せるといいんですがね～。無理だろうなぁ。

  2005/03/08

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• 小１女子の会話

  姫が学校から帰って来て、友達が「あそぼ～」と誘いに来た。どうやら二人でまた学校に行って遊ぶらしい。。。歩きでは時間がかかるので、自転車で出かけます。その時の玄関先での二人の会話。姫：「萬斎さん知ってる？」友：「まんさい　さん？」姫：「うん、『にほんごであそぼ』に出てやる野村萬斎さん」友：「あ～～！コニちゃん？」姫：「ちがーーう！　あれはコニちゃんやんか！」　　（母の内なる叫び:『違うがなー！あんなに太ぅないわ！（￣―￣；)』）友：「え～～、そしたら子ども？」姫：「違うって、大人、大人！」　　（母の内なる叫び:『子どもに“まんさい”なんて名前はそうそうないぞよ。』）友：「う～～んとぉ。。　あっ！分かった！机持って歩いてやる人やな！」姫：「…それは、山陽さんやろぉ。もう、分からんの？　着物着たりしてやるやん」友：「着物～～？　あぁ、座布団に座って『じゅげむ～』って言ってやった人ぉ？」姫：「ちがーーーう！　もうええわ！」　　（母の内なる叫び:『小１で野村萬斎さんを知ってる女子は姫くらいなものか・・・　　　にしても、姫よ、君の説明もなっとらんよ。“ややこしや～”の人とか、　　そういう説明すれば分かって貰えただろうに・・』）で、姫は友達に何が言いたかったのかと言うと、姫と萬斎さんは誕生日が同じだと言う事が言いたかったらしい。これは、私たち親娘の密かな自慢である。姫の誕生日祝いは、萬斎さんの誕生日祝いを密かに兼ねたものになってます。その誕生日が来月5日に迫って来ました。さてさて、プレゼントやケーキの催促がそろそろ始まりそうですわ。

  2005/03/07

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• 『義経　元服』

  ガッカリ…　（￣―￣；)何で元服の地が尾張なん？　違うやろ～～～。また近江の地は素通りか？義経元服の地は滋賀の竜王のはず。（つきうさ紹介日記はこちら)原作の宮尾さんもその設定で本を書かれたようなのにぃぃぃ～。NHKさん、それはないやろ～。　お父上の最後の地とかけ合わせたかったという理由だけで、歴史の史実を曲げてはイケませぬ。いや、史実とは言いがたいのかもしれないけど、平治物語にも「義経元服は竜王で」という記載があるのだから。。。関連ニュースガッカリですねぇ。テレビを指差し、「それは違うやろ～」「なんでやねん！」と怒り爆発！竜王の方達はさぞかし気落ちしてるでしょうねぇ。私もガックリです。期待してたんだけどなぁ。　滋賀って今でも、大阪や京都に押されて存在感のない県になってるし、ここらで注目されるかと期待してたんだけど・・・「NHK、お前もか！」って心境です。今日は、あまり楽しくなかった義経でした。(≧ヘ≦　)

  2005/03/06

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• 主婦業　休業日♪

  わ～～い、今日は久しぶりに主婦業を休んだ日だったぁ。あぁ、極楽～～♪ダンナが今日は夕飯いらないと言うので、私と子どものお留守番組は外食することにしました～。今日はちょうど、王子の塾もお休みだし、ゆっくり時間が取れるのでファミレスでのんびりして来ました。主婦にとって、夕飯を作らなくていいというのは、ホントにありがたい事です。買い物に行かなくてもいいし、夕方の時間に追われなくても済む。今日、私がした主婦業といえば、朝ごはんと昼ごはんの用意と掃除、洗濯、お風呂の準備。これだけだー！　なんて極楽。夕方の空いた時間に優雅に読書。（読んでいる本は『マンハッタンの怪人』オペラ座の怪人の続きモノですぅ）洗い物をしなくていいってのは、ホントにいい気分ですね♪主婦の仕事で、夕飯作りと後片付けっていうのは、一番負担がかかる仕事なんだなって改めて思いました。こんな極楽な一日は、一年に数える程しかない。もしかしたら、今年は今日でお終いかも・・・自分のために使える時間が多いのっていいな～。ダンナ殿、遠慮せずにいつでも出かけて下されよ。頼むよ～～ん☆彡

  2005/03/05

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  続　「エリック（ファントム）」

  忘れた頃にやってくる「オペラ座の怪人」ネタ♪いいんや、私の中では全然、終わってませんでしたぁ。またまた、白状してしまうと、今週は２回も行ってしまった。。。もうこの調子じゃ「陰陽師２」の記録（13回）を抜いてしまうか!?な～んていう所まで来ちまった(*´∀`)ｱﾊﾊで、今夜は少し前に紹介した小説「ファントム」の下巻の内容をちょこっと書こうかなと思います。「ファントム上」の感想日記はコチラから見られます。でも、これから「ファントム」を読もうと思ってる人は見ない方がいいですよ。ネタバレが一杯ですので、楽しみが半減してしまいますからネ(≧ヘ≦　)前はエリック（ファントム）が、ペルシャの王宮に呼ばれたところまで書きましたね。ペルシャの警察長官のナーディルが、王の命を受けてエリックをペルシャに連れてきます。エリックは人気のある大道芸人として超有名だった。ペルシャに入ったエリックは、たちまち太后のお気に入りになります。なんたって毎日が退屈な太后には、魅力的なマジシャンのエリックです。太后の信任の厚いエリックは、ペルシャの政治にも口出しする立場になって、不穏な空気も漂い次第に立場も悪くなって来ます。そして、いよいよエリック逮捕の命が警察長官ナーディルに下ります。しかし、エリックとナーディルはお互いに友情を感じていて、ナーディルはエリックを逃がすのです。そのために自分が受ける罰がどんなものであるのかも承知で。エリックはペルシャから何とか逃げて、ベルギーで自分の手足のように動いてくれる男を見つけて建築の仕事を手がけます。そして、ある日突然、自分の生家に帰ります。多分、母は自分が家出してから恋人の医師とどこかに行ってしまっただろうとエリックは思っています。でも、母はこの家にずーっと住んでいた。でもエリックが帰ってくる３日前にお亡くなりに…母と最後の別れをし、エリックはそこで見聞きした「オペラ座建設」の為にパリに向かいます。パリに着いたエリックはオペラ座の設計者、シャルル・ガルニエに会って買収にかかります。エリックはガルニエの設計を破棄して、自分が書いた設計でオペラ座を建てるように迫ったのです。そして、オペラ座の建築が始まり、エリックのオペラ座がいろんなプロセスをえてようやく完成したのは１４年後。エリックは、オペラ座の地下湖の為に２重に作られた壁と壁の間に自分の秘密の部屋を作ります。それと、自分の住居近くに誰も近付かないような罠も仕掛ける。オペラ座が完成するとエリックは支配人に給料の要求をします。それと、ボックス５番席をいつも怪人専用に空けておくようにと。本当は今、手持ちのお金で充分やっていけるのだけど、雇っている男の生活の保障をするため、オペラ座に幽霊話が囁かれているのを良い事に、得意のマジックを使って支配人を震え上がらせ、まんまと毎月２万フランをせしめるのです。そんな、退屈なエリックの生活も破滅に向けて転がり始めます。ペルシャで世話になった警察長官のナーディルと再会し、彼はエリックが「オペラ座の怪人」で、人々を恐怖に陥れてる張本人ではないかと身辺を嗅ぎまわります。エリックはこれといって、人を怖がらしてはいません。うわさが一人歩きして、何か不可解なことが起ると全部、怪人のせいにしていただけです。まぁ、不当な給料要求はしていますが、これも理由があったからですね。そんなある日、エリックはクリスティーヌの歌声を聴いて衝撃を受けます。決して上手ではないけれど、完璧なピッチ、透き通った声、完全な声帯。そしてそのクリスティーヌは、エリックが良く知っている人にソックリだった。衝撃を受けたエリックはイッキに恋に陥ってしまったんですねぇ。クリスティーヌの音楽に磨きをかけるという理由を自分に付けて、クリスティーヌが信じている「音楽の天使」になりすまして、クリスティーヌに近付き、指導をします。そんなところにラウルという恋敵が現れる。３人のそれぞれの恋模様がそれはそれは激しく絡み合い、エリックと結婚しないとラウルが殺されるという所まで来ます。でも、クリスティーヌの心からのキスがエリックの心を解き放ち、エリックはラウルにクリスティーヌを返します。エリックはふたりに「結婚式に出席はしないが、招待状を二人で持ってきてくれ」と言います。それからのクリスティーヌは心ここにあらずで、結婚式の前の日に、ひとりでエリックの元を訪れます。ラウルがそれに気付き、後を追いますが、エリックの世話をしていたペルシャ人に行く手を拒まれて、クリスティーヌがエリックの部屋から出て来るのを待ちます。エリックの体はモルヒネに侵されて、もう死が目の前だった。エリックと別れたクリスティーヌは晴れやかな顔で、ラウルと結婚。そして、イギリスで暮らす二人に子どもが出来ます。その子、シャルルは音楽的天才。愛らしい顔は、クリスティーヌにあまり似ていない。もちろん、ラウルにも。良く似ているのは、ラウルが密かに洞窟から持ち帰った写真に写る人。その写真は地下洞窟でエリックが持っていた、エリックの父であろうと思われる写真。さて、この結末。どうでしたか？映画とはまた違う奥の深さで、「こっちの方がいいわぁ」とファントムファンの私は思う。原作のファントムはやたら、非情で恐ろしいけど、こうやってエリックの過ごしてきた人生を細かく描写してもらうと、決して非情な人物だったわけではなくて、そうせざるを得なかったのだという事が見えてきます。顔だけが、人では無かったんですね。顔無き顔と言うのか。それ以外は細かい神経の持ち主だし、思いやりの心も持っていた。この「ファントム上・下」。読んでいて、何度も泣きました。ラストなんか怒涛の涙です。ラウルが一番可哀想かな。でも、ラウルだったら変わらぬ愛をクリスティーヌに注いでくれるだろうとエリックに見込まれて（？）、彼にクリスティーヌを返したんだよね。クリスティーヌは最後のキスで本当に愛しているのはエリックだと気付くけど、エリックの思いに従うんですよね。そしてラウルと結婚する。　切ないね～。「原作」や「ファントム」の小説を読んでから、この映画を見るたびに、最初のシーンからすでに号泣。゜゜（´□｀。）°゜。どうしてこうも、私の琴線に触れるんだろう…　あと何回見に行けるかな。。。ちなみに、オペラ座の話がしたい方は、コチラ↓にお越しくださいませ。怪人熱発熱でBBS作ってます(⌒-⌒；)興味のある方はどうぞ♪

  2005/03/04

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• 

  お雛さん

  今日は楽しいひな祭り～♪てな訳で、「ちらし寿しを作ろう！」と一念発起！昨日、スーパーで食材を買い求めました。「ええっと、かんぴょうに、こうや豆腐、にんじんと干し椎茸。それから蕗も入れた方がいいかな～」と、いろいろ頭を巡らしてお買い物。具材は夕べの内に煮込んで、すし酢も作り、そこにジャコをいれて準備O.K！味見をしながらの準備で、ちょっとお腹がふくれたわ。（；＾□＾）今日は、味の素を入れた昆布だしでご飯を炊いて、錦糸玉子作り。炊けたご飯にすし酢をかけながら、ウチワで仰いでご飯を冷まします。う～～ん、いい匂い～。　食欲そそるぅo(*^▽^*)oある程度冷めたら、具材を入れて再びマゼマゼ開始。あまりコネコネ混ぜるとご飯が潰れるので、ご飯を切るように混ぜます。片手にはウチワ。反対の手にはシャモジ。　両手の動きが一緒だよ。右と左で違う動きをするのって難しい。。　不器用って事ですな。。どれどれ味見をしてみようかな・・・おおー！結構、旨い！　美味いやんか！何を隠そう、ちらしを作るのは５年ぶりくらい。作る度に失敗して、今まで成功したとこは無かった。でも、今日のはイケてる！　自信アリ♪だんなの実家におすそ分けに持っていけるわ！って、ことで少しおすそ分け。姫はモチロンの事、王子もダンナも「美味いな～」と言って食べてくれました。o(*^▽^*)oやりぃ！成功だぜよ！しかし王子も姫も「お母さん、ホンマにお母さんが作ったんやんな？　市販のものと違うん？」とほざく！「違ーーう！昨日から準備してたの見てたやろ？」全く、信用のない母でありました。　「普段、どんなもん食わしてるんや」って思った？で、今日の出来栄えを見ておくれやす。後で考えたら、かまぼこを入れるのを忘れてるし、湯葉も入れてない。具も少し少なかったので、殺風景なちらし寿司ですが、味は良かったです。（言い訳ばかりですわ）完成品 　　器に入れた完成品　　　　　　 蛤の潮汁 　　桃の花を飾りました♪ 今夜は、ショートケーキも食べたし、カロリーとり過ぎたかも。でも、姫の成長を願うお祝いですので、いいですよね？

