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カテゴリ:パニック障害
最近、知人で『大陸横断家』という異名を持ちながら活躍している彼女の家に行った。
これで会うのは2回目。 とてもパワフルで、それなりにきっと悩みはあるだろうが、それでもいつも前向きに笑顔で生きる彼女のパワーに感心をしながら良い刺激をもらってきた。(彼女のHPがお気に入りリンクにあります。良かったら) 少し前までは、そういう人の前に行くと「劣等感」という文字が頭をよぎったが、最近はうまく開き直って来ている。それに彼女はそういうことを感じさせない珍しいタイプでもある。 2回目に会って彼女に更に興味を持ち、彼女の著書「世界ノホホン珍商売(共同通信社)」という本を買って今読んでいる。帯通り『抱腹絶倒』の内容だ。笑えるよ~!! まだ前半しか読んでいないが、世界中を旅する彼女の本の中の言葉に、大きく感銘した内容がある。 要約するとこんなこと ↓ ★★★★★★ 途上国の皆さんは、食べることにも大変な思いをしている。 食べるために必死に働き、腰の曲がった老婆が何キロも水を汲みに行く。 だから食べるために、人にどう思われようと、自分で商売を作って行く(その笑える商売の模様と逞しさが、かなり笑える内容となっております)。それが、日本では何とも考えられない、面白い商売だったりする。仕事にありつけなければ死んでしまう。 でも、私たちはどうだろう。 そうそう、餓死は考えられない。 仕事も持ち、食料も水もあるのに、心の病にかかり、自殺しちゃったりするんだ。 もしかしたら、これはある意味『喜劇』かもしれない。 ★★★★★★ という内容があった。 実際私は『心の病』でいる。 が、♪よ~く考えよ~・・・ 確かにそうだ! 辛いのさ、発作は。 生きづらくなるのさ、病は。 確かに世界の皆さんと囲まれている状況は違う。 でもでも、私は確かにご飯も食べようとすればあるし、喉が渇けば水も飲める。 それなのに、『心の病』だ。 情けないじゃ、あ~りませんか! 彼らも人、私も人・・・。 みーんな、みーんな、病にならなくたって辛い思いをする人もいる。世界中でそんな人の方が多いだろう。 大きな大きな目で見れば私は確かに『喜劇』だ! 単純にそう思った。 そして、どんなに辛くても、そんな大きな大きな目で自分を見つめることも時には必要だと思った。 自分の病を笑ってみてやること。 だって、アニマル浜口もよ!!(パニック障害だと。過去の日記を参照下さい。笑える話です) そして、話は変わるが、私の彼の甥っ子の言葉にハッとしたことがある。 小学6年生の彼の甥っ子。生意気盛りだが、あまりスレてもなく、優しい、いわゆる「子供らしい」奴だ。 その子にどうやら、彼の家族が、なんとなく私の病、つまり「心の病」について説明してくれたようだ。 そしたら小学生の甥っ子の解釈は 『心配性のひどいやつでしょ』と言ったそうな(笑)。 そーーーかもねっ!! というか、♪よ~く考えよ~・・・ うまいこと言ってる!! 二つの話を合わせて、ふっとたまに冷静に考える。 『私は何をそんなに怖がっているの?私は何をそんなに不安になっているの?私は何を辛がっているの?・・・』 辛いのは確かだけど、そんなわかりやすい考え方を私は忘れないでいたいね。 「わかってもらいたい、理解してもらいたい」でも、「わかってもらえない、理解してもらえない」と腹立たしく、悔しく思う前に、ふっとこんなことを考えて生きて行きたいよ、私ゃ! 『はかない人生』と言うけれど、そうでもないぜ!! 辛くてもこうしてググッとギリギリで踏ん張れるじゃないの!!空が晴れたら、それを自信につなげればいいと思ってる。まだまだだがね。 『何も出来ない』と思うけど、こうして日記くらい書けるじゃないの!! そして、こんな私に、皆さんが人生の中の時間を使って、コメントくれてるじゃないの!! そんなこと、大事にしようじゃないか~!!ね~。 ★★★ 今日はイマイチ良い日でなかった。 なぜかは秘密にしておこう(笑)。 最近あまり良い方ではない。 でもね、辛くて当たり前。一応病気なんだから。 風邪ひいてさ、『私はどうしてこんな風邪をひき、どうしてこうで、どうして・・・・』とそこまで詳しく考えないと思う。 そんなことより、どうしたら熱が下がるか考えて行動する。 病について考え向き合って行くことは必要と思う。 でも、必要以上にそれをしていたら、もっと具合が悪くなる。 そんなことより、熱を下げる方法に目を向けて、私は病と闘いたい。 今更、なっちゃったもんは、なちゃったんだからさ~(笑)。 それに、本当にヤバクなったら、人はワラでもすがりたくなる。それは経験済み。「どうすれば治りますか~!!何でもします!!」と思った。死ぬかと思ったし、死にたいと思わなくても辛すぎて自分を消したかった。それが死にたいってことなんだけど、本人はあまり、「イコール」という自覚が無かった(笑)。 だから私は、必要以上には、病気のことについて、掘り下げていかない(このHPもそんな感じの内容でやってるつもり)。 病気自体を掘り下げている暇と心の余裕は私には、ぶっちゃけ、「ない」。病気の研究をしてる場合じゃない。 たまには嘆くけど、そればかりでいる暇がない。だって怖くて怖くて一刻でも早く本気で治したいから。 だから病自体を研究するより、どうせなら、治し方を吸収したい。 たまにゃ、単純に考えてみようよ!!自分のために! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年02月26日 05時05分32秒
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