ひとのいいネコ」 田島征三 絵、南部和也 文(小学館)
「ひとのいいネコ」 田島征三 絵、南部和也 文(小学館)【ネコのホルスは、おひとよし。森でであった一匹のノミに、血を吸わせてあげました。・・・するとノミは、たまごを生んで、ドンドン増えてきたのです。〈br〉どうする、ホルス・・・・・・・・・・・・。】とあります。〈br〉一匹が十個のたまごを生み、十匹のノミが、また十個づつ生み、それから、ひと月たったある日、ホルスは、また森で、〈br〉あのノミと十匹のノミと百匹の孫のみにあいます。〈br〉ひとのよいホルスは、「一口だけなら・・・いいですよ。」〈br〉と小さな声で答えました。・・・・・。〈br〉次の週また、ノミは,十個づつ卵を生みました。〈br〉それから、ひと月たったある日、ホルスは、また森で、あのノミと〈br〉十匹のノミと百匹の孫のみと1,000匹のひ孫のノミにあいます。〈br〉「一口だけ」「一口」ノミはいいます。ものすごく 惹き付けられてしまう一冊です。田島征三さんの絵もすばらしいし、文は、獣医の先生が書いたものです。何回読んでも、おもしろい。大好きな本です。子供達も真剣です、息するのももわすれて聞き入っていましたよ。