  2005/03/03

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• バカものー！

  期末テスト2日目が終わって、昼過ぎに帰宅した王子。部活に行く前にお昼の腹ごしらえをしてる時に、居間でテレビを見ていた王子から「おっ！萬斎さんや！」って声が上がる。台所にいた私は「えぇっ！ホンマか！」と慌ててテレビを見たが、すでにコマーシャルだった。「で、どんなんやったん？」と王子に聞いたら、「あんなぁ。子猿がおって扇持ってて、後ろに萬斎さんが映ってた」との返事。「猿？扇？」…　しばし、考える私。「靱猿はもうそんなに珍しい演目じゃないし、何の事やろ…」その時、今朝見た芸能ニュースが脳裏に浮かぶ。。。『3代目次郎　襲名披露』（ニュースはコチラ）「…それは、猿やろ！」（－＿－メ）　バカ、バカ、バカ！　人間と猿との区別もつかんのか！後ろに映ってたのは萬斎さんの太郎冠者でもなく、猿曳でもなく、「猿回しの太郎さん」ですからーー！(￣Д￣;）全くもって人騒がせな王子であった。。。しかし、この3代目。なかなか、衣装が身についてサマになってるやん！襲名披露では女の面や、鬼の面まで付けていたというから大したものです。扇を持って舞う姿もなかなか良かったですよ。その芸を見て「負けた」と思う人もいるかもしれない。歴代が継承する「反省」ポーズも健在で、そこに「残念」ポーズも新たに加わるとか。「残念」ポーズは、太郎さんの膝に額をくっ付けるものだそうです。今年は次郎旋風が吹き荒れるかな。しかし、王子よ。もう今年は中３なんだから、もう少し見る目を養ってくれ。そなたの先行きがとっても不安な母御でござるよ。。。　　　　

  2005/03/02

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• 第五十回記念「同明会能」　Part3

  またまた、続きでござる～。「道成寺」が終わり、20分の休憩時間。所用を済まし、「今度こそ、るるり、さんを探さねば！」と会場に戻る。「るるり、さんの席は、正面席の方だったはず」と通路を進むと、ひとりの女人と目がチラっと合った。誰かを探しておられる気配。。。「うぉ？！　ひょっとして　るるり、さんやろか…」恐々、声を掛けてみる。　「あの～、失礼ですけど、るるり、さんでしょうか？」「あ、はい」とのお返事！キャー出会えたー！そこからの私はテンション上がりまくり、お目にかかるのは初めてなのに、いきなり友達バージョンでの会話。『ひぃぃ～、るるり、さん引いてないかな～』と内心思いつつ、勢いが止まらない。そんなこんなで「鍋八撥」の時間が近付いて来たので、二人で正面席の後で立見で見ることに。「鍋八撥（なべやつばち）」あらすじ：新しい市（いち）を立てる為に、目代（石田幸雄さん）が一番店を出した者を免税にして市の代表者にすると高札を出します。それを見て一番にやって来た鞨鼓売り（萬斎さん）は、夜明けまでに時間があるので、ひと寝入りして待つ事にしました。そこに遅れてやって来た浅鍋売り（万作さん）は、鞨鼓売りが寝ているのをいい事に自分が一番乗りになろうと、鞨鼓売りの前で寝て待つ事にします。目を覚ました鞨鼓売りは目の前にいつの間にか浅鍋売りがいることに驚き、文句を言う。そこに目代がやって来て仲裁に入るが、お互い一番乗りは自分だと言って譲らない。浅鍋売りは「鍋は鍋で調理したものを食べるから鞨鼓も打てるのだ」と主張。鞨鼓売りは「稚児や若衆の遊びにつかう上品な品だ」と主要する。目代は何か勝負をして勝敗をつけるように、言いつけます。そこで、鞨鼓売りは棒を持って巧みに振ってみせる。浅鍋売りは、「棒を貸せ」と言うが、鞨鼓売りは「自分の道具で勝負せよ」と断る。浅鍋売りは自分の鍋を振ってみせるが、落しそうになる。次は鞨鼓売りが鞨鼓を撥で打ちながら舞うと、浅鍋売りは「その鞨鼓を貸せ」という。鞨鼓売りは幾度も貸さないのは気の毒だと言って、鞨鼓を打つ「撥（バチ）」を貸してやる事にした。浅鍋売りは鍋を腹に括り付け、鞨鼓売りに借りた撥で鍋を叩いて舞おうとするが、鍋が割れそうになる。浅鍋売りは撥を杉の葉に持ち替えて、鞨鼓売りと相舞（一緒に舞う事）をする事になった。鞨鼓売りは巧みに鞨鼓を打ち鳴らし、体を水車のように回す。浅鍋売りも鞨鼓売りと同じ動作をするが、どうしても水車の動きが出来ない。何度も挑戦しているうちに腹ばいになってしまって、腹に付けていた鍋が粉々に割れてしまう。その鍋を拾って、「数が増えて目出度い」と言う。 まず、目代（代官）の石田さん登場！次に鞨鼓売りの萬斎さん。長い棒＆括弧を持ってます。市に早く着きすぎて、その場で寝る萬斎さん。でも寝転がる訳ではありません。胡坐をかいて座って、両腕の脇を上げて拳骨を目の所に当てるような仕草です。この姿勢って考えたら腕がプルプルしそうなのよね。浅鍋売りの万作さんがやって来て、鞨鼓売りの前で待とうと思案する場面の間中、その姿勢で微動だにしてなかったです。鞨鼓売りの萬斎さんの動作は軽やかで見ていても「鞨鼓売りの勝ちだよね」と思う。笛の調子に合わせて、軽い！軽い！最近、ロング気味の前髪が舞台を動き回る度に「フッサリ」と動く。（≧∇≦)お顔の表情も三番叟の時とは全然違って、狂言モードの口元に微笑みをたたえた表情で柔らかい。鞨鼓売りが浅鍋売りに「バチ」を貸してやったのは、鍋が割れるかも知れないと知っていたからなんですね。ちょっと、意地悪なところもある鞨鼓売り。でも、この演目の一番の見どころと言えば、相舞で見せる「水車」。「水車」とは分かりやすく言えば、側転のことです。この側転を１回。そして、また1回。そして次は、5回程（6回かも）続けて橋掛かりから退場されました。思わず、拍手してしまった私。だって、凄かったんだもん。「わぁぁ～～」パチパチパチパチ～～！舞台上にはまだ、万作さんと石田さんが演技中。　ひぃぃぃ、ゴメンなさい。　　万作さんの浅鍋売りは愛嬌があってスッゴク面白かったです。お腹に鍋を括り付けた姿に会場は大爆笑！味がありますわ。万作さんは。ズルして一番乗りになろうとしたり、鞨鼓売りに物を貸せとねだったり、でも憎めないキャラでした。相舞も萬斎さんのマネばっかりなので、少しテンポが遅れるんですよ。それが面白くって、何かずっと笑ってた感じがします。そして、水車が出来ずに腹ばいになった時に大事な鍋が割れてしまう。。。その時の情けなさそうな顔。でも、「数が増えて目出度い」という時の間。絶妙～～。　上手い！もし鍋が割れなかったら、「丈夫な鍋だ、家で大事にしよう」とセリフが変わるそうです。いずれの終わり方であっても、お祝いの意味合いのある演目なんですね。実はこの「鍋八撥」で超～～～！嬉しい事あり！るるり、さんと立見していたその位置が、萬斎さんがいつも立たれる位置とピッタリ合ってたんです。目線の高さまで一緒で、目のやり場に困ってた。。。「いや、こんなに美味しい経験は二度とないかも」と思って、萬斎さんを見るのだけど、恥ずかしい・・・・　恥ずかしいのだ。意味もなく、石田さんを見たり、必死に万作さんを見たり・・・でも、目の端には萬斎さんを捉えてる。　なので、演目も見ていたのかどうなのか。。。　記憶が曖昧です。今回の同明会能はここまでしか見ていません。時間的な都合で、後の演目は見ずに帰りました。でも、とっても濃い内容の会で、見に行って良かったと思います。ずっと、「見たいーー」と思ってた萬斎さんの「三番叟」を見れて、「道成寺」のような見どころ満載なお能を見れて、萬斎さんの水車も見れた。こんな豪華な舞台は二度と見れないかもしれません。本当に「ま」切れも起らないかも知れない程に私の脳裏に焼きつきましたね。良い物を見させてもらって感謝の気持ちで一杯です。るるり、さんと一緒に見れたと言うのも、とってもいい思い出になりました。萬斎さんじゃなくても、能楽の舞台が近くで公演されたら、見に行きたいなと思います。以上、「第五十回　同明会能」のレポでした。長々とお付き合い下さってありがとう！　

  2005/03/01

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• 第五十回記念「同明会能」　Part2

  さてさて、レポの続きでござる。「翁」が終わって、20分間の休憩に入る。　ト、トイレ。トイレに行くのダー！　寒い、寒いのよ。雪降り京都でしたので！しかし、トイレ前はすでに長蛇の列。　２階トイレはその日、女性専用トイレに変身していたらしいが、今から行っても同じことだろうと、根気良く並んでいました。その時に前に並んでいた50代後半から60代前半とおぼしき、オバサマ有り。「萬斎さんはやっぱり、素敵ね。キリッ！として、いい三番叟でしたね。」と話しかけて来られました。私：「はい、そうですね。素敵でした～。(_≧∀≦)」そのオバサマの言葉のアクセントが少し違うので、「遠くからいらしたんですか？」と聞いたら「山口です。昨日から泊りがけで来ました」とのご返事。いや～、やっぱり、遠征組みもたくさんいらっしゃるのねぇ。そんなこんなで初対面の人と萬斎さん談義で盛り上がり、長時間のトイレ待ちも楽しいひと時を過ごせました。で、その後は家にTELを入れて留守番の子ども達の様子を確認し、お昼用に買っておいたサンドイッチを立ち食いでガッツク！座る場所はすでに一杯だったので仕方ない。お腹減るしね～。したら、また見ず知らずの人が「コーヒーいかがですか？　さっき、買ったんですけど余っちゃって。。宜しかったら貰って下さい。」と、差し出して下さる。「いえ、いえ、そんな・・・　宜しいんですか？」と折角のご好意をむげに断るのも悪いかと思ってチャッカリ戴く。みんないい人ね。ホッコリするわ。(*´∇｀*)そうこうしている内に休憩時間終了。　げっ！るるり、さんを探してる時間が無かったジョー！(ｏ＞o＜）ｏここから、お待たせの演目紹介♪（前置き長すぎ！だっちゅーの！）舞獅子「淡路（あわじ）」急々之舞「鷺（さぎ）」一調一菅「芭蕉（ばしょう）」すみません。とっても眠くて、ただ漠然と見て聞いてました。（￣―￣；)　「淡路」は途中からアップテンポになって、心躍る感じかしましたよ。あとは、地謡で並んでいる方のお顔を一人ずつ眺めて、「ちょっと、あの方素敵よね」とか「あの人は外人さんみたいな顔だわ」とパンフの名前を確認したり、そんな事ばっかりしてました。まだ、こういうのを真剣にたしなむまでの域には達してない私です。はい、認めますです。ごめんなさい。地謡も何を言ってるのかサッパリ分かりませんし…フっと、隣のご婦人を見たら、膝にテープレコーダーを持っておられた。おや～、ルール違反ですわよ。録音しちゃダメですねー。でも、「翁」の時は持ってなかったから、その舞獅子や一調一菅のだけだったみたですけどね。あまり、ヨロシクないですよね。そういう行為は。はい、次は　能の「道成寺（どうじょうじ）」でございます。ちょっと、家に電話をする為に席を外して戻って来たら、すでに舞台上には演者と鐘がドドーンと勢ぞろい。丁度、鐘を吊り上げてる所でした。会場内はシーーンと静まり返ってます。その空気を乱すことは出来ないので、しばし立ち見で様子を見守る。長～い竹のような棒が2本。その一方に鐘を吊る紐を引っ掛けて屋根の梁に通す。（多分、梁の部分には滑車が取り付けてあったんでしょうね。それは未確認）そして、もう一方の棒で紐を引っ張り完成なんだけど、1回では上手く行かず、紐の調整をされました。そして、次は成功。　ふぅぅ～。会場からため息が漏れる。私もふぅぅ～。と、その折に自席へと戻りました。「道成寺」のお話しは、みなんさんご存知かしらね。歌舞伎で公演される「娘道成寺」や、「安珍清姫物語」は聞かれた事あすでしょうかしらね。お能の「道成寺」は、下のサイトに詳しいあらすじが載ってますので参考にしていただけると宜しいかと思います。五十音検索で「た行」から「と」をクリックしていたくと出てきます。そして、「道成寺」を選んで、上に並んでいる「物語の概略」や「演目の特徴」を選ぶと話の内容が分かるようになっています。「翁」のことも記載されてますので、同じ方法でTRYしてみて下さい。間申楽「能楽の杜」（一応、リンク許可願いは、しています） で、「道成寺」の感想ですね。寺の鐘の供養を見ようと、白拍子（しらびょうし：歌舞する遊女）が一人尋ねてくるが、寺側から女人禁制だと断られます。そこを食い下がって願いでると、「舞を披露するなら許そう」と門番の能力（のうりき）が許可してしまう。さて、ここからが超スローテンポ。　能力から烏帽子を受け取った白拍子が、夕暮れ時の寺の階段を一歩一歩登っていくという表現。鼓を一打ち「いやぁ～～、ポンッ！」っと叩くと、片方の足を少し前に出す。そして、待つこと10数秒。また鼓が「はぁ～～、ポンッ！」と打たれると、つま先をパッと上げる。またまた10数秒。さっき上げたつま先をスッと降ろす。今度は足を揃える。そして次はもう片方の足のつま先を上げる。延々とこれの繰り返し。。。ね、眠いぞよ～。　一体、いつまで続くのだー。30分くらいはこればっかりだったかも。でも、あの不安定な体勢で、ずーっと次の動作まで微動だにしないんですから、こりゃまた凄いものを見せてもらいましたわ。そして寺に着いて、舞い始めると急にテンポが良くなる。そして、鐘に近付き、扇で烏帽子をポンッと打ち払い（メッチャ、かっこええ～）鐘の中に！すると鐘がドーンと落ちる。　何人もの人が鐘を吊るしている紐を持ち、息を合わせての動作！お見事！その雷のような轟音を聞いて、能力が慌ててやってきます。ここからが、間狂言（アイきょうげん）。能力は茂山忠三郎さんと茂山良輔さん。　狂言の話しは分かりやすいです。改めてそう思いました。言葉がハッキリしてる。鐘が落ちた事を寺の住職に伝えねばならないのだが、自分の失態を報告するのが恐ろしく、「お前が行け」「いやいや、お前が女をいれたからだろう。お前が行くべきだ」と何度もやり取りし、結局、一人（良輔さん）が逃げてしまい、女を入れた能力が（忠三郎さん）仕方なしに住職に報告します。それを聞いた住職は「いよいよ恐れていた事が現実になってしまった」と他の僧に過去のこの鐘にまつわる出来事を話して聞かせます。ここで、「道成寺物（娘道成寺）」のお話が出て来るんですよね。取り合えず、この鐘から大蛇を出して、災いをふりまかないように退治しようと力をあわせての読経が始まります。　この迫力は凄かった！　本当に魂が篭ってるような祈りでした。すると、除々に鐘が浮きます。　思わず下から覗き込みそうに・・・でも見えません。僧侶の読経は益々高まるばかり。。。つ、ついに鐘が持ち上がります！と、中から出て来たのは、さっきと全然違ういでたちの白拍子！いや、髪を振り乱し、鬼の面を付けた蛇だった！すっごーい！鐘の中で一人で早変わり！？　道具は何処にあったのか？それに今までの道具は何処へ？寝るどころではありません。もう、舞台に釘付けです。蛇が住職たちに襲い掛かろうとするけど、彼らも負けてはいません。そのお互いの攻防にこちらも固唾を呑んで見守ります。蛇は橋掛かりの幕近くまで行ったりして、その恐ろしさを見せ付ける。そして、橋掛かりと舞台の境目にあるシテ柱で苦悶の表情（いや、面があるので表情は変わらないけど、そう見える）＆動作。参りました～。　お能って素晴らしい！　そして、苦し紛れに鐘にひと吹きした自分の業火に焼かれて、川に飛び込む蛇。そして、川に流されて退場。　取り合えず苦難は去ったと、安堵して寺に帰る僧侶たち。演者が退場しても舞台はまだ終わってません。　吊るした鐘を降ろして、それを鐘後見（かねこうけん）の狂言方が4人で太くて長い棒を鐘の上部に通して、腕を頭の上に上げて横向きに運んで行かれました。腕がプルプル。相当重いと思いますわ。それに、みんな長袴を穿かれてる。　踏んづけそうで見ていても怖い。会場は、割れんばかりの拍手！拍手！拍手！　凄かったです。ホント。「道成寺」の演目は是非見たいと楽しみにしていたのですが、本当に大満足でした。何故にこんな素晴らしい日本の伝統芸能に、今まで興味がなかったのか不思議です。暫らく、蛇や読経を上げる僧侶達の姿が瞼に焼きついてました。狂言だけでなく、能もこれからは機会があれば見たいなと思います。さて、続きはまた後日。次は狂言「鍋八撥」です。乞う、ご期待！

