テーマ:歳時記(397)
カテゴリ:里山・歳時記
一年中で太陽が最も南にあり、日中の時間が短くなる頃で、北海道では午後三時を過ぎると薄暗く、気温もぐっと低くなり、 人々は本格的な冬の到来と冬の準備や冬囲いなどの冬支度に忙しい時期である。 冬至からは日が、畳の目の長さだけ毎日長くなるという。 冬至には、南瓜を食べる習慣が全国的にある。 こんにゃくを食べるところもある。 南瓜は冬至を過ぎてから食べるもんではない、年を越させてはならぬなどといって、冬至まで南瓜を囲っておいて食べる。 冬至の南瓜は初めからきめておく例もあり、自分の家だけで食べるものとされている。 これを食べると魔除けになり、中風や風邪に罹らぬという。 冬至には柚子湯に入る風習が広くみられるが、冬至の柚子を縁の下に投げ込んでおくと火を防ぐという。 また、徳利に清水を入れて大黒柱の下におくと火を防ぐともいう。 この徳利を屋根の上にあげておく家もある。 沖縄では冬至雑炊といって、七日正月のように七草の雑炊を食べる。 岐阜県には冬至弘法といって、村の弘法堂に冬至の日に集まり、人参飯を炊いて握り飯にし、子供らに分ける風習があった。 冬至の日に弘法が、様々に姿をかえて村々を巡り歩いたという言い伝えもあった。 また、冬至に木戸口や炉で火を焚く風習は、東日本のそちこちにある。 開拓の村「北海道歳時記30」 ■北海道歳時記:秋の彼岸■ ◎冬至にコンニャクを食べるところがあるというが、■庚申の日のコンニャク■が12月19日にあるのは、たんなる偶然だろうか・・・? にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.21 00:03:24
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