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2017.08.11
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テーマ:トリビア?(277)
カテゴリ:トリビア
先日テレビで■日本人のおなまえ■というのがあった。
日本人の名前の由来などの番組だが、この回は沖縄編。
その中で特に面白かったのが■「童名(ドーナ、ワラビナー)」。
沖縄には名字と下の名前以外に、さらに3つの名前があった!?
今回、番組の徹底取材により、かつて琉球王国だったある島では「トゥク」や「マニュ」など、不思議な響きの名前で呼び合う風習があることを発見!
南国の島暮らしに息づく“もうひとつの名前”の謎と魅力に迫る。
さらに“一家の伝統が刻まれた”お名前や、“一族の結束を強める”お名前も登場。
 沖縄の女性の名前には、「ウシ、カマ、ナベ、カマド、ツル、カメ、マツ、ウトといったものが比較的多く見られる」(寿岳1979:132-133)
鶴の香合 ツル、カメ、マツといった名前は、縁起のいいものとして本土にもその名を持つ人が存在するが、ウシ、カマ、ナベ、カマド、ウトは、いずれも本土ではなじみのない名前である。
朝岡(1993)によると、沖縄ではカマドは「火の神」とされている。
また、昔、沖縄では、カマとカマド、カマとナベがそれぞれ同じような意味合いを持っていたという。
つまり、カマドが火の神であることから、それに類似するカマやナベも火の神と結びつき、宗教的にあがめられる存在になったのではないかと推測することができる。
また、ウトに関しては、寿岳(1979)が、「祖先の霊に線香を上げて合掌することを「ウートートー」等ということがあり、そこから出たものとも考えられる」(寿岳)
1979:133)と述べている。
以上のことから、沖縄特有の女性の名前は、宗教的な意味合いを含むものが多いと考えられる。

  ここで私は、あることに気が付いた。

それは、「ナヴィの恋」という映画だ。
「ナヴィ」というお婆さんの沖縄が舞台の映画を見たのは、もう20年近く前のこと。

変わった名前と思っていた。
そうか、このナヴィとは、鍋のことで、あのお婆さんのワラビーナ(童名)だったのか!!
日本人のおなまえっ!■は、前編と後編が
再放送される!!

★8月15日(火) 午前0時10分
人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!【沖縄・前編】

★8月22日(火) 午前0時10分
人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!【沖縄・後編】名前で旅する沖縄!


■八重山諸島に行った時のblog■
沖縄:は行とパ行
八重山諸島のトリビア
与那国の古代文字:カイダ文字
「月刊やいま:古井戸の記憶

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Last updated  2017.08.11 22:12:48
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