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カテゴリ:国際報道
北海道放送(株) 新型コロナウイルス 22日午後、新型コロナウイルスの12日から18日までの新たな感染確認の状況が発表されました。北海道全体では10.31人で、2週連続で前週を下回りました。一方、インフルエンザは21.12人で、3週連続で前週を上回り、再流行と言えそうです。 新型コロナの新規感染者数は、去年5月8日の「5類」移行後、これまでの全数把握を取り止め、北海道内30の保健所単位で、指定した医療機関からの報告に基づく定点把握となっています。 12日から18日までの1週間、30か所の保健所単位で指定した医療機関の報告を平均した1日あたりの新規感染数は、下記のようになりました。前週を下回るのは、2週連続です。 また、30の保健所別では、前週より増加したのは、浦河と上川の2地点だけで、前週(15地点)より大幅に少なくなりました。 札幌市保健所によりますと、札幌市でもオミクロン株の新たな変異株である「JN.1」が去年12月に初めて確認されていますが、市立の幼稚園、小学校、中学校、高校で学級閉鎖の措置がとられているのは、前週と同じ3校だけでした。 ◆全道 10.31人(前々週14.95人、前週15.40人) ・札幌市 10.54人(前週15.96人) ・小樽市 8.00人(9.80人) ・函館市 13.00人(16.90人) ・旭川市 10.69人(16.08人) <石狩、空知、後志地方> ・江別 13.75人(20.38人) ・千歳 11.38人(20.38人) ・岩見沢 6.63人(9.63人) ・滝川 9.17人(12.67人) ・深川 24.00人(24.00人) ・倶知安 11.25人(17.00人) ・岩内 5.00人(15.00人) <胆振、日高、渡島、桧山地方> ・室蘭 25.13人(30.38人) ・苫小牧 7.00人(11.75人) ・浦河 7.33人(4.33人) ・静内 17.00人(28.00人) ・渡島 9.43人(10.71人) ・八雲 12.00人(22.67人) ・江差 5.67人(14.33人) <上川、留萌、宗谷、オホーツク地方> ・上川 13.67人(10.00人) ・名寄 7.60人(10.00人) ・富良野 19.00人(28.33人) ・留萌 9.33人(11.33人) ・稚内 7.00人(10.13人) ・網走 2.80人(9.80人) ・北見 9.71人(16.00人) ・紋別 10.40人(13.20人) <十勝、釧路、根室地方> ・帯広 5.75人(8.08人) ・釧路 7.36人(11.45人) ・根室 6.50人(6.50人) ・中標津 6.00人(10.00人) ちなみに、同じ「5類」のインフルエンザの場合、10.00人で注意報、30.00人で警報レベルとされています。 30.00人以上の地点は、3週ぶりにありません。 一方、10.00人以上の注意報レベルは、最多の室蘭をはじめ、札幌市、函館市、旭川市、江別、千歳、深川、倶知安、静内、八雲、上川、紋別の12地点で、前週(24地点)より半減しました。 ※注意報 流行の発生前なら、今後4週間以内に大きな流行の可能性あり、発生後なら流行が継続の可能性。 ※警報 大きな流行が発生、または継続しつつある可能性。 一方、かつてない感染拡大が続いていたインフルエンザは一時、減少したものの、3週連続で前週を上回る21.12人(前週16.76人、前々週11.47人)で、再流行と言えそうです。 29.34人で、警報レベルの30.00人に迫る札幌市では、市立の幼稚園、小学校、中学校、高校で学級閉鎖の措置がとられたのは、87校に上っています。 札幌市手稲区のわたなべ小児科アレルギー科クリニックでは、当初の感染拡大はA型が多かったものの、最近はB型が多く、渡辺徹院長は「置き換わりがすすみ、再流行の懸念がある」と話しています。 <30.00人以上の警報レベル地点> ・小樽市 43.00人 ・江別 56.50人 ・千歳 48.25人 ・帯広 42.08人 <10.00人以上の注意報レベル地点> ・札幌市 29.34人 ・函館市 10.50人 ・旭川市 24.31人 ・岩見沢 16.75人 ・深川 10.00人 ・倶知安 14.25人 ・岩内 14.50人 ・苫小牧 20.63人 ・名寄 20.80人 ・富良野 22.67人 ・北見 22.14人 ・紋別 13.60人 ・中標津 12.00人 北海道放送(株) 最終更新:2/22(木) 15:46 HBCニュース北海道 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 23, 2024 04:22:26 PM
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