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カテゴリ:ヨット
海の上で仕事して、海の上で暮らしていた私にとって
天気を知ることは、とーっても大切なことでした。 風向きや、風速、雲の動きから雨雲の大きさ・・・ 一応、天気予報を聞くのですが、 なにせ、オーストラリアは広い国なため、 天気予報もおおざっぱ!! 日本のように、東京と千葉の天気の違いのような 細かさなんて、絶対に期待できません。 なので・・・自分で天気を知る癖がついてしまいました。 長年やっているとかなり、当たるようになってきて ばっちり当たったときは、"ほらね!”と かなり自慢げでした。 まずそのコツは・・・ 1.雲の流れを見る・・・雲が天気を変えているので、 雲がどっちの方向に流れているかを見ます。 どのくらいの速さで動いているのかがわかれば、 何時ころ、その雲が頭上に来て、曇ったり、雨をふらせたり するかがわかります。 2.風向きを見る・・・暖かくなるか、寒くなるかはこの 風向きで、よーくわかります。風を感じるのが難しかったら、 高い木の枝を見ると、風速がわかったりします。 私はいつも、やしの木で判断してました。 3.においをかぐ・・・雨が降りそうなとき、雨のにおいが するんです。におってからではおそい!と、いわれるかも 知れませんが、雨のにおいって、降る前に一番におうんです。 4.バケツを外に置く・・・降水量を調べるには、これしか ないでしょ。 いつも、同じ位置で毎日確認すると、違いがわかってくるんです。 ひまだったら、試して見てね! ボートハイヤーのビジネスを経営してたとき、こんなこともありました。 お客さん:”今日、釣りに行きたいんだけど、雨が降る?” わたし:”あっ、ちょっと待ってください。(雲が来る方角を見て確認) そうですねえ~、あの大きな雨雲が、こちらに近づいてますので、 あれが、真上にきたら雨が降ります。” お客さん:”じゃあ、それ何時?” わたし:”えっ・・・・な・ん・じ????!!!” 日本では、何時から何時まで、降水量何パーセントと、とっても 詳しく教えてくれるんですよねえ。 それになれている、日本人の観光客の人は、 オーストラリアのケアンズでも、同じことを 期待するんですよ。 あの時は、とってもびっくりしましたが、 日本に住み始めて、あのお客さんが質問したわけが よ~くわかりました。 でも、たまには、天気予報に頼らないで、 自分の五感を大いに活用して、天気を占ってみるのも 楽しいですよ。 雨雲がやってくる~!!にげろ~!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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