カテゴリ:整骨院
今月から勤務してくれているB君。
同じく今月から専属スタッフになってくれたA君の後輩で A君の勧めで当院に移籍してくれたのですが 来ない。 ま、まさか~~?? A君が慌てて電話すると 受話器の向うでは何やら重い雰囲気の様子。 「この業界でやっていく自信がありません。」 先週末は確かに忙しく、患者様の来院数も多かった。 しかし、治療経験の差からA先生と入職日を同じくしても B君が対応する患者様の人数は圧倒的に少なかったのだった。 院長(夫)としても 彼の技術で対応出来るレベルの疾患・症状の患者様がいれば 経験を積ませたいのは事実だったが 疾患・症状を診る前に「患者様」を観察させることが先決と判断したのだ。 通われている患者様の訴え、言動、表情から 何をどう読み取るのか。これは経験に因るものが多い。 新患さんの場合はまた別だが、彼にはまず 疾患・症状よりも「人」を見る力、 これをいち早く身につけて欲しかったのだ。 患者様の誘導や他のスタッフによる治療の補助に駆け回るうち 彼の治療家としてのプライドが傷付いてしまったのか それともあまりの忙しさに限界を感じたのか… A君の説得でとりあえず院に来て話をすることになったB君。 A君にしてもショックだったに違いない。 お昼には頭を垂れた彼がやって来た。 そして夜10時半、 「お疲れ様でしたーーー!!お先に失礼します!!」 大きな彼の声が聞こえる。 彼が復活していた。 院長とA君、そして他のスタッフとどんな話し合いが行なわれたのか 詳細についてはわからないが(私は夜もサロンに入っていたので) 一体どんな魔法を掛けたのか(どんな呪いを解いたのか?) 彼のモチベーションが復活。 とにかく、明日からも彼の元気な挨拶が聞けそうだ。 はぁ~~良かった。 この毎日は心臓に悪い(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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