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気ままにオレゴン日記

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May 9, 2006
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カテゴリ:お出かけ

シアトルの北、カナダとの国境近くの海に170以上の大小の島々からなるSan Juan Islands(サンファンアイランド)という所に行ってきた。

以前から一度行ってみたかったところだ。その理由はOrca(オルカ)に会いたかったからである。オルカは海のハンターとも言われるシャチのことです。

春から秋にかけて北上するコクジラを襲うため、このあたりに多くのオルカが住んでいるという。

私たちは小型のボート(この日のお客は20人)に乗って約1時間ちょっと移動し、オルカウォッチングをしました。

遠くにオルカの姿を認めたら船はエンジンを止めなくてはならない規則があるそうです。そしてオルカが近寄ってくるのをひたすら待つのです。エンジンを止めてまもなく「10時の方向に2匹のオルカがいる」と同乗したナチュラリストが教えてくれた。

「今度は7時の方向だ」彼らは泳いでいるのだから初めに顔を出したところに又顔を出すはずがない。次に出てくるところを予想して見ていなくてはならないが意外にひと泳ぎが大きくてなかなか思うように見られない。

そんな難しい被写体をがんばって撮った夫の傑作写真をみて下さい。

その後別の3頭も現れ、そのうちの一頭が船縁の近くに現れたときにはみんなで多いに興奮した。けれどシーズンにはまだ少し早かったせいか今日見られたのはこの5頭だけでした。

このあたりに住む80頭前後いるシャチの全てが背びれと斑点で識別されており、ベテランのナチュラリストになるとかれらの名前と年齢を一瞬で判別できるという。でも今日のナチュラリストは船長さんに名前を聞いていたからまだまだ修行が足らないかな。

願わくばもう少し沢山のオルカを、もっと近くで見たかった。

何年か前「フリーウィリー」という映画があった。その映画に主演?したシャチのKEIKOは仕事を終えた後オレゴンの水族館で療養し、その後サンファンアイランドの近くで自然に戻る訓練をしアラスカの海に戻っていった。でも、やはりほかの仲間に入れなかったり、えさを上手にとることが出来なかったのだろう、自然に戻りきれず何年もしないうちに死んでしまったそうだ。

お天気もよく、鏡のように静かで青い海、島々の新緑の美しさ・・・心が洗われるような気持ちのよい1日だった。

 






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最終更新日  May 9, 2006 05:44:42 PM
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