  2005/02/28

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• 第五十回記念「同明会能」　Part１

  行って来ました。　待ちに待った「同明会能」。思えば、去年の11月にるるり、さんや樹来さんに触発されて今日のチケット取りにいったよな～。その後に平安神宮と風俗博物館にも行ったよな～。その時の日記はコチラ↓チケ撮り、京都そぞろ歩き♪その本番が今日。後ろの席なので「見えるかな～」と心配してたけど、全然O.Kだった。私の席は、中正面よりの脇正面。　だから、舞台全体が良く見えた。しかし、補助席のため、前も後も狭い狭い。オシリ痛い(ｏ＞o＜）ｏ　端だったらいいけど、間に挟まれた席なので、ちょっと席を立つっていうのも出来ない。辛かった。そして、そして。プログラムを見ても…　良く分からないんですけどーー！演者の名前がズラズラと書いてあるが、役名が書いてない。能楽堂、お能初体験の私にはサッパリ？なので、番組表もよう載せん。でも、後日必ず載せます。　お待ち下さい。最初は「翁」から始まりました。面箱を持った「千歳」の竹山悠樹さんが登場、その次に「翁」の金剛永謹さん。ゆっくりした登場場面でフッっと、「そうや、オペラグラスを出しておこう」っとカバンをガサゴソしている間に萬斎さんが登場してた。わちゃー、その瞬間を見てなかったやん！ダメダメですぅ！空気がピーンっと張っていて、こちらも超緊張（；＾□＾）金剛さんは大きな方でドッシリした印象を受けました。面箱持ちの竹山さん。水色のお召し物が良く似合ってた。力量の程は良く分からないのですが、頑張ってらっしゃたと思います。そして、萬斎さんの「三番叟」。通しで見たのは初めてです。万作さんの三番叟はDVDで見たことあるのですが、萬斎さんはまだ。翁の舞いの間も終止怖い顔でお待ちゃる萬斎さん。頭の被り物を剣先烏帽子に替えたり、腰の剣を取って三番叟の準備をしている時に、甲斐甲斐しくお世話する石田さんが印象的。と、準備を終えた萬斎さんは暫らく石田さんと向かい合わせで待機。その時の石田さんの視線が、どこを見ていいのか迷っているようで、面白かった。(￣m￣*）（変なとこ見てます）翁と千歳が退場して、いよいよ萬斎さんの「三番叟」！いいな～、この囃子方のテンポ。まずは「揉之段」。ひぃぃー、迫力ある！　体の中心がブレない。安定感抜群！烏跳び！　見れた！見れた！　この目でーー。時折こちらに向かって動かれる時は、「あ、視界に入ったか？」と、思い上がりも甚だしい事を思う。（入ってる訳アリマセン）そして、次は「鈴之段」。面を付けて鈴を片手に持っての舞。今度はゆっくり、じっくり舞台に種まきをするが如く。ジワジワきます。この鈴之段は。頭に烏帽子ガ乗ってるので、フサァ～は見れないけれど、クリクリカールヘアーは健在なようです。フッサ～は「鍋八撥」で見れました。これはまた明日にでも感想を書きます。三番叟の時の萬斎さんの衣装は「What　is　狂言」のP67ページのものと一緒だと思う。この本を持ってない人、ゴメンね。口でいうのはムツカシイので、手っ取り早く写真ですませようとしています。上衣の下に来ておられた着物もその写真と一緒です。それだけは確かですよ。「翁」って演目を通しで見られて幸せでした。今日はまだどこから書いていいのか分からなかったので、取り合えず「翁」の感想だけUPします。聞くところによると、今日の萬斎さんは気合が入っていたとの事。そんな萬斎さんの三番叟が見れて本当に良かったです。でも、能楽堂って魅力ですネ。　みなさんが普通のホールじゃ物足りないって仰る意味が良く分かりました。あの緊張感と舞台との近さ。　そこに響く演者の声や囃子方の調べ。堪りません。クセになりそうな感じ。まだ、「翁」についても整理出来てないので、思い出した事があれば後日の日記に追加して行きたいと思います。

  2005/02/26

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• ファントム★vs萬斎さん☆

  また、行った。5回目。そう私は今ファントムから「Point　of　no　return（後戻り出来ない）」状態。今日は、冒頭のオークションシーンから涙、涙。よよよ。。゜゜（´□｀。）°゜。何回見ても泣けるものは泣ける。今でも瞼が腫れぼったい。　どないなりますねん。ホンマに。人気があるのか、平日でもたくさんのお客さん。こんな事今までに経験ない。　同じ映画を何度も見に行くのは、私には珍しい事じゃないけど、大概、日を追うごとにお客さんが少なくなって行くものです。言いたくないが、「陰陽師２」なんか最後のほうは観客二人って事も多々あり。しかし、このオペラ座の怪人はいつ行っても30人くらいは入ってる。朝は自由席になってるので、いいお席は大概詰まってます。今日は一番後ろの席から鑑賞。　座席をひとつ空けて、二人連れの女の人がいる。前にも座ってる。あぁ、一度でいいからガラガラの映画館でオペラ座の怪人を見たい。そして、思いっきり泣きたいのぉ～。誰に遠慮する事なく、泣いてみたいぃぃ。泣きたい時は自宅でDVD鑑賞がいいのかも知れないけど、大画面で見るのとはまた違うからなぁ。人気がいつまでもあるのは嬉しいけど、お客さんが減って欲しい。何て勝手な言い分だろう。　でも、率直な意見です。はい。で、車でサントラに浸りながら帰って来たら、宅配の不在連絡表が入ってた。送り主は「アマゾン」。頭の中はオペラ座でいっぱいの私には「頼んでおいたオペラ座の怪人のシナリオ本が届いたのね～」としか思えなかった。いや、待て待て。確かそれは3月の上旬の配達になってた。と、いう事は…？ハッ！今日は25日。ま、萬斎さんの・・・オ、オイディプス王のDVDかぁ？そ、そうだ、それに違いない！　私とした事がぁ～。なんという不覚。しもた。しもたぞよ。忘れてしまうとは～。慌てて、宅急便屋さんにTEL。　小１時間で配達してくれた。あめみこさんのBBSに行ったら、オイ王のDVDが話題になってる！みんな偉いよなぁ。ちゃんと覚えてるわ。それに引き換え私は・・・　ヒィィ～。　すまぬ。明日は同明会能で萬斎さんを拝見する。だから、オイ王のDVDが私の心を萬斎さんに戻してくれた。このまま、明日の朝を迎えるとしよう。

  2005/02/25

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• オーランド君破局の原因はジョニー！？

  ビックラこきました。(￣Д￣;）携帯に入って来たメルマガ。「オーランド・ブルームとケイト・ボスワーズの破局の原因はジョニ・デが原因」な～んていうタイトルが付いてるやん！つい、HPをクリック！それによると、パイレーツ・オブ・カリビンアン2＆3の撮影が、忙しいジョニーのスケジュールに合わせて、今年の2月から10月にまとめて撮られるため、密かに6月挙式を望んでいたケイトが激怒したとか！？そ、そんな訳ないわな～。ガセでしょう。もしそうだとしても、ジョニーのせいにしてもらっても。。。でも、この二人は最近ディナーを楽しむ姿を目撃されてるらしいから、破局もただの噂かも。ジョニーに関しては、またショックな事件がありました。「ラズベガスをやっつけろ」の原作者のハンター・S・トンプソンが拳銃自殺したというニュース。ジョニー演じるジャーナリストはトンプソンがモデルになっていて、ジョニーはトンプソンと暫らく一緒に暮らして彼の特徴を研究して、映画に臨んだのよね。ジョニーもこのニュースにはショックだったろうな。彼は去年、尊敬していたマーロン・ブランドも亡くしてるし、関わりのあった人が次々と亡くなるのは寂しいと思うわ。それにしても、今朝の「めざましテレビ」でアカデミー賞の予想をしてたけど、誰もジョニーのことやネバーランドの映画には触れないのね！ちょっとガッカリだわ。そりゃ～、レオ様は今まで不運だったから今年こそあげたい気もするけど、みんながみんなレオ様を押しちゃ面白くないやん。ま、オスカーは逃しても、いい俳優、いい映画には変わりがないのだから良しとしますか。さて、今度はどんないでたちで現れてくれるかな。それも楽しみなのよね。ジョニー独特のファッションセンスだから(￣m￣*）

