雨と涙の激走!
東京国際女子マラソンは小雨の国立競技場をスタート!わが陸上部の女子部員も午前中の練習会の後、kuriさんの応援に駆け付けてくれた。私は練習会には参加せずに直接応援に駆け付けた。先導車に続いて先頭集団が通り過ぎる。土佐礼子に続き高橋尚子が続く。高橋尚子は髪がやや長くなったようで、白い帽子が似合っていた。 ややあって市民ランナーが通り過ぎる。色とりどりのウエアーは女性ならではの光景で、おしゃれな風が通りすぎてゆく。早くも興奮する。まもなくわれらがkuriさんが手を振って通り過ぎる。慌ててシャッターを押すが間に合わなかった。地下鉄で赤羽橋に移動。13km地点ではすでに先頭集団は通過したあとで、後続の選手がどんどん通過してゆく。まもなくMARAさんを発見、集団の後方に付けていて発見するのが遅れてしまい、シャッターチャンスを逃してしまった!(へたくそ!→自分)それから間もなく、近くで仲間が歓声を上げているので、きっとkuriさんだろうと思い、ファインダーを覗きながら夢中でシャッターを切った。kuriさんはまだまだ元気だ。頑張れ!その後田町駅前へ移動。簡単な昼食後、コースへ戻ると、雨足が強くなり、路面は冷たい雨で水たまりも出来ている。29km地点だが、間もなく選手がやって来た。先頭は土佐、高橋がぴったり付けている。やや遅れて資生堂の尾崎朱美選手が続く。招待選手やエリートランナーがたくさん帰ってきた。MARAさんは相変わらずさっきの集団に付けていた。そのあとkuriさんがやって来た。2時間20分。元気良く手を振ってくれた。まだ元気だ。この走りならきっと完走は間違いない!そう確信してゴールへ移動。雨の国立競技場、トップはすでにゴールしていて、土佐礼子が優勝、高橋尚子は足の痛みが出たらしく、3位に終わり、代わりに尾崎選手が2位。おめでとうございます!一方市民ランナーの方は?MARAさんは3時間10分ほどで無事完走、ゴール後は号泣されていたので、私ももらい涙と手振れでシャッターが切れない!そしてkuriさんは3時間19分半ほどで見事ゴール!最後はお疲れだったようで、トラックに入ってから何人かに抜かれたが、それでも文句なしの完走。トップ選手が大きく遅れる中で、自己ベストを大幅に短縮したのは素晴らしい。応援に来られていたお父様もさぞ嬉しかった事だろう?「レースは努力の晴れ舞台」と夜久弘さんが言っているとおり、参加者一人ひとりがそれぞれのドラマで涙をたくさん流した結果、今日この晴れ舞台があるわけで、完走できなかった人も含めて素晴らしい感動のドラマをライブで見せていただいた。参加された選手の皆さん、お疲れさまでした!そして感動をありがとう!たくさんの勇気と力を戴いたお陰で、私も早く怪我を治してまた走りたくなった。