人工甘味料の安全性(3)
前回まで人工甘味料の中でも一番問題がありそうな、アスパルテームについていろいろ考えていきました。今日はその続きです。アスパルテームはアスパラギン酸とフェニルアラニンという2種類のアミノ酸とメチルアルコールとを結合させたものです。「副作用の犯人はメタノール」という意見が多いようです。アスパラテームが小腸内でキモトリプシンという酵素と一緒になるとメタノールが放出され、これが分解してホルムアルデヒドという強力な神経毒になります。つまり簡単に言えばアスパルテームを摂取し、体内でメチルアルコールが酸化されてホルムアルデヒドが出来てしまう、という事です。米国環境保護局によると、メタノールは「蓄積する毒物」だという事です。一日7.8mg以上の摂取を警告しています。アスパラテーム入りダイエット飲料を1日1リットル飲むと、体はその7倍、つまり55mgのメタノールをつくり出すことになります。またアスパラテームが30℃以上に熱された場合、、遊離メタノールがつくられます。そしてメタノール吸収がスピードアップ、神経毒の作用が拡大するのです。それでも30℃以上の加熱が必要なゼラチンのデザートなどにもアスパラテームの使用は認められているのです。実はアスパルテームは、一度、ペンタゴン(アメリカ国防総省)の化学兵器目録にも登録されたことのある、化学薬品なのです。アスパルテームが入った食品は以下のような表示がされています。「L-フェニルアラニン化合物」これはフェニルケトン症の方のための表示です。フェニルケトン症 遺伝的な酵素欠陥のため,フェニルアラニンが分解できません。この代謝異常のため,放っておくと脳の成長が阻害されて知恵遅れになる。早期に発見し,フェニルアラニンを抑えた食餌療法を行えば障害は回避される。 日本では行政の指導で、生後5日前後にすべての新生児が検査され、患者を発見,治療するシステムが整っています。厚生省の資料によると、昭和52年~平成7年の日本における患者の割合は、新生児約8万人につき1人となっています。 続くもし面白かった、役に立ったと思われたらクリックしてくださいお願いします私が経営している治療院です トーエ治療院お勧めサプリメントショップ