  2005/02/24

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• 「同明会能」に向け発動！

  今日は、暖かい日でした。エアロに行って汗をかいたのだけど、今日はいつも以上に汗が出た。髪が首筋にまとわり付く。いや～、この感じイヤー！髪を切りたい・・・そ、それに今週末は京都の「同明会能」。　ずっと楽しみにしていた萬斎さんの三番叟が見れる日ではないかー。あと3日後なのに、何の心構えも出来てないじゃないのぉ。そう、それはファントムのせい。　彼に心を持っていかれたまま、返してもらってない。しかーし、そんな悠長な事も言ってられなくなったわ。ここはひとつ、心して準備しないととんでもない事になってしまいそう。。。エアロが終わってすぐ、行きつけの美容室にTEL。私：「今からお願いしたいんですけど、空いてますか？」美：「今ならいいですよ～」ラッキー♪　善は急げだぜ！春らしく思いっきりカットしてもらう。（10cmくらいね）きゃ～、軽くなったぁ。　心もウキウキ★今更、体型は変えようがないので、せめて小奇麗にしておきましょ。顔の手入れは前日にして…っと。あとは電車の時間のチェックだわ。う～～ん、「同明会能」以降は萬斎さんに逢える機会がないので、もっと早くから気合を入れるべきなのに、ちょっと怠慢だぁ。体がもうひとつ欲しい。。。だけどね。レンタルで借りた「シカゴ」のビデオテープを見てたら、な～んと「陰陽師２」の予告編が入っていたのだー！ビックリするのと同時に「これは晴明さんが呼び戻してくれたんだわー」と思った。タイミングよ過ぎるよね～。何度見ても飽き足らず、繰り返し予告編ばっかり見てました。もちろん「シカゴ」もちゃんと見ましたが。。。（感想は後日の日記で）自分が持ってるDVDで見るのとは見ている感覚がまた違い、なんか嬉しくて顔が勝手にニヤけてしまう(_≧∀≦)ノ彡やっぱり、萬斎さんの晴明さんはいいわぁ。「私の原点ここにあり」って感じだった。「陰陽師３」　やはり、諦めずにプッシュしましょう！私は同明会に向けて前進あるのみ！（でも、明日か明後日にもう一度ファントムにお目にかかろうと画策している…　ドッチやねん！）

  2005/02/23

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• 

  オペラ座の怪人　専用BBS開設♪

  つ、ついにここまで来たか！つきうさよ！ハイ、来ました。作ってしまいました。「オペラ座の怪人　専用BBS！」もうどうにも止まらない～～。ですわ。これで、まだ映画をご覧になられていない方に超強烈なネタバレを暴露せずに済みます。今まで、ご迷惑をかけた方々も数知れず。。　また、映画をご覧になってから、参加していただければなと思います。今日は朝からチマチマと無料BBSのサイトを回り、携帯からの投稿O.K＆画像O.Kの掲示板を貸してもらいました。それから、掲示板の設定を何度も繰り返し、HPにオペラ座のページも作り、画像をGETして何とか形に出来ました。はぅぅぅ～、疲れましたぁ。でも、この満足感は何だろう…もう終わってしまったような感覚。。いやいや、BBSはこれから始まるのだから、ここでホッとしてはイケませぬな。音楽聴きながら、思い出した事とかをチョイと書いて来ますわ。ゲストさんでオペラ座の怪人のファンの方がいらっしゃいましたら、一度覗きに来て下さいね。映画上映が終わっても、続けたいと思っています。♪(ノ^▽^*)人(*^▽^*)ノ今の所、まだまだ好評上映中ですね。さて、コチラがBBSの入り口ページになっています。よろしかったら遊びに来て下さいませ。↓専用BBSでは、映画の内容は勿論のこと、キャラクター、キャスト、音楽、独自の解釈、質問、また劇団の舞台との比較とか、原作、小説、ビデオ等、何でも感じた事をそのまま書いて下さるとありがたいです。でも、ひとつだけお願いしたいのは、オペラ座の怪人を愛する者達が集う場ですので、根拠のない否定や、誹謗中傷的な書き込みはしないで戴きたいという事です。でも、愛ゆえの否定は大いに結構！　私も盲目的にこの作品を愛してるわけではありませんのでね。では、ヨロシクです～。

  2005/02/22

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• オペラ座の怪人　サントラPart２

  先に謝っとこ。すっかり、陰陽師や萬斎さん、ジョニーから話題が逸れている当HPです。ご許されませ～。今夜もオペラ座の怪人でございます。サントラ、以前もサントラの話をしました。なのにまた何故サントラかと言いますとぉぉ～。2枚組みCDを買ってしまいましたぁ～。（カミングアウトォォー！バカですぅ）持っているのに。。。すでに持っているのに…でもね、2枚組みは映画の全てのシーンが入ってるんです。それも、最初に買ったCDには入ってなかったセリフの数々や、効果音も全て！今日、届いて聞いてみて驚きました。こんなCD今までお目にかかったことない。いや、お耳にかかったことがないっていうのか？前に買ったCDは勿体無いことしたけど、あの時は2枚組みが売り切れだった。すぐに聞きたかったから、通常版に手を出したのよね。それは、それで聞いた時は感動したんですけれど。。。でもこの2枚組みの比じゃない。日本製のは売り切れで、3月に再販されるらしいのだけど、つきうさ御用達のamazonで、海外版の2枚組みが注文出来るようになってたので、そちらで注文しました。値段も日本製より断然お得だし。もし、2枚組みがすぐ聴きたい方は海外版は如何ですか？それと、オペラ座ファンならこれも手に入れたいーー！と叫んでしまいそうな一品がある。サントラには歌詞カードが付いてないの。最初に買った一枚ものには日本語の歌詞が付いていた。でもでも、英語の歌詞が欲しいと思うのは、可笑しい事？私はどうしても欲しい。っていうか知りたいの。で、またもやアマゾンで見つけてしまった。英語歌詞もシナリオも書いてあるという映画の「ペーパーバック」という本を！そこには、撮影風景の写真もテンコ盛りだそうで、映画の資料集のような感じなのだとか。。。これを逃す私ではありませぬ。また、クリックをポチッっと押したわけですネェ。とにかく、最近は「オペラ座貧乏」というんでしょうか、そういう状態になってます。銀行落ちになるのを良い事に、ついつい手が勝手にクリック、クリックしてしまう～～。以上の2点のURLを紹介しようとしたら、「楽天以外のアフェリエイトが含まれています」と楽天さんに拒否されてしもた。なので、下のレス部分に掲載します。そこだったら嫌われないと思うし。（他のところで経験済み）もう、これ以上私の心を奪わないでいただきたいものですぅ。しかし、怪人熱が嵩じて、「オペラ座の怪人専用BBSを作ってみようか」という思いが頭をもたげています。今のところ、来てくださる方も数名でしょうけど、ネタをそこで思いっきり語ってみたいと思ってる今日この頃ですのん。さて、賛同していただける方はいらっしゃるでしょうか？話題がコロッっと変わるけど。今、スマスマに寺尾彰さんと大竹しのぶさんが出演されてる。寺尾さんが「安倍晴明は稲垣君が一番だと思ってる」だってー！なな、なぬぅぅ～。そんな事ありえね～。野村萬斎さんが一番に決まってるぅー！ でしょうがっ！ゆるさぬ～。ゆるさぬぞぉ～。メラメラ(＃￣З￣)

  2005/02/21

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• 『タイムライン』

  今話題の「オペラ座の怪人」のファントム役のジェラルド・バトラーが出演しているので借りて来たDVDです。この映画は映画館に見に行って、まずまずの感想を持ちました。勿論、その頃はジェラルドの事は全然知らなかった訳ですけれどね。話は、考古学者達が過去の遺跡を発掘調査していてそこで「ありえね～」ものを見つけるのです。その「ありえね～」物とは、２～３日前から所用で留守にしている考古学教授の眼鏡とSOSの手紙。その日付は今から６００年前の物だった！何で現代に生きる教授の眼鏡と手紙が誰も入った事のない発掘現場から出たのか。謎の解明の為に教授が２～３日に向かったある場所に皆で出かけると、なんとそこにはタイムマシーン（こんな名前ではなかったけれど）があった。教授は過去の世界に行って、トラブルに巻き込まれて過去から現代にいる教え子達にSOSを送ったというわけだったんです。ここでいろいろ説明するより、まず見ていただいたほうが分かると思います。とにかく、ハラハラドキドキ。お目当てのジェラルドは、凛々しくて力強い役でした。あぁ、この人だったんだぁ。映館で見たのに、どの人がジェラルドだったのか忘れていた私です。一番良い役でした。主役は他にいるのですが、彼の方が目立ってますね。戦争のシーンは火の石を飛ばす所がとっても迫力があって良かったです。現代に戻る時間が押し迫った中、そこで生まれた愛の為に過去に残る者あり。それが現代の人物遺跡として発掘されるのも泣けますよ。さて、返却するまでにはまだ日数がある。ファントムに会えない時は「タイムライン」か「ドラキュリア」を見て、ジェラルドに会おうっと。

  2005/02/20

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• 追記♪　見たい映画が目白押し！

  追記です！オーランド君主演の「キングダム・オブ・ヘヴン」これのオフィシャルサイトがありました。海外サイトですので全て英語ですが、予告が見れますよん♪「キングダム・オブ・ヘヴン」オフィシャルサイトワァオ！どうしよう。今日、スクリーンの４月号を買ったんだけど、（ジョニーの冊子が付いていた～）春以降に公開されるであろう映画の紹介もたくさんあって、どれもこれも見たい映画で一杯だった！まず、注目したいのはオーランド・ブルーム主演の「KINGDOM　OF　HEAVEN（キングダム・オブ・ヘブン）」日米５月同時公開。これは中世のフランスとエルサレムを舞台にした映画。オーランド君はまたもや鍛冶屋さんらしい。でも、お父さんの意思をついで「天国の王国」を造るべく立ち上がるというストーリーらしい。このオーランド君がとってもカッコイイ！コスチュームものは良く似合うネェ。成長してるよ～。その目で確かめて見て下さいませ。海外のサイトですが、画像がいくつかみられます↓キングダム・オブ・ヘブンオーランド君の映画はもうひとつあって題名は「エリザベスタウン」。こちらは現代のロマンチックコメディになってるそうです。アメリカで秋頃公開予定になってます。コスチューム物と現代の若者と両方見られて、オーリーファンには楽しみな年になりそうですね。それと、ジョニーの「チャーリーとチョコレート工場」は今夏公開予定。それから、これも首を長くして待っていた「レジェンド・オブ・ゾロ」。カッコイイ写真はこちら↓レジェンド・オブ・ゾロアントニオ・バンデラスの「マスク・オブ・ゾロ」の続編です。この前、テレビで放送してましたね。幸せに暮らすアレハンドロとエレナの前に新しい敵が現れるらしい。前作より１０年後の設定です。今秋日本公開予定だって！（≧∇≦)それからまだあるよ～。今度は、ヴィゴ・モーテンセンの映画。タイトルは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」。魅力タップリな写真はこちら↓ヒストリー・オブ・バイオレンス幸せに暮らしていた家族が事件に巻き込まれ、ヴィゴが家族を守る為に戦うという内容らしい。こちらは公開未定だそうです。でも、絶対　日本上陸するでしょう！ここで紹介した以外にもまだまだ気になる映画がテンコ盛り！(_≧∀≦)ノ彡今年はホント、映画から目が離せないわ！

