|
テーマ:★パニック障害★(16)
カテゴリ:パニック障害
昨日に引き続き、とうとう噴火して出てきたぶっ飛び姉ちゃんの続きの話。
じっと『無抵抗』を続けていたら、どうやらエネルギーが充満したようで、 私の中の『ぶっ飛び姉ちゃん』が、久々参上してきた。 もう、昼間から吠えたいような、爆音の人ごみの中で踊りたいような、珍しい気分。 もう、沖縄あたりまで今にも猛ダッシュしたい気分。 もう、「今」なら電車も怖くないぞ!!というくらいの勢いの気分。 でも、このぶっ飛び姉ちゃんは、わがままでその瞬間の「今」じゃないと消えてしまうのよね。 そしてやっぱり、「でもな、でもな・・」とモジモジと慎重になる自分もいる。 そして一人じゃなかなかぶっ飛べない。 下手に小学校から私立の私には近所に友達が一人もいないし、兄弟もいない。 「いつの何時に、どこどこで」という予定は時間が迫ると過度に緊張する。だからなかなか遠い友達と予定を組むのは困難だ。 かと言って、側にいるのは、私とアダルトチルドレン関係で「ウツウツ」がうつってしまった、元気の無い母くらい。 だから電話でもしない限り、週末のデート以外、母としか話さない日々なのだ。 しかも母とは趣味が合わない。同じレベルでの会話もない。 非常に困る。 家で一人で出来る趣味は病気になったお陰で多少は出来たものの、そんなもんじゃぶっ飛び姉ちゃんはここまで来たらおさまらない。 もう、ホント「爆発」とか、「噴火」って感じが似合う気分。 一人のウィンドショッピングも散歩も飽きた。 そんなところで叫べぬ。吠えれぬ。 というか、そんなことでもおさまらぬ! 「やり過ごそうか・・・」とも考えた。 それに案の定2時間くらいで、ぶっ飛び姉ちゃんもクールダウン気味になった。 だが、珍しく自ら人を誘ってみたよ。 珍しいぶっ飛び気分を大切にしたかったから。 近所の歩いて行ける範囲のカラオケボックスで手を打った。 一旦クールダウンしたもんだから慎重派が大きくなり始めた私は、薬を飲んで若干の不安を残しつつも出かけてみました~。 歌ったよ、久々!!2時間。 振ったよ、タンバリン!! 久々若干スッキリした!単純に。 これぞ、本当の意味の通常の皆さんと同じレベルの「ストレス解消」って感じがした。 以前のようにちょっと寂しいから辛いからと、すぐに焦り過度な刺激ばかりを求めて走り自爆を繰り返すのでなく、『無抵抗』で乗り切り、それで出てきた『ぶっ飛び姉ちゃん』は、ぶっ飛んでいながらもどこか大人で落ち着いていて、それでいてちゃんとプラスのエネルギーを持った、可愛らしい奴でした。 刺激を求めてバタバタしているときや、刺激が無くてイライラしているのと違って、単純に短時間でスッキリ気分を与えてくれた。 『ぶっ飛び姉ちゃん』は勝手に出火し、勝手に単純に鎮火した。 単純に程よく鎮火するのが、通常レベルの「ストレス」なのね、と思った。 また明日はどんな気分でいるのかわからないけど、いちいち慌ててバタバタして自爆しないように、『しばらく無抵抗』も訓練すると、自然に『ぶっ飛び姉ちゃん』がご褒美のように現れるんだな。(勝手な想像) 『無抵抗でやり過ごす』ことの苦手だった私には、刺激を求めて動くほうが簡単。 だから『無抵抗』しながら、正直まだ、そんな自分が疑問になることが多い。 そんな自分がとってもエネルギーがないように思うときもある。 とっても小さい存在に感じることもある。 突如参上した彼女は何より、私の中に残っているエネルギーを教えてくれた。 それが何より、ほっとした。 そして久々の鼻歌が出ながら帰って来た。 こんなことは珍しかった。 また明日からチビ発作や色々なことに慌てないように気をつけて、姉ちゃんが参上したら、またちょっぴり対応に緊張しながら可愛がってやろう。 何より、『ぶっ飛び姉ちゃん』も私なんだから。 確認できて良かった。 私の大切な部分やエネルギーは『無抵抗』でいても消えないんだね。 少し安心した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[パニック障害] カテゴリの最新記事
|