LFJ2016の2日目は動物の謝肉祭と天地創造で(その3)
いよいよメインの「天地創造」へ。公演番号:216/大自然のスペクタクル~天地創造の壮大な歌劇 日時:5月4日(水・祝) 20:45 ~ 22:45 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥3,000(S席1階23列目)曲 目: ハイドン:オラトリオ「天地創造」出演: ソプラノ:リュシー・シャルタン アルト :ゾエリーヌ・トロイエ テノール:ファビオ・トゥルンピ バリトン:アンドレ・モルシュ 合 唱 :ローザンヌ声楽アンサンブル 管弦楽 :シンフォニア・ヴァルソヴィア 指 揮 :ダニエル・ロイス感想: 鳥の声で開演時間となり、オーケストラが登場。その後に合唱団(前列Sop9人、Alt10人、後列Ten9人、Bas9人)が入場し、最後に指揮者とソリストが登場。 天地創造は3部構成。1部は天地創造の第1~4日の13曲、2部は第5、6日まで15曲、3部は創造された人間アダムとエヴァの姿が6曲、全34曲をソリストと合唱の掛け合いで演奏される。 ソリストは無理に声を大きくせず、頭声のよく響く声で歌い続け行く。合唱もデッドな5,000人ホールを満たすような響き。後半に向かい、どんどん盛り上がり、終曲で最高潮に。 素晴らしい演奏で聞く方も気分が高揚し、本日12時間の疲れが一気に吹き飛んだ。周囲にはスタンディング・オベーションの観客も。 全曲2時間の演奏のため通常は各部間で休憩が入るが、今回は2部と3部の間に演奏者のみ5分間休憩が入った。事前のアナウンスもあり特に問題はなかったが、観客には少々無理を強いる状況で一部はトイレに走る人もいた。 観客含めた休憩にしてしまうと5,000人のホールなので30分以上は必要で、終演が23:30頃となり、致し方ないか。 ほぼ12時間の鑑賞で、途中疲れを感じたが、有料コンサートの間も周辺レストラン、屋外屋台や無料コンサートで楽しむことが出来た。 今回初めて1日券パスポート券を利用したが、対象のコンサートの席が全て同じため、広いホールAで迷うこと無く利用できることはメリットあり。 ホールAはいずれも空き席が少なく、それなりに観客が入っていたが、読売ホールも会場から外れ、全体的には昨年よりも少ないのではと心配に。日比谷野外はどの位入ったのか? 来年のテーマは既に発表されており「ダンス」。どんな曲、どんな演奏者が来てくれるか今から楽しみである。End