テーマ:今日はこんな日(966)
カテゴリ:時事ネタ・主張
明治期までは日本は子どもの楽園とみなされていたのだ。 「子どもの楽園」とは、江戸末期から明治初期に日本を訪れた欧米人に愛用された言葉だという。 (以下、渡辺京二『逝きし世の面影』より) 明治10年に来日し東京大学で教鞭をとり、大森貝塚を発見した生物学者モースの評。 「モースは言う。 『私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。 世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。 ニコニコしている所から判断すると、子供は朝から晩まで幸福であるらしい』」(P390)■高瀬仁の「諸悪獏作」日記■ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校や外出自粛の長期化によって、親子ともにストレスを抱える状況が続いている。 虐待やドメスティックバイオレンス(DV)が懸念されているが、相談件数が減っている県もあり、 「相談する余裕さえなく、被害がより潜在化している可能性がある」と警戒を強めているという。 ■児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」■ 虐待に気づいた人からの相談だけでなく、子ども、保護者のSOSがいちはやくキャッチできるよう、児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」が運用されている。 ■なかつたらうマンモスを狩る男らが弱き子供を虐(しいた)ぐるなど■ (我孫子市 島津康右) 今から100年少し前のわが国では、子どもたちは虐待されるどころか、驚くほどの自由を享受していたというのだ。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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