  2005/02/19

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• オペラ座の怪人　コネタ♪

  すみません。今月はファントム月間という事で、また性懲りもなく書かせていただきます。(⌒-⌒；)もう、「ネタバレ結構！」って方は読まないで下さいね～。今日は私が勝手に解釈した事を、コネタを混ぜながら書いてみうよかな～と思いま～す。ファントムから届く手紙には「Ｏ・Ｇ」とサインがしてあります。「オペラ・ゴースト」って意味ですね。　でも、本当だったら「Ｏ・Ｆ」の筈なんです。原作は「Ｏ・Ｆ」ですから。でも、ファントムを英語で書くと「Phantom」なので、Ｆにはならないんですねぇ。そもそもフランスの小説ですから、フランス語の題名は「Le　Fantom　de　L'Opera」。だから原作は「Ｏ・Ｆ」のサインになってるけど、映画ではそれが使えないので、「オペラ・ゴースト」という表現にしたんだと思う。超、どうでもイイ話ですけれど。。。何故、マダム・ジリーがカルロッタの代役にクリスティーヌを勧めたか？カルロッタが「アリア」の練習をしてる時に、幕がカルロッタの上に落ちてきて、その後上から落ちて来たファントムからの手紙をマダム・ジリーが拾います。その手紙にジリー宛ての手紙も入ってたんじゃないかしら。代役にクリスティーヌを当てるようにと。そして、公演が終わった時にあの楽屋に連れてくるようにとも書いてたんじゃないかな。あの部屋にクリスティーヌを入れたのはマダム・ジリーだし、部屋に入るとき視線が一瞬、鏡に向けられるのよね。そして、ファントムがクリスティーヌを部屋に閉じ込めるのを黙って見ていた。鏡はドアと真向かいに設置してあるから、部屋に入ってくる者を一目瞭然に見ることが出来たでしょうね。部屋に入ってくるラウルを見た時、ファントムはどう思っただろう？目の前の勝利品を横取りされると思ったでしょうね。ファントムがいつも空けて置くように要求している「５番ボックス席」。これはどこの席だろうと注意していたら、マダム・ジリーが教えてくれました。ファントムからの手紙を読んでいる時（一番最初の手紙）に、「５番ボックス席」と、２階のいつもラウルが座っている席を杖で示してました。ラウルは怪人の特等席をも奪っている許しがたい人物だったんですねぇ。ハハハ。。仮面舞踏会（マスカレード）の時ファントムは、クリスティーヌの首にかかっていた指輪をつけたネックレスを引き千切ります。（ラウルが婚約祝いにクリスティーヌに贈った指輪）その時のセリフは「俺からの贈り物だ！お前は俺のものだ！」なんですよね。俺からのって？どういう意味？と思いましたが、ラウルとの仲を、指輪を奪う事で引き裂くのだという意思表示でしょうか。それともその後、切り穴にラウルが追ってくるのが分かっていて、首に縄をかけて殺すつもりだったのか。それが、クリスティーヌへの贈り物って意味なのか？いや、なんとも色々解釈が出来て楽しいですわ。オペラ「勝利のドンファン」でまんまとドンファン役にすりかわったファントム。クリスティーヌとの「THE　PONT　OF　NO　RETURN」はセクシー！　さしものラウルもファントムを罠に嵌めたつもりが、クリスティーヌの心がファントムに傾いているのがアリアリと分かって涙目に。「THE　PONT　OF　NO　RETURN」を熱唱した後、ファントムはクリスティーヌとラウルが愛を誓った時の曲「ALL　I　ASK　OF　YOU」を囁きながら歌うのよね。ルール違反ですねぇ。二人の愛の歌で迫るとは。今まで夢心地になっていたクリスティーヌが、自分を取り戻し、ファントムの仮面を剥ぎ取る為。ファントムは最後まで歌わせてもらえなかった。THAT"S　ALL　I　ASK　OF　までいって、YOUを言う前に仮面を取られちゃった。あの時点で我に返ったクリスティーヌは凄いですぞ！英語の訳で日本向け、と言うか誰にでも分かるように訳されてるなと思ったところが二つありました。ひとつは、シャンデリアが落ちた後、マダム・ジリーがラウルをファントムの住まいまで案内する場面。日本語訳：「縄で首を絞められないように気を付けて！」使ってる英語は「Keep　your　hand　at　level　of　your　ayas！」直訳すると、「片手を目の高さに上げて！」です。サントラの訳はこちらが使われてます。ファントムは投げ縄の名人で、片手を上げて防がないとたちまち、縄で絞め殺されてしまうからですね。でも、この直訳を持ってくると、どうしてなのか意味がもうひとつ分からないから、上記のような訳にしたんだろうなと思います。それともうひとつはクライマックスのクリスティーヌとファントムのキスシーン直前のクリスティーヌのセリフ。日本語訳：「勇気を出して言いましょう。私もあなたに惹かれていた事を」英語は「God　give　me　courage　to　show　you.　You　are　not　alone」直訳：「神様が勇気を与えてくれた、だからあなたにおしえましょう。あなたが独りではない事を」ファントムにとって、今までは独りぽっちの生活だった。これほど辛いことはなかったんでしょう。でも、クリスティーヌは独りじゃないよ。私がいるよって本心からそう言ったんだと思うんですよね。そのセリフ後に、指輪を嵌めながらキスするって言うところに、気持ちが篭ってますよね。恋人ラウルの目の前だし。でも、日本語訳としては「惹かれていた」と表現した方が分かりやすい。もっと英語が理解出来ると字幕を目で追わなくていいし、もっと深く理解出来るんじゃないかなと思います。しかし、勉強してこなかったですからね～。今更無理ですが、サントラの英語で少しは勉強になりました。あまり細かいネタすぎて面白くないでしょうが、私の「オペラ座の怪人」記録として、残しておきたいと思います。記憶が新しい内に書いておかないと、すぐ忘れちゃうから。

  2005/02/18

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• 『ドラキュリア』

  「オペラ座の怪人」で、ファントム役のジェラルド・バトラーがドラキュラ役をしている作品。借りてきちゃった。(⌒-⌒；)ドラキュラが２０００年の現代に深い眠りから目覚めるという話。以前のオドロオドロしい、ドラキュラとは嗜好が違います。街も若者も現代的。ドラキュラに血を吸われて、吸血鬼に変身しても現代人的でジョークも飛ばす。ドラキュラはヴァン・ヘルシング（知る人ぞ知る、吸血鬼狩りの人物）によって封印されていたけど、ハイテクを駆使した泥棒団に棺ごと持ちさられてしまうのです。そして多くの血が流されて棺のフタが開き、ドラキュラが復活する！また、このドラキュラがセクシー♪　だって、演じてるのはファントム（ジェラルド）だもんね。女はあの瞳に見つめられたら彼の腕の中に落ちる。ひゅ～～！っとね。老人のアブラハム・ヴァン・ヘルシングは、蛭（ひる）を使ってドラキュラの血を吸わせ、その蛭の血を体内に注射して、１００年以上生きている。マジで！？それには理由があったのです。ドラキュラはどんな手段を使っても死なない。でも、何か方法はあるはずだと、それをずっと探っていたんですね。それともうひとつ理由が。ヴァン・ヘルシングはドラキュラの血が流れる体で、子どもを儲けてしまったんです。当然、その子にはドラキュラの血が受け継がれているという事ですね。彼女（マリー）をドラキュラの手から守る為にも長生きをする必要があったわけです。でないと、同じ能力を持った娘を仲間（花嫁）としてドラキュラに奪われてしまうから。この話は今までのドラキュラとは設定が全然違うし、面白かった。怖いだけじゃないんですよね。舞台が現代だからドラキュラも現代風でそこに溶け込んでるって感じ。それと、ドラキュラが実はイエスキリストを罠に嵌めた「ユダ」だったという事にしている所も面白いなーって思った。名前を「アブラハム」だの「マリー（多分、マリア様の事）」だの、聖書に出て来るような名前を使ってるし。吸血鬼退治はやっぱり、ヴァン・ヘルシングの使命なんですねぇ。映画「ヴァン・ヘルシング」と繋がってるみたいでそこも面白い要因のひとつです。最初に出て来た武器で「あっ！ヴァン・ヘルシングと一緒や！」って思いましたもん。でもでも、何といってもジェリー（ジェラルド・バトラー）の妖艶なドラキュラに参る参る。カッチョエー！　フェロモン出過ぎだよ～。だからドラキュラなんだけどっ！　あの目で見つめられて、手を差し伸べられたら女はイチコロですな。今日は、レンタルでジェリーの作品をもうひとつ借りました。それは「タイムライン」この映画は映画館に見に行ったんだけど、ジェリーが出てるとは露知らず。「どんな役だったかな」と思い出すために借りました。それをちょっとだけ見ました。ハイハイ、そうかこの役か！主役を食ってるよぉ。カッコイイ役してた人がジェリーだったのね！そですねぇ。ロード・オブ・ザ・リングで言えば、アラゴルンのようなポジションでしょうか。こうしてジェリーの作品をいくつか見てますと、彼は中世のコスチューム物が良く似合うんじゃないだろうか。体もガッチリしてますし、映像に映えてます。声もいいし、目が何と言ってもいいです。彼の今後の活躍を期待したいな。

  2005/02/17

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• また『怪人』ネタですが・・・

  すみませぬな～。ここのところ、何をしていても「オペラ座の怪人」の音楽が頭の中をリフレインしてて、すっかり中毒にかかっております。今は、愛しい萬斎師もジョニーも霞みがかかっておりまする。晴明サマに救っていただかなくては…で、今日は映画の中で原作の部分がどんな風に登場してるのか、それと原作との相違点を少し書きたいと思ってます。まだ、好評上映中なのであまりネタバレすると怒られそうですが…　どうぞ、お許しあれ。 まず、怪人がいつも潜んでいるのはオペラ座の地下深く。そこには厩があり、湖もある。なので船も置いてるんです。原作の怪人は、オペラ座で飼ってる白馬を盗んで自分用に地下の厩に繋げておきます。映画でも馬が地下にいるんですよ。でも、それは黒い馬だった。多分、ここは怪人のイメージに合わせてダークを持ってきたんでしょう。後に話が進むとライバルのラウルが白馬に跨って駆けてゆきますから、その辺の対比を出したかったんだと思います。ラウルと怪人ってまさに、「陰と陽」ですからね。ところで実際のオペラ座にも地下に水脈があるんですよ。そして、幽霊話も実際に囁かれていたという事です。怖いですね～。怪人の地下住居には、オペラ座のミニチュア舞台や、出演者のミニチュアドールがあるのですが、それは全て怪人の手作り。ファントムはとんでもない能力に長けた人だったんです。音楽家であるのは勿論のこと、建築家で何でも器用に物作りをするし、マジシャンであるし、薬作りまでやってのける。そして殺人のスペシャリスト。超ド級の投げ縄で人の首を絞めて殺す。今回映画では出てきませんが、ナイフの腕も凄い。薬の部分は、歌姫カルロッタの喉を潤すスプレーをいつの間にか取り替えて、ひきガエルの声が出るようします。マジシャンの部分は、マスカレードで突然、火花を散らし消えてしまうところ。ラウルが追いかけて奈落（舞台の底）に降りると、そこは一面、鏡の間。この鏡の間も原作をヒントに作られてると思いました。原作のファントムは地下に拷問部屋を作っていて、そこは６面の鏡張り。灼熱地獄の幻覚が見える部屋で出口なし。そして鋼鉄で作った木に縄がかけてある。大抵の人間は、灼熱に耐えられず、幻覚になやまされ首を吊って死ぬ。それがあの奈落で再現されてたのかなと思います。追いかけたラウルは危うくファントムに、首に縄をかけられるところでしたから。まあ、物作りの極めつけは、ファントムが作ったクリステーヌの等身大の人形でしょうな。あれを見たら誰でもブッ倒れますわ。それと、ペルシャ風の風貌の猿のオルゴール。あれもファントムの手作りだと私は睨んでおります。多分、どこにもネジがないのにシンバルを叩いて「マスカレード」を演奏すると見た。ファントムの生い立ちを書いた小説に、猿のオルゴールじゃないけど片手にヴァイオリン、片手に弓を持つ農夫の人形を作ってるんです。それは拍手をするとバイオリンを顎に挟み、音楽を奏でる。そして、またたくさん拍手すると、今度は違う音楽を奏でる。これはどこにもゼンマイがない。器用を通り越して、不気味ですね。映画でペルシャ風の猿になってたのは、多分原作でペルシャ人が深く関わっていたからじゃないかしら。と、マニアックな事を思ってしまう。とにかくファントムは何でも作り出して、オペラ座の内部まで知り尽くしている人物。ラストでラウルがクリスティーヌとファントムを追いかけて地下に降りていく途中で罠にかかり、水の中に落ちる、上から鉄格子が降りてくる。ラウル危うし！これも原作で登場する罠と似ています。水の中から美しい歌声が聞こえて来て魅せられるように身を乗り出すと、水の中に引きずり込まれて溺死。(>_

