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「毎日、仕事のやり残しを作らないことだねぇ~」
昨日、取引先の新入社員に質問されたときの答えがコレ。 なんでも彼は今の会社でがんばって上に行ってスキルをつけて独立したいそうだ。 あんまりこれからの時代は独立は薦めないんだけどね~ まぁ、今の会社で仕事の実力をつけて社内的地位を上げていきたいというのは理解できるので、いろいろお話させてもらった。 一緒に他社とのミーティングに出席した後に二人で青山のこじゃれた喫茶店(カフェなのかな・・)でお茶♪ そこのお店の娘が可愛かった~♪さすが青山♪ で、新入社員の彼はいっぱい業務をこなしながら、先輩や上司の仕事振りやスキームを勉強していると言ってた。 若いのに偉いよねぇ~ 上司の部長が僕のこと良く言ってくれてたみたいなので、興味を持ってたんだって。 ポっ♪ なんだか女の子に告白された様な気分でした~ そんで、実力をつける秘訣ってありますか?って言う質問をもらったわけね 秘訣なんて無いと思うけどね~ という前置きを言っておいてそのあとに最初の発言、 「毎日、仕事のやり残しを絶対に作らないことだねぇ~」 と伝える。 「なるほど!他には?」 「そんだけ」 「はぁ」 そのあと、「やり残しを絶対に作らない」っていうことの重要さを、事細かく説明してみた。 彼の仕事の業務内容に当てはめて具体例も伝えてみた。 彼は一生懸命メモとってたねぇ~ 前向きの姿は気持ちいい、 そういう姿勢を見せられると僕のほうも襟を正してしまうし 僕自身も勉強させられる。心に響く若さを感じる。 実はこの言葉は以前、比叡山の坊さん(怒られそう...)から紹介された鍛冶屋の棟梁からいただいた言葉。 ひとつの刀を仕上げるのに必要な事が3つあると教えられたそのなかのひとつなわけ。 ソレを僕は「心・技・体」の3つに連携しアレンジさせてもらい記憶させてもらってる。 それの「体」の覚悟の言葉がコレ。 「いつも死ぬ気でやっとるから、今日中にできることを精一杯やる。」 そんなようなことを、僕なりにアレンジして昔から使ってるだけ。 僕の仕事柄、さまざまな企業に顔を出して意見交換などしていると、仕事の実力が伸びる人物の特徴として『今日できる仕事は、今日中に絶対にやる、終わらせる』というのがあった。 当人たちは知ってか知らずか、そのような行動をしている。 考えてみれば、社内でどんな部署に就こうと、こういう習慣が身についていれば実力が自然についていくだろうことは想像に難くない。 言葉は鍛冶屋の棟梁の「受け売り」ではあっても、僕自身この言葉と考え方で大きな恩恵を受けてきたんだと実感している。 ちょこっとでも若い彼の役に立てばうれしいと思う。 すぐに得心しなくても、彼の長い人生の中で 「あ~~そんな事言ってた人がいたなぁ~」 といつか思い出してくれればそれいいのではないかと思う。 事務所に帰って 「ただいまぁ~、いや~久しぶりに青山の骨董通り行っちゃった~ 新しい喫茶店あってサ、いい雰囲気だったよぉ~♪」 「あ~そうなんですか~ まさか、仕事そっちのけで 喫茶店で可愛い女の子みつけてデレデレしてたんじゃないでしょうねぇ~♪」 「そ、そんなことないよ~ちゃ~んと仕事もしてきたよ~」 「『も』ですか?『仕事も』ですか?図星ですね。」 「・・・・・・・・えっと、あ、ソウソウ明日までにこれやらなきゃ・・・ゴソゴソ」 う~ん、僕はその日その日を生き延びるのがやっとのようです。 人に偉そうに言ってる場合じゃない。。。。イソイソ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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