テーマ:今日はこんな日でした☆(12)
カテゴリ:里山・歳時記
そして元日の夜から火を燃して、 二日の寅の刻頃(朝の四時頃)から番頭など四、五人が 新しい木綿の着物や半纏を着て、湯屋の名を書いたぶら提灯を 持ったり、腰にさして銅盥(たらい)を叩いたり、竹筒を吹き鳴らしていっせいに 「わいた、わいた」と叫びながら隣町を巡って初湯を知らせるのを例とする。 竹筒の音は法螺(ほら)に似ている。 ■江戸あじわい図譜■ ご飯、酒肴、菓子、外食…季節を大切にした江戸時代の食生活を江戸・大坂・京都を比較しながら幕末の記録文書『守貞漫稿』を基本に約400点の貴重図版で実証。 ■湯屋と銭湯■ 湯屋は「ゆや」または「ゆうや」と読み、銭湯のこと。 江戸では湯屋といい、大坂では風呂・風呂屋といったのだそうだ。 今のように簡単に風呂に入ることができなかった江戸時代。 しかも、火鉢やこたつくらいしか、暖房器具のなかった江戸時代の冬は、湯に入ることは、天国だったのだろう。 ましてや、初湯となると 「銅盥(たらい)を叩いたり、竹筒を吹き鳴らしていっせいに 「わいた、わいた」と叫びながら隣町を巡って初湯を知らせるのを例とする。」って、お祭り騒ぎ。 でも、湯屋(銭湯)で初湯を楽しむことができるのは、どのくらいいたのだろうか? にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ < お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[里山・歳時記] カテゴリの最新記事
|
|