  2005/02/16

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• 忘れられない人…

  昨日に引き続き回顧録。お友達のりゅうさんが、「初恋」について日記を書かれました。その初恋は儚くも美しく、そして哀しみに満ちています。そのお話を読んでいて、私にも思い当たる事があるな～と思って、今日はその思い出の1ページについて書こうかなと思います。昨日から回顧録が続いてますが、暫らくお付き合いの程を。私の通っていた小学校は一学年6クラス。中学は8クラスある結構大所帯な学校でした。小学校6年間で同じクラスにならない子もたくさんいて、名前と顔が一致しない子も大勢いました。そんな中で、小学1年から中学1年まで、7年間クラスが一緒だった男の子がいたんですね。そのI君は活発な子で、クラスの中心にいつもいるような子でした。勉強も良く出来るし、スポーツも万能。その頃、小学校にサッカーのスポ少が出来て、I君も勿論入団し、毎日校庭でサッカーをしていました。そんなI君が小6になった時、激しい運動を禁止されるようになったんです。どうも腎臓が少し悪いようで、体に負担がかかるからダメだって。。。I君の落ち込みようは、大変なものだった。あんなに好きだったサッカーを見ていることしか出来ない。どんなに辛かったろう。でも、I君は少しでもサッカーの側にいたくて、練習に行き、ボール拾いとか裏方の仕事をしていたんです。そして中学入学。クラス名簿を見るとI君の名前がある。「また一緒やね～。一体、いつまで一緒なんやろ？」と、お互い嫌そうに話す。でも、私の心は嬉しがっていた。学ランに身を包んだI君は、ますます輝くばかりに逞しく、眩しかったから。違う小学校出身のクラスの女の子はたちまち、I君に注目してた。私が6年間クラスが一緒だった事を誰かに聞いて、「なぁなぁ、I君ってどんな感じの子？」と調査が入る。「I君？　エエ子やでー。優しいしな。頭いいし、やんちゃもするし」と、何故か顔を赤くしながら、I君を持ち上げるアタシ。I君は相変わらず体育の授業は見学だったけど、とっても元気でいつもはしゃいでいた。でも、中２になった時、とうとうクラスは分かれた。彼は1組。私は4組。「えへへ、やっと分かれたな！」またお互いこんな憎まれ口を利いて、ニヤニヤしてた。私の心では「残念ー！」の声がこだましてた訳ですけれど。1・2組の教室は、他のクラスとは少し離れた所にあって、I君の姿を見る事は余り無かった。そんなに親しい友達が1組にいた訳じゃないし、顔を合わさないのもそんなに不思議な事ではないと思ってました。それが、2年の・・・冬の足音が近付いて来た秋の夕暮れ。部活が終わり、友達が「教室に忘れ物をしたから一緒について来て」と行ったんです。その子は1組の子だった。「いいよ～」と言って付いて行き、彼女の用意が出来るのを待っている間。誰かの机に置いてあったノートが目に付いた。「I君へ」ノートの表紙にはそう書かれていた。私は友達に「なぁ、何これ？　“I君へ”って書いたるけど・・」聞きました。友達は「あぁ、それ？　あんなぁI君、今入院してるんよ。それでみんなで寄せ書きしてるんや」って言った。私：「ウソやー！いつから？そんな話、全然知らんわ！」友達：「え？そうなん？結構広まってると思ってた。5月頃から学校休んでやるよ」暫らくショックで口も利けませんでした。5月。5月って・・・　そんな頃から？じゃあ、「やっと分かれたな」って会話をしてすぐ？お見舞いに行きたいけど、中２の女の子がひとりで行く勇気もなく、クラスも違うし寄せ書きに一言添える事も出来ず。心が重いまま、I君の事を時々耳にして近況を知る手立てくらいしか無かった。今思えばいくらでも手段はあったと思うけど、そこはまだ頭の回らない中学生。そして卒業式を迎えても、彼の姿は一度も見られなかった。でも、卒業証書授与で彼の名前だけは聞く事が出来ました。卒業してそれぞれがいろんな道に進もうとしている3月の下旬。友達から電話が。「I君が死なったんやて。」嘘やろ？　なんで？　なんで？　なんで？なんで死ななアカンの？I君は白血病でした。病魔がI君の体を少しずつ、小学生の頃から蝕んでいたんですね。電話をかけてきた友達は「お葬式に行く？」と聞きました。私は、私は…　I君の死が受け入れられなくて、とてもじゃないけど受け入れられなくて。。。「行かない」と返事したんです。「行かない」って。。。今思えば、行けば良かったと思います。I君をちゃんと見送ってあげれば良かった…私は自分の気持ちの方が大事だった。信じたくない。I君の遺影なんか見たくない。　棺なんか見たくない。。。でも、それは間違っていた。　友達なら見送るべきでした。I君のお姉さんが、お葬式の時に集まったたくさんの同級生を見て、「なんで…なんで、Iだけがこんな目に合わなアカンの」と言って泣き崩れたそうです。今でも実家に帰る途中、I君の家の近くを通ると、どうしても「なんで見送ってあげへんかったんかな～」と自分を責めてしまいます。I君は2年に1回くらい夢に現れます。I君は中学１年の姿のままです。でも、夢の中では全然違和感なく、話をしてるんですよね。夢の中のI君が笑ってくれてるのが、せめてもの救いです。I君が亡くなって26年。　今年は27回忌にあたります。出来ればI君に謝りたいな。　「お葬式に行かなくてゴメン」って。彼は友達だけど、男の子をちょっぴり意識した人でもあったから、いつまでも鮮烈に記憶の中で生きています。涙で滲んで字が読めないや。。。

  2005/02/15

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• 初めて贈ったチョコ

  今日はバレンタインデーですね。本命チョコを贈った人、義理チョコばっかり贈った人。いろいろいらっしゃるでしょうね。男性もまたドキドキするやら、ガッカリするやら。女性も男性も、いつもと違う一日になったんではないかしらね。私は、会社勤めしていた頃は義理チョコだけに2万円くらい使ってました。（￣―￣；)全く、いらぬ出費でしたわ。で、その中でホワイトデーにお返しをくれるのは一握りの人だけ。「こんなアホらしい事なんでせなあかんのやー！」と、結婚したのを機に、職場では一切義理チョコは贈りませんでした。「人妻から貰っても嬉しないやろ？」と半ば無理やり頷かせたのです。でも、バレンタインデー当日のもてないオジ様達の視線が痛くもあって、可哀想な気持ちになって全員で一箱のチョコを渡す事にしました。子どもが出来て退職してからはそんなことからも開放されて、今はダンナと王子にあげているだけです。この二人もホワイトデーに返してくれなくてガッカリだけど、毎年の行事みたいになってるから仕方ないかな。今年は姫も二人に渡していたから、来年から姫の仕事にしようかしら。(⌒-⌒；)今は味も素っ気もないバレンタインになったけど、学生の頃は一大イベントでした。私が初めてバレンタインのチョコを好きな人に渡したのは、中学１年の時でした。(o^-^o) ウフッ♪その頃がバレンタインのハシリだったと思います。（相当古いで）３年生の先輩が好きでね。直接手渡すのは恥ずかしいので下駄箱に入れておこうと思ったのだけど機会を逃して、家まで行きました。(/ー＼*) イヤン♪でも呼び出す事がどうしても出来なくて、玄関先に置いてきたんです。もうドキドキしてその夜は眠れなかったですよ。ウブですね～。(_≧∀≦)ノ彡その後、暫らくしてからその先輩からお手紙を頂き、卒業までの1ヶ月余り、文通が始まりました。同じ学校内にいるのに、文通。。。今の子には考えられないでしょうね。携帯電話っていう便利な物があるんだから。その先輩はスポーツ関係の特待生で有名高に進学が決まっていたので、卒業されたらもう会う事はないって分かってるから、返って切なかったですね。卒業式の時は泣きました。そして、最後に名札を貰いました。その手紙も名札もまだ大事に持っています。（捨てられへんわ）そして、次に本命チョコを渡したのは、ダンナ。。。ウソ、違います。高校２年の時かな、学校の近くに住む大学生のお兄さん。前年の3月にお祭りで出逢った世良さん似の、今で言うなら「超イケメン」。（はい、面食いのつきうさです）追いかけたな～。迷惑にならない程度にね。学校の近くっていう事は毎日出会う可能性がある訳ですよ。燃えたね～。その人に会いたくて自転車通学をしていたのに歩きに変えたんですよ。自転車だったら、その人の家の前を一瞬で通り過ぎちゃうでしょ。学校も一回も休まなかったしね。恋の力は素晴らしいネ♪結局、2年間片思いでしたが。。。でも一緒にしゃべったり、お祭りの時は一緒に写真とったりと、楽しい思い出も一杯あります。ホントにカッコよかったのよ。だから、ライバルも凄い数でしたのよ。高校生のガキが太刀打ち出来ないようなお姉さま方が周りを固めてましたから、近寄れない。恋は適わなかったけど、彼のお陰で学校生活はものすごく充実していたし、毎日が楽しかった♪感謝の気持ちで一杯です。以上の話からも分かるように、ホワイトデーのお返しって貰った試しがないから、無くてもいいかな～って思ったり。でも、フイに誰かから貰えたら嬉しいだろうな。今日はバレンタインの回顧録でした！

  2005/02/14

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• 「我が兄　頼朝」

  出ましたね～、幻角！あ、違った！　頼朝＠貴一さんでした(⌒-⌒；)うひゃ～、軽い軽い。「おじゃりまするぞよ」のセリフが彼の口から飛び出しそうな都人系。（訳わかんない人多いだろうなぁ。陰陽師ツウだけが分かるであろう）財前さんの北条政子はピッタリですね！　男勝りなところに憧れてしまうわ。今日の見せ場はそれほど無かったけれど、うつぼ＠上戸彩ちゃんの可愛さと、常盤＠稲森さんの美しさに惚れ惚れd＿(≧∇≦)＿bそれから、宗盛＠鶴見辰吾さんの憎々しげな了見の狭さと、知盛＠安部さんの思慮あるまなざしが対照的で良かったわ。o(*^▽^*)oさて、来週はいよいよ元服ですね。「九郎義経」。いいね～。竜王町鏡の元服池辺りの事も物語に盛り込まれてるといいのだけど。

  2005/02/13

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• エリック（ファントム）

  また、怪人ネタです(⌒-⌒；)扶桑ミステリー社から出ている「ファントム上下」。上のほとんどを読み終わったのですが…　泣ける～。可哀想過ぎる～。ファントム＝エリックが生れ落ちる瞬間から物語は始まるのですが、母親は病で亡くした最愛の夫の忘れ形見に逢う事を楽しみにしていました。なのに生まれた子は、産婆さんまでが言葉を失い、「これ」呼ばわりする此の世の者とは到底思えないような不気味な子だった。「間違いなく死にますよ。神様のお慈悲で、朝までにはきっと死にます。」こんな祝い（呪い）の言葉を産婆さんから貰ったファントム。。いえ、エリックです。若い母親は絶望し、エリックが産まれて一番に彼に作ったものは・・・仮面だった。悲しい。。。その後の彼の生活は想像を絶します。母に一度もキスしてもらえない。5歳の誕生日に初めて「誕生日」というものを知り、プレゼントにキスをおねだりした。母から返ってきた言葉は「そんなこと頼んじゃいけません。二度とそんなことを頼んじゃいけません。決して！」あぁ、ここまでの拒絶の言葉があるかしら。。。エリックにとって、母ほど恋しいものは無かっただろうに。エリックは生れ落ちた瞬間から、音楽の天才で建築に関しても素晴らしい才能を持っていて、それは尋常なものではなかったのね。5歳の誕生日にママの友達から貰った「腹話術」の本で、咲いてる花から歌声を出すというよな離れ業もしてみせる。でも、周りからは「化け物」呼ばわり、母には愛してもらえない。自分がいると母に危害を及ぼすと、9歳の時に家を出ます。これがね、ママが「やっぱり、私はこの子を愛している。明日からはやり直そう」と決心した夜に出ちゃうのよね。何とも皮肉よね。（まぁ、小説ですからそうなる訳ですが・・）その後はジプシーに捕まって、見世物にされ悲惨な生活です。そこも人を殺して飛び出し、理解ある建築家に拾われて建築の知識を益々充実させ、人並みの幸せを堪能するのですが、そこの娘がその生活をかき乱し、悲しい結末を迎えます。その後エリックは、マジシャンとして大道芸人のスペシャリストになり、エリックを見に遠路遥々やって来るお客も少なくないほどメジャーな人物になります。でも、いつも仮面は外しません。それを外すとどうなるか、エリックが一番良く知っているからです。そんなエリックの噂を聞きつけて、ペルシャの王宮が彼を欲しているところまで読み進めました。ここで出会うペルシャ人が、ガストン・ルルーの原作にも登場します。いよいよ、オペラ座の怪人に迫って来ました～。下巻は今、取り寄せ中ですので今しばらくの辛抱ですね。さて、いつまでファントムに縛られるのかしら。自分でも怖いくらい、のめり込んでいます。

  2005/02/12

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• オペラ座の怪人　サントラ♪

  なんとまぁ、「オペラ座の怪人」の日記テーマがあったんですねぇ。全然知らなかった。早速、そのテーマにしよう。で、サントラの話ですね。一昨日の夕方に届いて、それからは暇があれば聞いています。メッチャいい！　今まで「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」（ジョニーのばっかりですね）のサントラも感動しながら聞いてましたが、ここまで感動しませんでしたわ。オペラ座の怪人はミュージカル映画なので、セリフも殆ど歌なのよね。だからこのサントラは、重要場面のセリフ入りって感じだから、聞いているだけでそのシーンが甦る。甦る。ヘッドフォンを付けてファントムの声なんか聞いてたら、夢心地になってしまいますわ。色気あるよな～。ロックンロール調ですが、それがまた良いの。今日、日経エンタティメントから出ている「オペラ座の怪人　パーフェクトガイド」を買いましたが、映画のパンフ買ってるくらいだったらこっちの方が断然お買い得。特典映像やインタビューの入ったDVD付きなんですよ。そこに映画の名場面が凝縮されてる！　でもそれぞれ良い所でブチっと切れるので、どうしても映画館に足を運ぶ羽目になると思うのですが。ガストン・ルルーの原作を読みましたが、本家本元のファントムは「エリック」という名前付きです。そして、このファントムの容姿は本当に醜く描かれてました。顔は骸骨そのもので、暗闇で両目の穴から赤い目が光るという。。。ぞぞぞーー！　それに肉体は死肉で出来ているだとか。わわわ。映画のファントムは美しくて良かった。。。そんなファントムを映像にしたら、イッキにホラー映画に変身してしまうわ。原作を読めば、映画でも原作の場面を形を変えて使われているのが分かったりして、益々面白く見れる事が出来ると思います。こうして、サントラやパーフェクトガイドを聞いたり見たりしていたら、また「映画見たい病。ファントムに逢いたい病(≧ヘ≦)」が発症してしまいました。来週にもう1回行こうかな～。これで3回目だよ。「アレキサンダー」を見ようと思ってたけど、ちょっと保留中。アレキサンダーは3時間もあるし、話の筋が読めないというか、まとまりのない映画って感想も見受けたので思案しています。「キング・アーサー」のような期待ハズレになる可能性大。もう少し、みなさんの反応を見てからにします。出来るならブロードウェイのミュージカル「オペラ座の怪人」が見たいわぁ。そうそう、主役の3人は吹き替えなしで自分の声で歌っています(o^-^o) 歌が歌えて、あまりメジャー過ぎない俳優さんをわざわざ選んだんですって。ファントム役には「アントニオ・バンデラス」や「ヴィゴ・モーテンセン」の名前も挙がっていたらしい。これも見てみたい気がしますね。でも今となっては、「ジェラルド・バトラー」のファントムがピカイチでせうo(*^▽^*)o

  2005/02/11

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• パイレーツ　２　情報♪　

  はぁ～、やっとこの話題に触れられる。ずっと、情報を掴んだままお知らせする機会がなくて悶々としていました。ジョニーファンならすでに獲得している情報かもしれませんが、まだ知らない方もいらっしゃるかも知れないですからね。あぁ、前置きが長いですね。悪いクセです。ゴメンちゃい。m(__)m【情報その１】POC２のキャストが新たに2人決定！ニュースステラン・スカルスゲールド　　　ウィル（オーランド・ブルーム）の父親役。ナオミ・ハリス　　　　　　ジプシー王女役。【情報その２】POC２＆POC３同時撮影！　2のタイトルは「死者のタンス」ニュースPOC２は全米'06年夏　POC３は全米'07年夏公開　正式決定!しかし、まだ脚本が出来上がってないようで、キーラ・ナイトレイは不安がってるようだとか。今年の3月から撮影が本格的に始まるようで、いよいよ始動でございますわよ。みなさま。さて、ジョニーの細々したニュースが海外より配信されてくるのですが、何分、英語のニュースなので訳すのに四苦八苦しています。でも、電子辞書を駆使して直訳したニュースによれば、ジョニーはアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされてますが、実は賞はいらない、セレモニーには出席したくないと言うのが本音だそうです。「自由にタバコが吸えない、飲み物も確保出来ない。この式典はいつ終わるんだ。頼むから俺にオスカーを贈らないでくれ」と思ってるらしい。それを裏付けるように、先日あったアカデミー賞ノミネート候補の昼食会にジョニーは欠席しておりました。(⌒-⌒；)このニュースを聞いた時は「あぁ、やっぱりね。ジョニーらしいわぁ」と思ったものです。ジョニーはゴールデングローブ賞の式典に出席したんだけど、その時はジョニーが「マイ・ガール」と呼ぶ愛しいバネッサの姿は無かったようで、「どうしたんだろう？」って憶測が飛び交っております。オメデタ説も捨てきれないところか。普段、超ヘビースモーカーのジョニーですが、（自分でタバコを作るという凝った人です）どうやら、早死にすると気付いたのか一日3箱にセーブする事にしたとか。いや、3箱でも多いだろ！　ジョニー談によると、昼食後にひと箱、夕食後にひと箱。そして、好きな時にひと箱。なんだって。もっと減らしなさい！でも、パイレーツの情報が少しずつでも入ってくるようになって、嬉しいですねぇ。ジャック船長にまた会えるかと思うとワクワクします。それに、ウィルの父親（ブーツストラップ・ビル）が生きていたとなると、面白さが倍増！ここにジャック船長のパパ（噂ではキース・リチャーズ）が加わるって！？まだこれは正式発表ではないですが、多分、決まりでしょう。衣装合わせはしたって事ですから。ウィルのパパが生きてるのか死んでるのか、ヤフーの掲示板でもよく話題になってました。生きてたらウィルの血では呪いは解けないのではないかとか、いやいや同じ血を受け継いでるのだからウィルの血でもO.Kなのだとか。バルボッサの猿が金貨を盗んだところで終わったから、あの猿もどのような状況で絡んでくるのか見物です。パイレーツファンのみなさん、楽しみに待ちましょうね♪また新しい情報をキャッチしましたら、お知らせします。しかし、POC２のタイトルが「死者のタンス」って…?!(￣□￣;）それとフリーページの映画感想集に「ハウルの動く城」と「ネバーランド」を加えました。あと、「オーシャンズ１２」と「オペラ座の怪人」が残ってますが、追々仕上げたいと思います。

  2005/02/10

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• びわ湖ホール　狂言レポ　「その参」

  おまちかね～。親子三代の「靱猿」編です。まずはあらすじから。「靱猿（うつぼざる）」太郎冠者を伴って大名が狩りに出ると、子猿を連れた猿曳きに出会う。大名は猿曳きに「頼みがあるが聞いてくるるか？」と太郎冠者を介して尋ねる。猿曳きは、山王権現（さんのうごんげん）に誓いを立てて承知する。すると、大名の頼みごとというのは、猿の皮を靱（矢を入れる筒状の容器）にかけたいので猿を寄こせと言う話だった。すっかり冗談だと思い込んだ猿曳きは笑い飛ばすが、真の申し出だと太郎冠者から聞き、慌てて断る。しかし大名に「誓いまで立てていう事が聞けぬなら、猿ともども弓で射ち殺す」と言われ、断腸の思いで猿を杖でひと打ちに殺す決意をする。すると子猿はいつもの稽古と勘違いし、その杖を持って船の櫓を漕ぐ真似をした。それを見て猿曳きは、「とても不憫で殺す事は出来ない、こうなれば猿曳きの私を殺しても、猿は殺してはならぬ」と泣く。それを聞いた大名も不憫に思い、同じように泣き、猿の命を助ける事にした。猿曳きは大喜びし、お礼に猿を回しましょうと申し出る。子猿は衣装を調え、猿曳きの歌に合わせていろんな芸を披露し、大名は次々と身に着けていた扇や刀、衣装を猿曳きにやる。そして、自分も猿と一緒に踊って芸を興じる。幕が上がり、万作さん＠大名と太郎冠者＠石田チャンがすり足で登場。舞台の真ん中に進み出て、口上します。この途中で、幕の内から鈴の音と「ごろん」という音が微かに聞こえて来る。多分、裕基君がでんぐり返りをしたか、萬斎さんが腰に付けている子猿の衣装＆傘が落ちたか。そんな所でしょうか。そして暫らくすると、また幕が上がり「さぁさぁ、ゆけゆけ」「キャァ、キャァ、キャァ、キャァ、キャァ～」の声と共に裕基クン＠子猿さんと猿曳き＠萬斎さんの登場！空気が変わる！　身を乗り出す人続出！　待ってましたとばかりに「微笑ましいわ～」という笑いが起こる。そして、拍手もチラホラ。そして、橋掛かりの途中で萬斎さんがコチラを向いて口上。目、目が合ったぁーー！d＿(≧∇≦)＿b（←私の独りよがり、誰もがそう思ってたハズ！）超ーカッコイイ！　いやん、少し長い髪も素敵！　右の髪がちょっとハネてます事よぉー！(*´∇｀*)ｖ子猿の裕基君も見たい所ですが、視線ははやり萬斎さんに釘付け状態。万作さんといえば、視界に収まらない位置にいらっしゃる。残念な事に、猿曳きの萬斎さんは舞台の中央に出て来られる事は殆どなく、終始橋掛かり側の柱近くにいらっしゃるんですよね。子猿の裕基君は、ジッとしている事がなく、子猿さんらしく舞台の前に出たり、中央まで出て体を掻いたりと忙しく動き回ってました。その度に会場からは、「かわいいわぁ」というような笑いが。それでも、私は萬斎さんしか見ていない。裕基君は面を付けてるから顔が見えないもの。（スッゴイ、言い訳だね～）大名から理不尽な事を言われて、猿曳き＠萬斎さんが袖を膜って怒る場面。その時、腰につけた小猿さんの衣装（頭に付ける傘＆半纏）が落ちる。後見（舞台の後に控えてる人）役の深田さんの腰が浮く。でも、また腰を据える。（迷ってるんか～）暫らくしたら深田さんが拾って自分の側に置きました。そして、いよいよ猿の命を奪わねばならない時、萬斎さんが子猿に言い聞かせる場面。やはり、猿曳きの哀愁が漂って涙が流れそうになります。萬斎さんの感情も高ぶっているのが分かる。（いい演目やな～）そして、裕基君も一生懸命、萬斎さんの顔を見つめる。（また涙～）裕基君が杖を持って櫓を漕ぐ真似をすると、萬斎さんは猿を操る紐を胡坐をかいた足の下に入れて泣くのですが、その間も裕基君は舞台の中央に出たりして動き回ります。萬斎さんは泣きながら、セリフも言いながら、足を動かしてその紐の長さの調整をしてるんです。（どこ見てるんや！）不憫に思った大名からお許しが出ると、場面はイッキに陽気なテンポになり、萬斎さんの猿唄が聞ける。子猿さんに猿回しの衣装を着ける場面になって、深田さんが先程拾った衣装を萬斎さんの元に持って来ます。そのせいだろうか、この時、大名も腰に着けた靱を外したりして準備をするのですが、本来なら後見の深田さんはそちらの準備を手伝うのだけど、切戸口からひとり出て来て万作さんのお手伝いに来ました。あれは月崎さんだったのかな？その子猿さんの準備に少し萬斎さんは手間取っていたような印象を受けました。ほんの少しですけれどネ。腰に付けた御幣を取るのも、DVDで観た時は先に外してましたが、公演では最後でしたね。（相変わらす、細かいとこを見ております）ここからは裕基君の腕の見せ所。色々道具を持って、舞台を飛び跳ねて寝転んだり、犬の真似をしたり、月を眺める仕草をしたり。それを大名の万作さんも一緒になってするんです。いいですね～。お祖父さんとお孫さん。　一緒の舞台で同じ仕草をする。前、テレビ放送で裕基君の初舞台の時とは、格段に腕が上がってました。何度も萬斎さんに注意されていた手の位置も下がりすぎず、フラフラもしていない。扇を落すのも忘れなかった。　一瞬、ピョンピョン跳ねて前に出るのを忘れかけましたが、すぐに気付いて跳ねてましたし、すっかり体に染み付いたって感じですね。大名の万作さんはさすがの貫禄。大名らしい大仰な物言いもサマになってる。大名の衣装（裾の超長い足の出ない衣装）で子猿の真似をしてピョンピョン跳ねるなんて、あのお年（７３才）じゃ出来ない人の方が多いわよね。万作さんの身体能力にも脱帽です。と言っても今回の舞台は萬斎さんに集中していたので、その辺りの事しか気付いた事は無かったのですが。。(⌒-⌒；)舞台が終わり、萬斎さんが裕基君をおんぶて舞台を回って退場なさる時は、これで暫らく見納めかぁ～と思ったら、寂しくなっちゃいました。。゜゜（´□｀。）°゜。幕が上がって万作さんが退場されると会場は拍手の嵐。嵐。嵐。暫らく鳴り止みませんでした。確かに素晴らしい舞台だった。面白かったし。姫の隣に座ってる30代くらいの女の方は、萬斎さんが登場されるや否や、オペラグラスを取り出し、身を乗り出して食い入るように見てらっしゃいました。うひょ～、さっきまで座席にリラックスして腰掛けてたやん。分かりやすい人だわ。確かに萬斎さんのお姿はハッキリ見えますがお顔の表情までは細かく見れませんもんね。そこでオペラグラスの登場なんですねぇ。でもオペラグラスだと、舞台の全体が見れないから（私も見てませんが）ちょっとねぇ。それから、よそのサイトで目にしたんですが、あの時の裕基君って面の下でセキをしてて苦しそうだったとか。萬斎さん風邪気味で調子は今ひとつ。みたいなカキコを見ましたが、そうかなぁ。裕基君の事は私の席からは全然分かりませんが、萬斎さんのお声を聞いていてもそんなに調子が悪いようには思えなかったんだけど。その方は一列目のカブリツキだったようですから、お二人の様子が良く分かったんでしょうね。（ええのぉ～）念願の生狂言。それも万作家の親子三代「靱猿」が見れて良かったです。今月は26日に京都である「同明会能」に行って、萬斎さんの「三番叟（さんばそう）」を見ます。狂言「鍋八撥（なべやつばち）」もあるけど、時間的に見られるかどうか。それが終われば何の予定もない。どうしましょう！？　「ま」切れになるのは目に見えてる。ひぃぃ～。先の事は考えないようにしよう・・・長々と書いたレポを読んで下さった皆様、ありがとうござりまする。お疲れサマでした。。。オペラ座の怪人のサントラが届きましたので、また「怪人＠つきうさ心奪」になってしまいそうな予感ですが、萬斎さん、ファントム、その間を割ってジョニーの登場も予想されます。はてさて、明日は誰の元に走っていることやら。。。が、がーん！　途中で万作さんの名前が呼び捨てになっておりましたぁ～～。なんてこったい！　修正しましたので、日記はまた新着になってしまいましたが内容は一緒です。あしからず～～。しかし、何時間も呼び捨て状態にしてしまって、「万作さん、ご許されませ～」(ｏ＞o＜）ｏ

  2005/02/09

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• びわ湖ホール　狂言レポ　「その弐」

  今日は演目についてのレポです♪まずは、附子（ぶす）のあらすじからどうぞo(*^▽^*)o 「附子（ぶす）」主人が外出する際、太郎冠者と次郎冠者に附子を預け、「ここには猛毒が入っている、風に当たるだけでも滅却（死ぬ事）する」ので、近付かないように言いつける。はじめは、怯えながら番をしていたが、匂いを嗅いでみたい、食べて見たいと扇で煽ぎながら附子に近付く。死んでもいいからと味見をすると、それは砂糖だった。二人は夢中になって附子を食べ、ついには全部食べてしまう。さて、大変！この事態をどう主人に言い訳しようかと模索し、太郎冠者が次郎冠者に掛け軸を破くように言う。そして、びりびりと破かれる掛け軸。次に主人が大切にしている「台天目（だいてんもく）」（台に乗せた天目茶碗）を壊せと言う。粉々に砕かれる天目茶碗。そして、主人が帰ってきたら、ふたりで泣き真似をする打ち合わせをする。（全ては太郎冠者の作戦）そこに主人が帰って来て、二人が大泣きしている訳を聴くと。。。「ふたりで相撲を取っていたところ、掛け軸と台天目を壊してしまいました。かくなる上は附子など食ろて、滅却しようといたしましたが、一口食べても、二口食べても滅却なりませぬ。」と、言い訳するのです。主人は二人が附子を全部平らげ、おまけに軸も茶碗も壊したとカンカンに怒り、かみしもの袖を外して刀を抜き、「やるまいぞ。やるまいぞ」と二人を追いかける。この演目は初心者向けの優しい、狂言入門にはもってこいの演目です。附子が気になって仕方ない太郎冠者と、生真面目な次郎冠者のやり取りがもの凄く笑えます。だから、万之介さんの太郎冠者、高野さんの次郎冠者はうってつけの配役だったと思います。万之介さんのいたずらっぽい仕草や表情に会場から笑いが起こります。次郎冠者はそんな太郎冠者に振り回され、最初は止めに入りますが、「扇で煽げ」と言われては、文句を言いながらも従います。そして、附子の中身が砂糖だと知れた途端、太郎冠者から附子を取り上げ独り占めしようとします。そして今度は太郎冠者が次郎冠者からコッソリ、附子を取り上げて食べる。この二人の絶妙な間とテンポの良さがホントに面白かったo(*^▽^*)oそして、附子を入れ物の蓋に分けるのですが、片方は「入れ過ぎだ」と戻し、片方は「少ない」とまた入れる。全く、何度見ても面白い場面です。そして、とうとう最後の一口まで平らげてしまった二人は、事の重大さに気付き、言い訳を考えます。考えるのは太郎冠者。次郎冠者にまず「この軸を破け」と命令。軸を破いた次郎冠者に太郎冠者は「これは、よいことをめされた」と言います。本当は悪い事なのだけど、わざとそういう言い方をするんですね。会場はここでも笑いの渦。（≧∇≦)そして次は主人が大切にしている茶碗を割ろうという。（常に主導権は太郎冠者）ふたりで「せーの」と割りますが、「がっしゃーーん！」と二人で言った後、万之介＠太郎冠者が「チーン！」と言うのです。これまた、絶妙な間。大爆笑でした。(_≧∀≦)ノ彡そして、主が帰って来たら「泣け」と次郎冠者に言い、次郎冠者は訳が分からないけれども、言う通りにします。あとは、あらすじに書いた通りの結末ですが、何と言っても万之介＠太郎冠者の味のある演技で、面白い「附子」という演目がさらに面白く仕上がっていたと思います。次郎冠者はまじめに留守番をしようとしただけなのに、スッカリ太郎冠者のペースに乗せられて、おしかりを受けてしまうという、運の悪い人ですが、今の時代でも太郎冠者のようなお調子者や次郎冠者みたいなクソ真面目な人。それから、主人のようにケチで嘘つきで結局、損する人っていますよね。だから、狂言って昔の話をしているのだけど、今でも通じるものがあって見ていても滑稽だし、共感出来るんですね。ひとつこの「附子」を見ていて「へ～～」と思った事。それは流派によって演じ方が違うっていう点ですね。前々から言われていた事ですけれど。。。今更ながらですが、万作家の狂言は「和泉流」で、京都の茂山家の狂言は「大蔵流」。私は茂山家の「附子」をテレビで見た事があるんです。茂山家も話の筋は全く一緒です。違う所は附子の食べ方。　万作家はお上品に扇で附子をすくって、何も言わず一口でペロ～ンと食べるのですが、茂山家は「あんみょ～ん、あんみょ～ん、あんみょん…」と言いながら何度もねぶるのです。そして、万作家は最初から附子の取り合いをするのですが、茂山家は最初は二人で仲良く附子を真ん中に置いて食べていました。こうして、二つの流派を比べてみて、和泉流は「美」があり、大蔵流は「粋」があると感じましたねぇ。出来れば、いろんな演目を比べて見たいなぁと思いました。とりあえず、ここまでUPします。続きが書けるようでしたら、今夜にでも。

  2005/02/08

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• びわ湖ホール　狂言レポ　「その壱」

  先日、びわ湖ホールで開催された「野村万作・萬斎　狂言公演」のレポでぇす！まずは、石田幸雄さんの解説から。『解説』舞台右奥の切戸口から黒紋付の石田さんが登場！　会場からは大拍手！（あぁ、これが萬斎さんだったら～～。←つきうさ、心の叫び！）ご挨拶があって、狂言とはどういうものかという説明から、能舞台の仕組みの紹介を分かりやすくして下さいました。ホールなので、舞台の上に能舞台を再現してあります。橋掛かりは本物よりは短めだけどちゃんとあるし、舞台の四隅には柱があるのですが、客席から見て左前の柱（目付柱）は、お客さんが見えにくいのでホールの場合は付けていないという事でした。あの舞台セットは、ホール側が準備するんですね。石田さんが「こちらの方がちゃんと再現してくださってますが・・・」と仰ってたから、「へ～～、そうなんだぁ」と思いました。そして、橋掛かりの前の白州には３本の松が設置してあって、舞台近くの松から、「一の松」「ニの松」「三の松」と言い、遠近感を出すように段々小さくなっているとの事でした。確かに小さくなってました。それで、先程の「目付柱」。これは演者にとって大変重要な柱で、特に面（おもて）を付けての演技では、視界が殆ど見えてなくて、舞台のどの位置に自分が立っているのか確認するのに必要な柱なんです。今回、子猿の裕基君も面を付けての演技ですから、本当は重要な柱なんでしょうけど、もう慣れっこなのかも・・ですね。そして、石田さんは「たま～に、舞台から落っこちる人もいるんですよ。それがまだ芸の浅い人だと『未熟者！』と言われ、師匠や芸の達人になると『さすが、芸が大きい！』と言われて、この辺が面白いところですね」と笑いを誘っていました。それから、次は拍手のタイミングの話。「演目が終わったといってもすぐ拍手をするものではなく、橋掛かりの奥に「マク」があって、それが上がった時に拍手。それか、静かな曲の場合、余韻を楽しむ見所（けんしょ）の方もいらっしゃるので、演者がマクの内に入った時に拍手をするのが宜しいかと思います」と仰ってました。しかし、実際にはフライングしたお客さんがいましたよ。石田ちゃんの話を聞いてなかったんかいなと思いましたわ。この辺りまでは、初心者向けの舞台の見方や仕組みの説明でした。次は、演目の紹介。「附子（ぶす）」これは、「花子（はなご）」のパロディになってる曲だそうです。花子とは、簡単に言えば、男の浮気話。(⌒-⌒；)妻を騙して遊女に逢いに行くが、妻にバレて追いかけられて逃げ惑うというお話。その花子の中に「名残の袖を打ち振りて・・・」と謡いがあって、附子の甘い魅力に取り付かれた太郎冠者が、次郎冠者が止めるのも聞かず、「名残の袖を打ち振りて・・・」と附子の側に近寄って行くのが、花子をパロってるんだそうです。附子を遊女に見立ててるんですね。この解説があったから、その場面は面白く見る事が出来ました。お客さんも、クスクス笑ってましたから、解説って重要ですね。萬斎さんが花子を披いたときは、「浮気をしている男」というより、「女に惚れられている男」って雰囲気だったそうですね。色気ありますもんねぇ。見たいわぁ、萬斎さんの「花子」。そして次は「靱猿（うつぼざる）」の解説。狂言は「猿に始まり狐に終わる」と言われています。これは、子猿役で初舞台を踏んで、最終的に「鈎狐」を披いたら、技術的に狂言師として認められるという事です。今回、裕基君が子猿さん役で出てきますが、所狭しと動き回ります。子方のセリフって言うのは、「大きな声でハッキリと」というのが基本で、感情表現はいらないのです。だから、棒読みしているみたいに聞こえますが、あれでいいんです。私達は師匠のマネをして、芸を覚えて行きます。そこに自分の色を加える事は、絶対してはいけない事で、仕草や型だけではなく、師匠の気もエネルギーも全てマネて吸収しなければなりません。靱猿は笑う場面は少ない、というか前半部分は殆どありません。どちらかというと深刻な話で、それが途中からテンポ良く謡いが入り、楽しく終わるという曲です。どうぞ、今日の舞台をお楽しみ下さい。（石田さん談）以上のような内容の石田さんの解説でした。とっても落ち付いて解説して下さって、わかりやすかったし時折笑いも入り、ホンワカとした気持ちで聞く事が出来ました。もっと、いろんなお話をされていたようにも思いますが、全部は覚えきれないですね。記憶力が年齢と共に低下しております。（￣―￣；)っていうか、また文字制限に引っかかりそうな今日の日記。演目の詳しい内容は明日という事で、今日は石田さんの解説部分だけUPします。各演目のあらすじも明日の日記で載せたいと思います。狂言に興味のない方にはつまらない日記になりましたね。表現力＆文章力が無い為、上手にお伝え出来ないのが悔しいな。みなさん、お待ちかねの萬斎さんは明日って事で。。ごゆるされませ。ごゆるされませ～。

  2005/02/07

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• 「五条の大橋」

  見ました？今日の大河ドラマ「義経」。弁慶と出会う「五条大橋」の場面からでしたね。ヒラリヒラリをと弁慶の攻撃をかわして、義経は何を思っていたのか。弁慶の泣き所を強く打たれて、弁慶は痛みを堪える。五条大橋のシーンは美しかったですね。もっと、長い間見ていたい気になりました。今日も、いいところで終わってしまって、これから先もこんな調子だったら、欲求不満塊になってしまいそうですわ！追記♪そうそう、ワイヤーアクションで思い出した。先週の鞭馬山での鬼一法眼の急襲をかわすシーン。体を回しながら空中に飛び上がる場面は、「陰陽師２」のアメノウズメ（晴明サマ）が天の御社前で、キリモミ状態で巻き上げられるシーンとダブりました。滝沢遮那王も身体能力は高そうですが、昨日のはちょっと無理のあるワイヤーアクションだったかも。でも、タッキーは綺麗だったから許すo(*^▽^*)o

  2005/02/06

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• 野村万作・萬斎　狂言公演　＠びわ湖ホール

  【プログラム】１．解説　　　　　　石田　幸雄２．「附子（ぶす）」　　　　　　　太郎冠者　　野村万之介　　　　　　　主（しゅ）　深田　博治　　　　　　　次郎冠者　　高野　和憲　　　　　　　　　　　　　　　後見　　　月崎　晴夫３．「靱猿（うつぼざる）」　　　　　　　大　　名　　野村　万作　　　　　　　猿　　曳　　野村　萬斎　　　　　　　太郎冠者　　石田　幸雄　　　　　　　子　　猿　　野村　裕基　　　　　　　　後見　　　深田　博治　　　一応、プログラムだけUPします。今日は、私の初生（はつなま）狂言公演でした。石田さんの解説は分かりやすく、舞台の柱の意味だとか、橋掛かりの作用、狂言の見方などを詳しく説明して下さいました。「あぁ、これが萬斎さんだったらなぁ～」と思いながら、石田チャンの顔を萬斎さんに置き換えたりして。。。いや、声が違うよな。「附子」は、万之介さんの飄々とした太郎冠者と、生真面目なタカノンの次郎冠者が面白くて、会場は笑いの渦でした。この演目は茂山家のをテレビで見て話の筋は知っていたのですが、家によってこうも違うのかなと、ある意味新鮮でした。附子を食べる時の様子が違うんですよ。　「靱猿」は。。。もう、萬斎さんが登場した時から、会場の空気が一変しました。やっぱりみなさん、萬斎さんをお待ちだったんですねぇ。気になる萬斎さんの。。。　ヘアースタイルはぁ～～～！ちょい、ロング！　で、ありましたぁ！あめみこさんの所で話題になってた「ふっさぁ～」とまではいかないまでも、右の御髪（おぐし）は、ハネハネ。（≧∇≦)　子猿の裕基君は常に動きマクって、明らかに成長の度合いが著しい。「つっと出て、月を見たり」…超キマッテル！　万作さんと同じ角度、同じ位置。でんぐり返りも何度も披露してくれましたし、その度会場からは、拍手＆笑いがチラホラ。萬斎さんは、お声も調子良く、子猿にいい気かせる場面では、感情移入しているのがよくわかりました。親子３代の舞台。　萬斎さんと裕基君。そして万作さん。一度に視界に入れるのは難しくて、この中で誰を選ぶかと言うと・・・やっぱり、萬斎さん！　喩えセリフがない場面でも見つめてしまう。目で追ってしまう。昨日までは、外国の怪人に心を奪われていましたが、今はすっかり萬斎さんのものに。退場なさる時は、切なくて涙が出そうでした。お仲間の生霊（精霊）は、ちゃんとお連れしたつもりでしたが、何か感じましたでしょうか。靱猿が始まる時は、「今から、萬斎さんが出るよ～」って、テレパシーを送ったんですけどね。取り合えず、今日は報告まで。また後日、詳しいレポを載せたいと思います♪

  2005/02/05

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